今週の経済指標(20210719)


先週は「米・消費者物価指数CPI」からの反発で引かされました。

さらに悪いことに公開しているリアルテスト口座でちょっとヤラカシまして、マイナスが3倍くらいに膨らんでしまいました。

先週のブログでも書いたように、ベージュブック前に適当なところでポジジョンを整理して一旦EAを止めたつもりだったのですが、火曜から木曜まで出かける用事があったので外出先からリモートデスクトップでMT4の操作をしまして、それがミスの原因でした。

幸い、メインの口座は火曜日の午後に損切りしてMT4は止められたので大きな損失にならなかったのがせめてもの救いです。

もう少し詳しく説明すると、私は普段から「OneClickClose」というフリーのEAを使ってまして、今回はこのEAやMT4をリモートで操作したのですが、回線の遅延が醜かったこともあり操作がうまくいかず、更に気付くのが遅かったこともあり損害が3倍にもなってしまいました(T_T)

このEAは特定のチャートのポジションや全ポジションをワンクリックでクローズさせる機能の便利なEAです。

ただ、「OneClickClose」作者さんの名誉のために言うと、「OneClickClose」が悪いわけではなく、全ては私の操作と確認ミスです。

気を取り直して、今週からまた頑張りましょう。

余談ですが、「OneClickClose」自体は非常に便利なツールなので、自動売買・裁量を問わずオススメできます。

ワンクリッククローズEA

参考リンク:MT4/MT5用ワンクリッククローズ(決済)無料ツール「OneClickClose」

さて、今週はオリンピック関係で祝日が変わったようで、カレンダーでは本日19日月曜日が「海の日」になっていますが、22日の木曜日に変更になったようです(たぶん。)

お勤めの方の中には木曜日から4連休になる人もいると思いますが、緊急事態宣言も出てることなので家でじっとしている人も多いのではないでしょうか。

朝から相場を見れるのでトレードをする人もいると思いますが、日本は木曜から祝日なので東京時間は動きにくくなるかもしれません。

しかし、世界中がオリンピックフィーバー一色になるようなことは無いと思うので、ロンドン時間以降はいつも通りではないかと思います。

今週の重要な指標やイベントは、先週とガラッと変わって少なめです。

そんな中で注目は「欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利」〜「欧・ラガルドECB総裁 記者会見」です。

万一、直前に関連通貨ペアのポジションが多数あるような場合は、多少ポジション整理してリスクを減らすのもアリかもしれません。

金曜日は「英・小売売上高」から、Markit EconomicsのPMI速報値が集中発表+オリンピック開会式もあるので、無理に深追いせずに適当なところで切り上げるのが無難だと思います。

その他、重要そうな経済指標をまとめておきます。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
7月20日 08:30 日・全国消費者物価指数CPI JPY
水曜日
7月21日 08:50 日・貿易統計、日銀政策会合議事録 JPY
木曜日
7月22日 20:45 欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利 EUR
21:30 欧・ラガルドECB総裁 記者会見 EUR
21:30 米・新規失業保険申請件数 USD
23:00 米・中古住宅販売件数 USD
金曜日
7月23日 15:00 英・小売売上高 GBP
16:30 独・製造業&サービス業PMI 速報値 EUR
17:00 欧・製造業&サービス業PMI 速報値 EUR
17:30 英・製造業&サービス業PMI 速報値 GBP
21:30 加・小売売上高 CAD
22:45 米・製造業&サービス業PMI 速報値 USD

順に見ていくと…

7月20日火曜日

8時30分に「日・全国消費者物価指数CPI」があります。

海外ではインフレ見通しに対する上振れリスクが問題になっていますが、日本はコロナ対策などで結構なお金をバラまいたにもかかわらず全然です…

主要国のCPIのような相場への影響は限定的ではないかと思います。

国の借金ガー…といっている財政破綻論者たちはこの状況をどう説明するのか、聞いてみたいものです。

7月21日水曜日

8時50分に「日・貿易統計、日銀政策会合議事録」が公表されます。

日銀政策会合議事録は6月17日から行われた会合のもので、相場への影響は少ないように思います。

7月22日木曜日

20時45分から「欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利」、21時30分からは「欧・ラガルドECB総裁 記者会見」が予定されています。

注目度の高いイベントだけに勝手に期待して失望したりw 結果に関わらず反応することも多いので注意が必要です。

21時30分には「米・新規失業保険申請件数」、23時には「米・中古住宅販売件数」があります。

どちらも景気判断の材料となるもので、事前予想と乖離があるようだと反応する可能性もあります。

7月23日金曜日

15時に「英・小売売上高」があります。

今の状況下では動きにくいように思いますが、ポンドは意味もなく動くことが他の通貨より多いように思うので少しだけ注意しています。

16時30分から30分刻みで独→欧→英、22時45分に米国の「製造業&サービス業PMI 速報値」が発表されます。

最近はよく反応するように思うので、ポジションがある場合は少し注意が必要です。

21時30分には「加・小売売上高」で今週は終わりです。

金曜日はオリンピックの開会式もあるので、早めに切り上げるのが無難かもしれません。

先週は引かされたので、無料EAには頑張ってもらいたいと思います。








コメントの入力は終了しました。
トップへ戻る