今週の経済指標(20210823)


先週はFOMC議事録までの適当な時間でポジションを損切りして無料EAを一旦止めたこともあり、結果的には微損で終わりました。

振り返ってみると8月は微益微損の繰り返しで、イマイチ冴えない状況が続いています。

ちょっと気になるところでは、今後アフガニスタン問題が大きくなりリスクオフ〜リスクオンがコロコロ変わるようだと、EAにとっては難しい相場になる可能性もあるので、なんとか事態が改善の方向に向かってくれることを願っています。

バイデン政権の失敗が際立ちますが、バイデン政権の目的は「アメリカをぶっこわ〜す」なんですかね?

いっそのこと入院でもしてくれたほうが…いや副大統領も…あ〜詰んでるかも

私達トレーダーにとっても迷惑な話です。

さて、今週は27日金曜日に開かれる米国経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が注目されます。

昨年に続き今年もオンラインで行われるにもかかわらず、名称がジャクソンホールという地名なのはさておいて、テーパリングについて具体的な言及があった場合は大きく市場の雰囲気が変わることも考えられるので要注意です。

また、26日木曜日の「欧・ECB議事録」、「米・GDP 改定値」、27日の「米・個人消費支出PCE、個人所得…」など、週末に向けて注目度の高い指標やイベントが多いので、EAの稼働には注意が必要です。

状況にもよりますが、木曜日以降は無理せずにEAの稼働を見送るのもアリではないかと思います。

その他、重要そうな経済指標を一応まとめておきます。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
8月23日 16:30 独・製造業&サービス業PMI 速報値 EUR
17:00 欧・製造業&サービス業PMI 速報値 EUR
17:30 英・製造業&サービス業PMI 速報値 GBP
10:45 米・製造業&サービス業PMI 速報値 USD
23:00 米・中古住宅販売件数 USD
火曜日
8月24日 23:00 米・新築住宅販売件数 USD
水曜日
8月25日 21:30 米・耐久財受注 USD
木曜日
8月26日 20:30 欧・ECB議事録 EUR
21:30 米・GDP 改定値、新規失業保険申請件数 USD
金曜日
8月27日 米・ジャクソンホール会議 USD
21:30 米・個人消費支出PCE、個人所得 USD
23:00 米・パウエルFRB議長 発言 USD

順に見ていくと…

8月23日月曜日

Markit Economicsの製造業&サービス業PMI 速報値の集中発表があります。

最近は多少反応することもあるので、発表時間に関連する通貨ペアは一応注目しています。

23時には「米・中古住宅販売件数」の発表があります。

米国経済は上向いているようにも見えますが、住宅関連指標はパットしない状態でして事前予想ではマイナス予想となっています。

大きくは動きにくいような気もしますが、テーパリングで市場がデリケートになっているのでブレが大きかった場合はひょっとするかもしれません。

8月24日火曜日

23時に今度は「米・新築住宅販売件数」の発表があります。

中古住宅同様に最近は予想値より大きくマイナスの結果が続いて、明らかに状況は悪いようです。

ただ今回は、最悪だった前回と比べてプラス予想となっています。

最近の傾向でも数字のブレが大きいので、万一材料視されるようだと動く可能性もあります。

8月25日水曜日

21時30分には「米・耐久財受注」がありますが、ジャクソンホールが近くなり、注目がそちらに向くようになるとテーパリングに関する予想や噂で反応することの方が多くなるかもしれません。

8月26日木曜日

20時30分には「欧・ECB議事録」の発表があります。

7月21〜22日のECB金融政策会合の議事録になりますが、物価上昇は一時的であり利上げに対しては慎重姿勢が示された会合だったと思います。

FRBのパウエル議長がテーパリングについて何か言及するかもしれない…と戦々恐々のデリケートな時期に公開されるECB議事録なので、大きく動く可能性もあり要注意です。

21時30分には「米・GDP 改定値、新規失業保険申請件数」があります。

GDPに関しては改定値になるので動きにくいように思いますが、デリケートな時期なので多少動く可能性もあります。

8月27日金曜日

21時30分に「米・個人消費支出PCE、個人所得」があります。

純粋な経済指標としては最も注目される指標なのですが、ジャクソンホール会議に注目が集中していることも考えられ反応は薄いかもしれません。

23時からはジャクソンホール会議での「米・パウエルFRB議長 発言」があります。

この発言により、市場でのテーパリングについてのコンセンサスが得られるのかが注目です。

今週はリスクオフやらテーパリングやらの思惑が入り乱れ、EAにとっては難しい展開になるかもしれません。

無理せずに行くなら26日木曜日の「ECB議事録」の前までで、今週のEAの運用は終わりにしても良いのではないかと思います。

無料EAには頑張ってもらいたいと思います。








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