今週の経済指標(20200504)


ゴールデンウイークに入り、先週は後半に大きく動いた割には、押し戻りの入り方などEAにとってはイマイチ冴えない動きだったように思います。

VIXの方も一時は30近くまで下がってきましたが、再び37くらいまで戻しました。

緊急事態宣言も5月31日まで延長され、ゴールデンウイークといっても自粛ムードで旅行やレジャーへ出かける人は激減するようなので、関係する業界の人にとっては死活問題だと思います。

自粛を緩めて経済を回していかないと、マジで日本終了になるのではと危惧しております。

さて、ゴールデンウイーク真っ只中となり、しばらくは東京時間は商いが薄くなると思われます。今週は木曜日に「英中銀(BOE) 政策金利〜ベイリーBOE総裁 記者会見」、金曜日には米国雇用統計とカナダの雇用関連指標があります。

それ以外は、木曜の夜まで比較的大きなイベントはありませんのが、どんなニュースが出てくるかわからないので一応注意しています。

その他、重要そうなものをまとめてみました。

*日時はJST(日本時間)です

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
 5月4日 日・みどりの日(祝日) JPY
火曜日
 5月5日 日・こどもの日(祝日) JPY
21:30 米・貿易収支 USD
23:00 米・ISM非製造業景況 USD
水曜日
 5月6日 日・振替休日(憲法記念日) JPY
21:15 米・ADP民間雇用者数 USD
木曜日
 5月7日 20:00 英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録、インフレ報告 GBP
20:30 英・ベイリーBOE総裁 記者会見 GBP
21:30 米・新規失業保険申請件数 USD
金曜日
 5月8日 21:30 加・雇用者数変化、失業率 CAD
21:30 米・非農業部門雇用者数、失業率、賃金上昇率 USD

順に見ていくと…

5月5日火曜日

21時30分に「米・貿易収支」があります。この状況下で注目されるかはわかりません。

23時には「米・ISM非製造業景況」があります。非常に悪い数字が出る可能性もありますが、どの程度材料視されるかによっても変わるので、難しいところです。

5月6日水曜日

21時15分には「米・ADP民間雇用者数」があります。たまに雇用統計前にこちらで反応することもありましたが、最近は雇用統計自体が動かなくなってきているので…

5月7日木曜日

20時に「英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録、インフレ報告」、21時30分に「英・ベイリーBOE総裁 記者会見」があります。政策金利は現状の0.10%の据え置きの予想ですが、0%への利下げも十分考えられると思います。

ジョンソン首相自身がコロナに感染するくらい影響が大きいことに加え、ブレグジットに向けての不安もあることからイギリスの状況はかなり厳しいと思います。今回から新BOE総裁のベイリー氏による記者会見となります。

ポンドはドカ〜ンと行く可能性もあるのではないかと少し楽しみにしています。

21時30分には「米・新規失業保険申請件数」すごい数字に感覚が麻痺しているような気もします。材料視されるかは微妙かもしれません。

5月8日金曜日

21時30分にはカナダの雇用関連指標があります。

同時に米国雇用統計が同時発表になります。市場予想では「マイナス2千万人」前後で、数字がぶっ飛んでいます。

最近は昔のようなお祭り騒ぎにはなりにくい雇用統計ですが、今回は注目しています。

今週はこんな感じで終わりです。

もう一段、VIXが下がって欲しいところです。


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