今回は「Scal-3」のAUDUSDのパラメーターファイルをアップデートしました。
EAの動き自体を大きく変えるような変更はしていませんが、パラメーターの最適化により、順利益、最大ドローダウン、プロフィットファクターなど全ての面で改善が見られたので更新しました。
劇的な変化は無いかもしれませんが、長期間にわたって稼働させた場合は以前のパラメーターよりもある程度はパフォーマンス的に有利になるのでは無いかと思います。
新しいパラメーターファイルは、既にダウンロードリンクに入れてありますので興味のある方はダウンロードして見てください。(パラメーター用のダウンロードリンクの方です)
今回更新、追加したパラメーターファイルは、
1、「Scal-3-AUDUSD-M5-Long-201806.set」
2、「Scal-3-AUDUSD-M5-Short-201806.set」
以上の2点です。
今回のパラメーターによるバックテストデータです。
<Scal-3_AUDUSD-Long+Short>
<Scal-3_AUDUSD-Long>
<Scal-3_AUDUSD-Short>
収益グラフをパッと見て、以前までのバックテストよりも安定感が増したような感じでして、最大ドローダウンが改善しているので、今までより多少は運用しやすくなったように思います。
EAの主要なスペックは以下の通りです
| 約9年半・0.1lot固定 | Longのみ | Shortのみ | Long+Short |
| 純利益 | 831,403 円 | 772,919 円 | 1,604,323 円 |
| プロフィットファクター | 1.82 | 1.52 | 1.642 |
| 最大ドローダウン | 103,084 円 | 101,903 円 | 94,553 円 |
| 勝 率 | 86.41 % | 83.3 % | 84.66 % |
| 取引回数 | 1420 回 | 1820 回 | 3240 回 |
豪ドルは経験上EAではドローダウンが大きくなりがちで安定させるのが難しいような気がしますが、今回の設定では多少は改善したのではないかと思います。
この通貨ペアは単品でのロット勝負ではなく、無理のないロットでポートフォリオに入れて少し長い目で見るような使い方が良いように思います。
パラメーターの追加や更新が続いてお手数をお掛けしておりますが、当該EAを運用されている方は、MT4を止めた時やポジションが無い時などに早めにパラメーターのアップデートを行っていただけると良いのではないかと思います。
他にもまだアップデート予定のものがありますが、仕上がり次第ご案内します。
パラメーターをアップデートする際は、ロット設定とマジックナンバーをご確認ください。







