無料EA

今週の経済指標(20240729)


先週は、強烈に円が買われた一週間でした。

最近、個人的に身内の都合でトレード時間が取れず、無料EAの運用時間も途切れ途切れになりがちでイマイチ冴えません…😅

しかも肝心のドル円を完全にスルーしてしまい💦、結果は+16pips程の微益で終わりました。

しっかり稼働時間が取れた方は結構稼げたと思います👍…が、今週は難しい相場になりそうなので、気持ちを切り変えて慎重にいきましょう🧐

先週のドル相場は、週初のバイデン大統領の次回大統領選出馬を辞退との報道から若干のドル売りで始まりましたが、大きな動きにはなりませんでした。

水曜日のPMIでは製造業の悪化を受け売られる場面もありましたが、木曜日のGDPでは予想を上回ったことを受けやや買い戻しが入りました。

注目だったPCEデフレーターは、概ね予想値と近かったこともあり大きな動きにはならず、週を通してのドル相場は、僅かに買い優勢のレンジ展開だったように思います🤔

先週の相場で中心的だったのは、強烈に買われた円でした😱

円は週明けから波乱含みで、自民党の茂木幹事長が講演で日銀の利上げに言及したことを受け大きく円が買われ、先週の強烈な円買いの第一波となりました。

前週の河野太郎といい茂木幹事長といい…このデリケートな時期に、部外者が…何を無責任なことを言っちゃってるんですかね〜😩

…で、今週は「そんなことは言っていない…」とか火消しに走るんですかね〜😩

この後も、株価急落に伴うリスクオフムードやイエレン財務長官から介入に対する牽制発言などもあり、ドル円は5円以上の下落を示し一時152円を下回るくらいの超強烈な急落となりました😱😱

イエレン財務長官の「為替レートは市場で決定されるべき…」といった発言は、当初日銀への介入への牽制と見られていましたが、後に「通貨安誘導が問題で、日銀の円買い介入は状況が違う…」と、日銀への牽制ではないことが判明🧐

現状の円相場は過度に利上げが織り込まれた状態になっている節があり、現状の円買い材料が怪しくなってきた場合は急激な反発の可能性もあり注意が必要かもしれません🤔

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
7月22日(月曜日)
茂木幹事長が利上げに言及 円買い🔥
  • 利上げも含めて金融政策を正常化する方針を明確に打ち出す必要がある…🤔
  • デジャブ河野太郎
  • 発言撤回or火消し→反発🤔
  • それとも本当に利上げがあるのか🧐
7月25日(木曜日)
イエレン財務長官

介入牽制発言

円売り材料
  • G20で「為替レートは市場で決まられるべき」と発言
  • 日銀への牽制と見られ、強い円売りが入り反発🔥
7月27日(土曜日)
イエレン財務長官

日本への介入牽制を否定

これは…🤔
  • 問題視してきたのは通貨安への誘導で、円買い介入を実施した日本は状況が異なる🔥
  • 円買い介入への許容とみられて、円高要因になるかも…🧐

今週の注目点

今週は、日銀会合〜政策金利〜植田総裁の記者会見、FOMC〜パウエル議長の記者会見、英中銀(BOE)会合〜ベイリー総裁の発言が中銀絡みのイベントとして非常に注目されます🧐

経済指標では、欧HICP、豪CPI、ISM製造業、そして米国雇用統計と、ラスボス級のビッグイベントを含め、インパクトのありそうな指標やイベントが多数あります🔥

先週の円買い材料の一つだったイエレン財務長官の介入牽制は、日銀のことではないと判明したので、週初は円買い圧力になる可能性もあると思います。

ただ、日銀会合とFOMCが終わるまでは、特別なリーク情報などが出ない限りは大きな動きになりにくいような気もします…🤔(わかりませんが…)

今週の無料EA運用スタンス

今週はラスボス級のイベントや経済指標が多く、月末月初ということもあり自動売買にとっては非常にやりにくい週になると思います。

日銀会合、FOMC、雇用統計ではEAを止めることにしているのですが、そうした場合はまとまった稼働時間が取れないので悩ましいところです。

私用で忙しいこともあるので、今週は全休みでもイイかな〜と考えています🧐

仮に、EAを運用する場合でも普段よりロットは控えめにするつもりです💦

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
7月30日 18:00 欧・四半期GDP EUR
23:00 米・雇用動態調査(JOLTS)求人件数 USD
水曜日
7月31日 10:30 豪・消費者物価指数CPI AUD
お昼頃 日・日銀会合〜政策金利、展望レポート JPY
15:30 日・日銀 植田総裁 記者会見 JPY
18:00 欧・消費者物価指数HICP(速報値) EUR
21:15 米・ADP雇用統計 USD
木曜日
8月1日 03:00 米・FOMC 政策金利 USD
03:30 米・FRBパウエル議長 記者会見 USD
20:00 英・BOE政策金利、MPC議事要旨 GBP
20:30 英・BOEベイリー総裁 会見 GBP
23:00 米・ISM製造業景況指数 USD
金曜日
8月2日 21:30 米・雇用統計 USD

順に見ていくと…


7月30日(火曜日)

18時「欧・四半期GDP」

前期比では若干のマイナス予想となっていて、予想通りであればやや上値が重くなるかもしれません🧐

下振れがそこそこ合った場合は売られやすくなる可能性もあるので一応注目しています。

23時「米・雇用動態調査(JOLTS)求人件数」

金曜日に雇用統計があることから、雇用関連指標の注目度は上がっている可能性もあります。

大きくは動くことは少ないのですが、稀にこのJOLTSでガツンと動くこともあるので一応発表時間は見るようにしています。


7月31日(水曜日)

10時30分「豪・消費者物価指数CPI」

事前予想がやや強気なような気もするので、発表直後は反応するかもしれません。

豪ドルの通貨ペアは事前に止めておいたほうが無難かもしれません🤔

お昼頃日・日銀会合〜政策金利、展望レポート」

15時30分日・植田日銀総裁 記者会見」

先週の円相場を見ていると、今週の日銀会合での利上げが過度に織り込まれているような感じがします🤔

仮に、日銀が利上げに踏み切れば円買いの流れは続くと思われますが、可能性が高そうなのは金利据え置き…からの円の反発売(ドル円急騰)🔥

ただ、金利を据え置いた場合のドル円急騰は事前に予想できるので、日銀側としては植田総裁の記者会見で次回利上げを強く示唆する発言や実弾介入(イエレン財務長官の心配がなくなった…)など、円買い方向への対策をしてくる可能性もあり、そう単純にはいかないような気がします。

一応、時間が合えば指標トレードを狙っていくつもりです😅

18時「欧・消費者物価指数HICP(速報値)」

事前予想では若干の減速予想になっていますが、特にサービス部門が下がってくると利下げムードも高まってくるのでは…と見ています🧐

21時15分「米・ADP雇用統計」

週末に雇用統計があるので多少注目度は上がっているよウンビ思います。

事前予想とブレが大きいと反応することもあるので一応注目です。


8月1日(木曜日)

午前3時「米・FOMC 政策金利」

3時30分米・FRBパウエル議長 記者会見」

今回は据え置きが大方の見方です。

注目は9月利下げについて言及があるのか無いのか…どの程度の…といったところではないかと思います。

ただ、最近の動向としてはFRBの選択肢を制限せず、市場にも影響が出ないように気を使っているように感じられ、「今後のデータ次第…」といった感じのコメントになるのではないかと予想しています🤔

ただ、万一があったり口が滑ったりした場合はブッ飛ぶだけのポテンシャルはあるので注意しています。

20時「英・BOE政策金利、MPC議事要旨」

20時30分「英・BOEベイリー総裁 会見」

事前予想では0.25%(25bp)の利下げ予想となっています。

ただこれ、どうですかね〜🤔

据え置きの可能性も高いような気もしますが…わかりません。

仮に据え置きだった場合は結構動く可能性もあると思うので、指標トレード狙いにはイイかもしれません💦

23時「米・ISM製造業景況指数」

3月以降は下落傾向にありますが、前回48.5、予想値49.0と多少の反発が予想されています。

50.0のラインを超えてくるようなら買い材料になりそうですが、悩ましいところを攻めてくるような気がします🤔


8月2日(金曜日)

21時30分「米・雇用統計」

雇用者数についてはブレが大きくなんとも言えませんが、失業率の事前予想は前回同様4.1%となっています。

仮に失業率が上がってくれば、利下げムードも高まってきそうなので注目です。

今週はこんな感じでテクニカル無視で動きそうなポイントが多く、EAにとってはやりにくい週だと思います。

ロット控えめで慎重に頑張っていきましょう👍








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