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今週の経済指標(20250602)


前々週は、国債急落リスクや「対EUの50%関税などのトランプ砲」もあり、ドル売り円買いの週でしたが、先週はその流れを引き継がず反発となりました🧐

26日月曜日に、6月1日発動予定だった対EUの関税を7月9日まで延期となったこともあり、ここまで売られてきたドルの巻き戻しが始まり、全体的にはドル売りの流れが反発(一服)した週でした。

ただ、対EUについては7月9日までにスマートに交渉がまとまるとは限らないので、今後どうなるかは楽観できる状況では無いように思います🤔

また、日米で出てきたニュースの方向性が揃ったこともあり、ドル円では値幅が4円を超えるボラティリティーの大きな週となりました…😱

気がつけば今年もすでに6月…😱

今週も中銀イベントや雇用統計など重要な経済イベントに加え、先週同様ニュースに注意も必要ですが、慎重に頑張っていきましょう😇

先週の振り返りから

先週のドル相場は、週初「対EU関税を7月9日に延期…」との報道から、強いドル売りに対する急ブレーキとなり、これまでのドル売りの巻き戻しの起点に経ったような気がします🤔

その後は27日発表の「米・消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)の改善からジリジリとドル買いに傾きました📈

関税政策の緊張感が少し和らいだことが今回の消費者信頼感に反映されたのではないかと思いますが、水準自体は決して高いものではなく、トランプ関税の影響が顕在化してくるのはまだ先だと思うので、数値の推移には少し注意してみておいたほうがイイかもしれません🧐

週中盤の28日には、米国際貿易裁判所が一連のトランプ関税の多くに対して「差し止め」判断を下したことを受け、ドルはバイーン↑🔥🔥😱

……ただ、トランプ政権側は直ちに控訴し、翌日29日には二審にとなる米連邦巡回区控訴裁判所が「差し止め」判断の一時停止を命じたこともあり全モ💦🔥🔥

終わってみれば大きく振り回されたものの、それほど強いドル買いとはなりませんでした🤔

円相場については、27日の日銀国際カンファレンスで、今後の道のりとして「先行き、中心的な見通しが実現していくとすれば、2%の物価安定の目標の持続的な達成を確かなものにするために、経済・物価情勢の改善に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく…」との内容が材料視されたようで、ドル円は一時142円近くまで円高が進みました…😱

詳細→国際コンファランス植田総裁の発言全文

ただ、その直後に財務省が通常よりも早いタイミングで「6月20日に国債市場特別参加者会合を開催し金利上昇について議論する……」との報道から円金利低…😱、それに伴い円は強めに売られました🔥

ドル買いの流れがあったことから、ドル円は一時146円台まで円安ドル高が進みました🔥

週末に向けては、米連邦巡回区控訴裁判所の「差し止め」判断の一時停止によるドル売りで値を崩しましたが144円あたりで引け、前々週終値からは1円ほど円安での引けとなりました🧐

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
5月26日(月曜日)
米・EU向け関税の延期 ドル反発📈
  • ドル売りに急ブレーキ🧐
  • ドル買い圧力
5月27日(火曜日)
日・植田総裁の発言 ややタカ的
  • 「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく…」🧐
  • 円買いへ
日・国債市場特別参加者会合

開催との報道

急反発🔥

円安へ

  • 財務省から国債発行計画の見直しや国債市場特別参加者会合開催との報道😱
  • →金利低下→円安🔥
5月28日(水曜日)
米・国際貿易裁判所

トランプ関税「差し止め」判断

ドル急騰🔥
  • ドル売りの反動+マーケットの期待で📈
  • しかし続かず…😱
5月29日(木曜日)
米・連邦巡回区控訴裁判所

差し止め判断「一時停止」💦

ドル急落📉🔥
  • 一時停止で→全モ😳💦

今週の注目点

今週は米国雇用統計、ECB会合など、注目度の高い指標やイベントが複数あります🧐

円絡みのイベントでは日銀植田総裁の内外情勢調査会における講演が予定されています。

国内の指標やイベントが少ないので、その分注目度が上がり発言内容によっては反応するかもしれないので一応注目しています。

また、個人的にベージュブックで痛い目にあっていることもあり一応注意しています💦

今週の無料EA運用スタンス

最近は、トランプ関税に伴うニュースでドル相場が振り回されていることが多いので、引き続き関連するニュースには要注意です🚨

ニュースに反応する場合、テクニカルで動いているEAにとっては運任せ状態となりパフォーマンスは低下する場合があるので、ロットは抑え気味で回すほうが無難だと思います😇

スルーのことも多いのですが、個人的にベージュブック前には一旦EAを止める(全停止)ことにしています😅

また、「加・BOC会合 政策金利」、「欧・ECB会合…」などの中銀絡みのイベントでは、該当通貨ペアのみEAを止めておくのもアリだと思います✨

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
6月2日 23:00 米・ISM製造業景況指数 USD
火曜日
6月3日 16:50 日・日銀植田総裁の講演 JPY
18:00 欧・消費者物価指数HICP(速報値) EUR
水曜日
6月4日 21:15 米・ADP雇用統計 USD
22:45 加・BOC会合 政策金利 CAD
23:00 米・ISMサービス業景況指数(総合) USD
27:00 米・ベージュブック USD
木曜日
6月5日 08:30 日・勤労統計調査 JPY
21:15 欧・ECB会合 政策金利 EUR
21:45 欧・ECBラガルド総裁 記者会見 EUR
金曜日
6月6日 18:00 欧・四半期GDP EUR
21:30 米・雇用統計 USD

順に見ていくと…


6月2日(月曜日)

23時「米・ISM製造業景況指数」

前回数値48.7、今回予想値は49.3と、改善予想となっています。

前回は対中関税で荒れていた時期でしたが、その時より今は多少落ち着いてきているように思いますが先行き不透明感は残っているので、大きな買いには繋がりにくいかもしれません🤔

大幅に上振れすれば別ですが…💦


6月3日(火曜日)

16時50分「日・日銀植田総裁の講演」

内外情勢調査会で講演があります。

テーマは「最近の金融経済情勢と金融政策運営」となっていて、円関連の指標が少ないこともあり注目度は高いかもしれません🤔

18時「欧・消費者物価指数HICP(速報値)」

ECB会合前のHICPなので注目度は高いと思います🧐

政策金利についてはかなり織り込みが進んでいると思われますが、HICPの結果は今後の利下げスケジュールに影響すると見ている人が多いと思うので注目度は高いと思います。

今回のHICP結果とECBイベント+ラガルド総裁の発言内容などを合わせて考えてみたいと思います🤔


6月4日(水曜日)

21時15分「米・ADP雇用統計」

一応、雇用統計前なので目立つブレがあれば反応するかもしれません…🧐

22時45分「加・BOC会合 政策金利」

事前予想では0.25%の利下げが行われる見込みです。

反応するかは分かりませんが、一応注目しています…ガツンと動けば指標トレード狙いで😅

23時「米・ISMサービス業景況指数(総合)」

ISM製造業と同様に改善予想となっていて、市場の見方も製造業と同じような捉え方ではないかと考えています🤔

27時「米・ベージュブック」

ほぼほぼスルーのことのほうが多いイベントではありますが…😅、過去に爆死経験があるので事前にEAは一旦止めることにしています💦


6月5日(木曜日)

8時30分「日・勤労統計調査」

今回は、多少は賃上げの影響が出てくると思われ、ある程度変化があれば少しは円相場に影響があるかもしれません。

国内の現状を判断するうえでも、怒りを抑えて賃金上昇率は確認しておきましょう💦

21時15分「欧・ECB会合 政策金利〜ラガルド総裁記者会見」

今回は0.25%の利下げがほぼほぼ確実と見られていて、注目はラガルド総裁の記者会見の方ではないかと思います。

なかなか口を滑らさないラガルド総裁ですが、次回以降の利下げについてどのように考えているのか…なにかヒントになるような発言があれば反応するかもしれません🧐


6月6日(金曜日)

18時「欧・四半期GDP」

雇用統計を控えているので、遅くともこの指標の少し前までで今週のEAの運用は終了させておくのが良いように思います😅

21時30分「米・雇用統計」

雇用者数は、前回17.7万人、今回予想13.0万人

失業率では、前回4.2%、今回予想4.2%…となっています。

まぁ、数字は関係ない…🤗、という人もいますが、ガツンと動いてくれると嬉しいです😅

今週もニュースには十分注意して慎重に頑張っていきましょう👍








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