無料EA「Scal-3」USDJPYのパラメーターをアップデートしました
*6月14日データーに不備があり、修正しました。
先日、USDCADの通貨ペアを追加した「Scal-3」ですが、年末年始にパラメーターを更新してから半年ほど経ったので、イマイチ気味なものから最適化をやり直しています。
特に微妙だったUSDJPYからやり直しました。
今までは「Scal-3」のUSDJPYはショートのみのサポートでしたが、今回はロングについてもパラメーターファイルを作って見ました。
新しいパラメーターファイルは、既にダウンロードリンクに入れてありますので興味のある方はダウンロードして見てください。(パラメーター用のダウンロードリンクの方です)
今回更新、追加したパラメーターファイルは、
1、「Scal-3-USDJPY-M5-Short-201806.set」
2、「Scal-3-USDJPY-M5-Long-201806.set」
以上の2点です。
特に現在「Scal-3」のUSDJPYを利用されている方は、パフォーマンスアップが期待できると思うので、時間を見つけてパラメーターを入れ替えていただくと良いと思います。
また、資金的に余裕がある方はポートフォリオに加えていただければ、パフォーマンスのアップと安定化に貢献できるのではないかと期待しています。
バックテスト結果を見て行きます。
テスト条件はいつもの通りで、100万円スタートの固定0.1ロット、スプレッドは 2.6pipsで、テスト期間は2009年1月12日〜2018年6月2日までの約9年半です。
<Scal-3_USDJPY_Long+Short>
<Scal-3_USDJPY_Long>
<Scal-3_USDJPY_Short>
以前のパラメーターから比べると、結構改善しているのではないかと思います。
ただ今回追加したロング用のパラメーターについては、「Scal-6」のロングと似た動きをしている部分があるので、「Scal-6」といっしょに稼働させる場合は、少しロットを抑えめに設定した方がバランスが取れるように思います。
重要な項目をピックアップすると以下のような感じです。
約9年半・0.1lot固定 | Longのみ | Shortのみ | Long+Short |
純利益 | 515,509 円 | 386,572 円 | 902,081 円 |
プロフィットファクター | 1.72 | 1.98 | 1.809 |
最大ドローダウン | 109,096 円 | 89,246 円 | 100,749 円 |
勝 率 | 91.97 % | 89.74 % | 90.99 % |
取引回数 | 1195 回 | 936 回 | 2131 回 |
以前のショートのみのパラメーターと比較すると、最大ドローダウンを4割抑えて純利益を大きく伸ばせているので、かなり扱いやすくなったのではないかと思います。
今回はドル円のパラメーターを更新しましたが、他のパラメーターファイルの最適化も進んでおりまして、パフォーマンスの改善が見込めそうなものが出来上がった場合は、仕上がったものから順にご案内していこうと思います。
パラメーターの更新をやり始めると、案内のメールがスパムのように頻繁に行くのが少し申し訳ないように思うのですが、パフォーマンスに関わることなのでなるべく早く公開しお伝えした方が良いとの判断からこのようにしておりますのでご了承ください。
一応、パラメーターを入れ替えたり追加したりする際には、ロット設定とマジックナンバーは必ずご確認ください。