無料EA20230807

今週の経済指標(20250224)


前週の強いドル売りから買い優勢でスタートしたドルでしたが、自律反発に加えてウクライナ終戦ムードが後退したこともありジリジリと値を戻しました🧐

前週の下落からフィボナッチ38.2%あたりまで戻しましたが、FOMC議事要旨で流れが変わり、週後半は大きく値を崩しました😱

ドル円についても週後半は円高ドル安が加速し149円台前半で引けました。

テクニカル的に2024年12月3日あたりの節目となる水平線に差し掛かってきており、一旦反発するのかズルっといくのか…注目しています🤔

今週はいかにもデンジャラスな指標はありませんが、引き続きトランプ政権絡みのニュースや要人発言などには注意が必要ではないかと思います😇

先週の振り返りから

先週のドル相場は、珍しくFOMC議事要旨で一気に風向きが変わりました🔥

問題になったのは、声明などで言及されていなかったQTの減速/停止についての記述で、債務上限問題が解決するまでバランスシートの縮小を一時停止または減速することが適切…との部分に大きく反応したものと思われます😱

ただ、すでに大きく動いていることから、詳細や数字などの情報が出てきたときに、内容によっては大きく反発する可能性もありQT関連のニュースや要人発言があった場合は、注意したほうがいいかもしれません🧐

気になるところでは、先週発表だった米PMIやミシガン大指数でどちらも大きく悪化しており、2月14日の米小売売上高での大幅悪化以降、「高金利化でも強い堅調な米経済」というこれまでの認識について、今後は変わってくる可能性も否定できません…📉

現状、これらを踏まえて市場での金利見通しとしては、3月利下げはまず無いと見られていますが、5月会合での利下げについては30.5%と、一定のレベルであり得ると見られています🤔

(出典 : FedWatch

円相場については、日銀の追加利上げの憶測から円高が一段と進む結果となりました😅

17日月曜日の「日・四半期GDP」では、事前予想を大きく上回ったことから円高が進み152円を割り込みました。

前半は円が買われましたが、ドルも買われていたため。ドル円で見ると152円付近でヨコヨコ…といった感じでした。

19日水曜日には、日銀高田審議委員の宮城県金融経済懇談会での講演で、「ギアシフトを段階的に行っていくという視点も重要…」との発言や、長期金利の上昇に対して比較的寛容な姿勢を示したことにより、円買い圧力が強まりました。

また、石破首相と植田日銀総裁との会談でも長期金利の上昇については振れられなかったことから、10年債利回りは1.44%と近年なかった高水準に…💦

ドル売りとのコンボで、ドル円は150円を割り込み、149円台前半で引けました🔥

インフレ、景気動向、ウクライナ問題、トランプ関税…と、いろんな指標やニュースに対して相場が反応しやすくなっているように感じます…🤔

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
2月17日(月曜日)
日・四半期GDP 前期比 0.7%

年率換算 2.8%

  • 前期比0.4→0.7%と大幅加速❗️
  • 3四半期連続でのプラス成長😇
  • 利上げ後押し→円買い材料📈
2月19日(水曜日)
日・日銀高田審議委員

講演+記者会見

タカ派のタカタ🦅

炸裂🔥

  • ギアシフトを段階的に行っていく…🦅
  • 実質長期金利の水準のマイナスの幅はまだある…
  • 円買いで反応📈
米・FOMC議事要旨 新事実🔥
  • 債務上限問題解決まで、QT減速or停止を検討🔥
  • 強いドル売り📉
2月21日(金曜日)
日・全国消費者物価指数CPI 再加速
  • 円買い圧力
米・製造、サービスPMI 大幅悪化
  • 総合52.7→50.4
  • ドル売り圧力📉
米・ミシガン大消費者態度指数 大幅悪化
  • 67.8→64.7🤔
  • PMI同様にドル売り圧力に…

今週の注目点

字面的に特別危険そうな指標等は予定されていませんが、現状ドルといい円といい…デリケートな状況にあり反応しやすいような気もするので、引き続き指標だけでなくトランプ政権の動向やウクライナ情勢含め、出てくるニュースも気にしておく必要があります🧐

また、この記事を書いている今、ドイツ総選挙において「キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)」が首位を確実に、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が第2党に躍進した…との報道が流れたので、週明けのユーロは少し反応するかもしれません🤔

今週の無料EA運用スタンス

本日、月曜日は東京市場が休場となりますので注意です。

「EAは絶対ストップ!」的な指標はありませんが、相場が反応しやすいような感じなので、身長気味に行きましょう😅

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
2月24日 日・休場 JPY
火曜日
2月25日 16:00 独・GDP EUR
24:00 米・消費者信頼感指数 USD
水曜日
2月26日 09:30 豪・消費者物価指数CPI AUD
木曜日
2月27日 21:30 欧・ECB会合 議事要旨 EUR
22:30 米・四半期GDP USD
金曜日
2月28日 08:30 日・東京都区部消費者物価指数 CPI JPY
22:00 独・消費者物価指数CPI(速報値) EUR
22:30 米・個人消費支出PCEデフレーター USD

順に見ていくと…


2月25日(火曜日)

16時「独・GDP」

改定値なので動きにくいかもしれませんが、ブレがあれば反応する可能性もあると思いますので一応注目しています。

24時「米・消費者信頼感指数」

景気に関連する指標でパットしないものが続いていますが、先週のミシガン大指数のように誤差の範囲以上の下落があれば、ドル売りに繋がるかもしれません🤔


2月26日(水曜日)

9時30分「豪・消費者物価指数CPI」

利下げが行われたばかりですが、市場の関心はすでに次の利下げだと思われるので、注目されるように思います。


2月27日(木曜日)

21時30分「欧・ECB会合 議事要旨」

可能性は低いかもしれませんが、FOMC議事要旨のように目新しい記述があったりした場合は反応する可能性もあるので、一応注目です🧐

22時30分「米・四半期GDP」

今回は改定値で、速報値から横ばいの予想ですが、少しでもブレがあれば反応するかもしれないので一応注目しています。


2月28日(金曜日)

8時30分「日・東京都区部消費者物価指数 CPI」

現状、日銀の利上げ期待が盛り上がってきている中で、先週の東京CPI同様にインフレが加速する結果となれば円買いに繋がりやすくなるように思います📈

22時「独・消費者物価指数CPI(速報値)」

時間的なこともありますが、速報値でブレが出やすいので注目しています。

22時30分「米・個人消費支出PCEデフレーター」

直近ではCPIとPPIがマチマチ…といった感じでブレが少なそうな感じもしますが、詳細データでも反応することがあります…

今週は目立った指標は少なめですが、引き続き慎重気味に頑張っていきましょう😇








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