今週の経済指標(20200413)


先週は少し相場も落ち着いてきましたが、チャートを見ると、EAを稼働させていたとしても、エントリーの機会は少なく微妙だったかもしれません。

先月から高いレベルで推移してきたVIX(恐怖指数)ですが、ジリジリと下がってきました。しかし、まだ40以上あるので、もう少し下がってくれると嬉しいところです。

ただ、このまま素直に落ち着いてくれるかはわかりません。

ここ最近は、経済指標で大きく動く状況ではないような気もするので、あまり参考にはならないかもしれませんが、一応いつも通り今週の経済イベントをまとめてみます。

今週は、「米・小売売上高、NY連銀製造業景況」、「米・FRBベージュブック」、「加・カナダ中銀(BOC) 政策金利〜ポロズBOC総裁 記者会見」あたりが注目です。

また、今週はイースターにより本日月曜日が多くの国で祝日になっています。

その他、重要そうなものをまとめてみました。

*日時はJST(日本時間)です

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
 4月14日 未定 中・貿易収支(人民元&米ドル) CNH&AUD
水曜日
 4月15日 G20財務相・中央銀行総裁会議 USD
21:30 米・小売売上高、NY連銀製造業景況 USD
23:00 加・カナダ中銀(BOC) 政策金利 CAD
24:15 加・ポロズBOC総裁 記者会見 CAD
木曜日
 4月16日 03:00 米・FRBベージュブック USD
10:30 豪・雇用者数変化、失業率 AUD
21:30 米・住宅着工件数、建設許可件数、Philly連銀景況指数 USD
金曜日
 4月17日 11:00 中・四半期GDP、小売売上高、鉱工業生産 CNH&AUD
18:00 欧・消費者物価指数HICP 改定値 EUR

順に見ていくと…

4月14日火曜日

人民元や豪ドルの通貨ペアはあまり触らないので直接的な影響は少ないのですが、この状況下で中国の貿易収支がどうなっているのかは気になります。(好奇心で…)

4月15日水曜日

日本時間では夜になると思いますが「G20財務相・中央銀行総裁会議」がテレビ電話会議で行われる予定です。伝わってくる内容で市場が振られる可能性もありますので一応頭の片隅に置いておいた方が良いと思います。

21時30分には「米・小売売上高、NY連銀製造業景況」があります。

これ、マジでやばいことになりますよね〜。NYなどで外出禁止で閉店している店も多いことから過去に無いくらいの数字になるような気がします。ただ、悪いのは分かりきっているので相場への影響がどの程度なのかは予想ができません。

23時には「加・カナダ中銀(BOC) 政策金利」24時15分には「加・ポロズBOC総裁 記者会見」があります。サプライズで利下げは考えにくいと思いますが、カナダドルはよく反応するので、指標トレードを狙う人には注目です。

4月16日木曜日

午前3時に「ベージュブック」があります。最近はめっきり動かなくなりましたが、以前は凶暴になることもあり、個人的には痛い目にあったイベントなので注意はしています。

10時30分に「豪・雇用者数変化、失業率」があります。豪ドルを触っている人は注意した方が良いかもしれません。

21時30分には「米・住宅着工件数、建設許可件数、Philly連銀景況指数」があります。住関連の指標はどれくらい悪化しているのかが注目されます。

4月17日金曜日

11時に「中・四半期GDP、小売売上高、鉱工業生産」があります。中国の指標なので直接関係はありませんが、どういう数字を出してくるのかは気になります。

18時に「欧・消費者物価指数HICP 改定値」があり今週も終わりです。

緊急事態宣言により、一段と経済活動にブレーキがかかり、実態経済の先行きが非常に不安になります。

ワクチンの量産が始まるか、集団免疫になるまでコロナ騒動が収まらないとするなら、まだ1年くらいはこの状態が続くことも考えられます。

事態の好転を祈るばかりです。


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