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今週の経済指標(20250609)


先週は、前週末のトランプ大統領による中国の関税合意違反を非難する発言や、「鉄鋼・アルミニウム製品にかける追加関税を2倍の50%に引き上げる大統領令に署名する…」といった報道から急落でスタート📉

翌日には「トランプ米大統領と習近平国家主席は週内に電話会談を行う可能性がある…」との報道から反発📈💦

さらに翌水曜日にトランプ大統領から「FRBは利下げするべき…」と、FRBに利下げを促したことで再び急落📉💦

最後は雇用統計で反発…😅

市場は米関税、米経済指標、米中協議、ECB金融政策など多くの材料に振り回された1週間でしたが、最終的には米雇用統計を受けて週末にドルが買い戻される形となりました💦

先週の振り返りから

週明け2日、トランプ大統領が鉄鋼・アルミ関税率を25%から50%に引き上げるとの表明や、中国の関税合意違反を非難する発言でリスクオフムード😱

加えて、「米・ISM製造業景況指数」が下振れしたこともあり、ドルは急落となりました🔥

しかし、翌3日火曜日には米中電話会談を行う可能性がある…との報道からの緊張緩和期待、「米・雇用動態調査(JOLTS)」が上振れしたこともあり、今度は反発へ…😅

…反発もつかの間、翌4日水曜日にはトランプ大統領のFRBへの利下げ圧力に加え、「米・ISMサービス業景況指数(総合)」が下振れで50のラインを割り込んだことなどもあり…またまた急落🔥

ISMについては50を下回ったのは2024年6月以来となり、関税関連の先行き不透明感の影響が結構出ているような感じです🤔

5日木曜日は、米中間での電話会談で「レアアース(希土類)輸出規制」については整理がついた…、「さらに貿易協議を実施することで合意した…」といった報道を好感し、ドル買いを後押しする形に…🤔

最後は米国雇用統計の結果が市場予想を上回ったことでドルが買われ引けました🤔

円相場については、6月3日「日・日銀植田総裁の講演」にて、「経済・物価情勢の改善が見込めない中で、無理に政策金利を引き上げる考えはない…」と発言。

これがハト的と見られたことや、勤労統計調査が冴えない結果だったこともあり、やや円売り気味になったようです🤔

概ねドルに応じた動きだったと思いますが、クロス円を含め少し円売り気味の週だったように思います。

とはいえ、全体的にはトランプ関連で大きく振り回された1週間でした…😅

先週の主だった出来事

今週の注目点

今週予定されている経済指標は少なめです💦

大きなものとしては水曜日の「米・消費者物価指数CPI」が注目されます🤔

関税騒動の影響を考慮しての事前予想では概ね横ばいですが、読めない部分もあると思うので一応注目しています。

また翌日のPPIについても反応することがあるので一応見ておきましょう。

来週の話ですが、6月15日からG7サミットがカナダで開かれる予定ですが、その会合で日米貿易交渉の合意を目指している…とも言われており、それなりに注目度は高いとお思われます。

G7までにいろんな情報が漏れ出てくる可能性があり、内容によっては円相場が反応する可能性も十分あります🧐

先週同様にニュースに振り回される可能性もあるので注意しましょう😇

今週の無料EA運用スタンス

「米・消費者物価指数CPI」の前に一旦EAを止めるのも場合によってアリだと思います。

注意すべき経済指標は少ないのですが、先週同様にニュース相場になる可能性もあるので、ロット控えめで慎重に行ったほうが無難かもしれません…😇

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨 重要度
月曜日
6月9日 08:50 日・四半期GDP(改定値) JPY
火曜日
6月10日 15:00 英・雇用関連指標 GBP
水曜日
6月11日 21:30 米・消費者物価指数CPI USD
木曜日
6月12日 15:00 英・月次GDP GBP
21:30 米・卸売物価指数PPI USD
金曜日
6月13日 23:00 米・ミシガン大消費者態度指数 USD

順に見ていくと…


6月9日(月曜日)

8時50分「日・四半期GDP(改定値)」

改定値ということもあり、反応しにくいかもしれません。


6月10日(火曜日)

15時「英・雇用関連指標」

BOEは、賃金伸び率の減速を利下げの条件としているので結果には注目です🧐

対米関税のこともありマイナス材料とも取れるので万一があるかもしれません…💦


6月11日(水曜日)

21時30分「米・消費者物価指数CPI」

概ね横ばい予想です。

注目の指標ですが、ある程度以上のブレがないと大きくは動きにくいような気がします🤔


6月12日(木曜日)

15時「英・月次GDP」

前月比マイナス予想となっていますが、どうでしょう…

ブレがあれば反応しそうな気もします🤔

21時30分「米・卸売物価指数PPI」

稀に反応することもあるので一応見ておきましょう。

PCE項目の医療・金融・航空運賃などに目立った変化がないか注目しています。


6月13日(金曜日)

23時「米・ミシガン大消費者態度指数」

今回は速報値で目立った変化があれば多少反応するかもしれません🤔

ただ、G7が近づいている関係で日米貿易交渉の行方にも関心が高まってきているころだと思われるので、こっちのニュースが出てくれば一発で吹き飛ぶ可能性も…😱

やりにくい相場が続きますが、慎重に頑張っていきましょう👍








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