今週の経済指標(20210816)


先週は非常に珍しく「ノーポジ」でした。

金曜日のロンドン時間以降は動いたのですが、それまでの無料EAの稼働予定時間では方向感を欠く動きだったためチャンスはありませんでした。

今週からは相場に方向性が出て、良い流れになってくれることを期待したいと思います。

今週は「米・小売売上高」「米・FOMC議事録」などが注目されますが、各国の消費者物価指数(CPI)や小売売上高の発表が多く、気の抜けない一週間です。

また、昨日アフガニスタンでタリバンが首都へ進行とのニュースが流れ、米軍が追加派遣を発表するなど動きが慌ただしくなってきています。

万一、今後騒ぎが大きくなっていった場合はいろんな影響が懸念されるので少し気がかりです。

また、一覧には載せませんでしたが…

火曜日10時30分の「豪準備銀行RBA議事録」

水曜日11時「NZ準備銀行(RBNZ)政策金利」、12時「オアRBNZ総裁 記者会見」

木曜日10時30分の「豪・雇用者変化、失業率」など…

特に、NZ準備銀行(RBNZ)政策金利の事前予想は+25bpの利上げとなっており、大きく動く可能性もあります。

オセアニア通貨を触っている人は、重要なイベントが続くので注意したほうが良いかもしれません。

その他、重要そうな経済指標を一応まとめておきます。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
8月17日 15:00 英・失業率、平均所得、失業保険申請件数 GBP
18:00 欧・EU圏GDP 改定値 EUR
21:30 米・小売売上高 USD
水曜日
8月18日 02:30 米・パウエルFRB議長 発言 USD
15:00 英・消費者物価指数CPI GBP
18:00 欧・消費者物価指数HCPI 改定値 EUR
21:30 加・消費者物価指数CPI CAD
木曜日
8月19日 03:00 米・FOMC議事録 USD
金曜日
8月20日 15:00 英・小売売上高 GBP
21:30 加・小売売上高 CAD

順に見ていくと…

8月17日火曜日

15時にイギリスの雇用関連指標があります。

最近は以前のような無慈悲な動きは少なくなりましたが、いつ御乱心するか分からないのがポンドなので注意しています。(何度も痛い目にあっていますので…)

18時には「欧・EU圏GDP 改定値」がありますが、改定値なので大きくブレない限りは動きにくいように思います。

21時30分には「米・小売売上高」があります。

純粋な経済指標としては今週一番大きな指標です。

8月18日水曜日

日付が変わって2時30分にはパウエルFRB議長がオンラインタウンイベントで公演する予定で、質疑応答があるらしいのですが、鉄壁の防御で決して口を滑らさないパウエル氏なので、大きく動くことはないような気もします。

15時にイギリス、18時にユーロ圏、21時30分にカナダの消費者物価指数CPIが発表されます。

FOMC前だけに仕掛けにくいタイミングなような気もしますが、ポジション整理で動く可能性もあり注目しています。

8月19日木曜日

午前3時には「米・FOMC議事録」が公開されます。

今回発表されるのは7月末ころにあったFOMCの議事録で、その時はテーパリングは当分無いという雰囲気だったので、議事録の内容的には大したことは書かれていないような気もします。

しかし、今は市場のムードが全然違うので、ひょっとしたら強引な解釈でドルが買われるのか、よくある勝手に期待→勝手に失望パターンになるのか全くわかりません。

ただ、指標トレードは狙えるかもしれませんので期待しています。

8月20日金曜日

15時にイギリス、21時30分にカナダの小売売上高があり今週も終わりです。

こうしてみると、重要な指標やイベントが散らばっており、ちょっとやりにくいように感じます。

日本ではお盆休みがあける時期ですが、欧米ではまだバケーションの季節なので、無理せずにいこうと思います。

最近はエントリーが少ないのですが、無料EAには頑張ってもらいたいと思います。








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