今週の経済指標(20200525)

先週は上がって下がっての方向感のない動きで、水曜日の早朝にエントリーしたドル円のポジションが含み損のまま金曜日となり、時間切れで手動決済したこともあり微損となりました。

一時期よりは恐怖指数(VIX)はん下がっては来たものの、目安としていた「20」と比べると、だいぶ高い値で推移しています。

そのせいか、結果論ですがエントリーしてはいけないところでエントリーすることもあり、チャートに振り回されている感じが少しします。

今週は、ハードカレンシーについて政策金利などのビッグイベントはなく、重要なイベントも少なめです。

個人的には木曜日のベージュブック、金曜日の米国個人所得に注目しています。

また、本日月曜日はイギリスとアメリカは祝日のため市場参加者は少ないかもしれません。

その他、重要そうなものをまとめてみました。

*日時はJST(日本時間)です

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
 5月25日 15:00 独・四半期GDP 改定値 EUR
火曜日
 5月26日 23:00 米・新規住宅販売件数 USD
木曜日
 5月28日 03:00 米・FRBベージュブック USD
21:00 独・消費者物価指数CPI 速報値 EUR
21:30 米・GDP改定値、個人消費支出PCE、耐久財受注 USD
21:30 米・失業保険申請件数 USD
金曜日
 5月29日 08:30 日・失業率、有効求人倍率 JPY
18:00 欧・消費者物価指数HICP 速報値 EUR
21:30 米・個人消費支出PCE、個人所得 USD
21:30 加・月次GDP (3月)、四半期GDP CAD

順に見ていくと…

5月25日月曜日

15時に「独・四半期GDP 改定値」が発表されますが、イギリスとアメリカが祝日のためひょっとしたら動くかもしれませんが、スルーなような気がします。

5月26日火曜日

23時に「米・新規住宅販売件数」が発表されます。前回62.7万件、今回予想49万件ですが実際にどれくらい悪くなっているかは注目しています。ただ、米ドルが反応するかはなんとも言えません。

5月27日水曜日

特にありません。

5月28日木曜日

午前3時にはベージュブックが発表されます。最近はあまり動かなくなりましたが、個人的には爆死経験もあり破壊力を秘めたイベントの一つとして注意しています。

21時に「独・消費者物価指数CPI 速報値」が発表されます。悪い数字が出るとは思いますが、織り込み済みの可能性もあり、ユーロが反応するかは微妙だと思います。

21時30分には「米・GDP改定値」と「米・失業保険申請件数」が発表されます。GDPの方は改定値なので速報値と大きく違わなければあまり影響はないと思います。

失業保険申請件数のほうは、前回が243.8万人で予想が210万人と、一時期の半分以下になったとはいえ異常値だと思いますが、異常値にも慣れてきているように感じるので反応は小さいかもしれません。

5月29日金曜日

8時に日本の失業率と有効求人倍率が発表されます。欧米では失業率が10%を超えているところもある中、日本はどうなっているのか非常に気になります。ただ今回の予想値が2.7%と諸外国と比べると異常な低さではないかと思います。

18時には「欧・消費者物価指数HICP 速報値」が発表されますが、この前に3時にはドイツ、3時45分にはフランスのCPIがあります。

21時30分には「米・個人消費支出PCE、個人所得」と同時に「加・月次GDP (3月)、四半期GDP」が発表されます。相場が反応する可能性はあると思いますが、自動売買的にはすでにEAを止めている人も多いと思うので、影響は小さいと思います。

カナダの指標は大きく動くことが多いことから、指標トレードをする人には注目だと思います。

今週はこんな感じで終わりです。

世界的にロックダウン解除の方向に進んでいますが、早く通常が戻ってくることを願います。








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