今週の経済指標(2021213)


先週はEURUSDでマイナスとなりました。

振れ幅が大きめのレンジ相場となり、無料EAが最も苦手とするパターンでした。

少しロットを下げ気味にしていたこともあり大きな被害にはならなかったのですが、先週は相場環境がEAとマッチしていなかったように感じます。

もう少し上下の振れ幅が小さければエントリーはほとんどなかったと思うのですが、なかなか思うようには行かないものです……

来週はクリスマスの週となるので、年内の通常運用は今週までとなりますが、相場状況的には不安要素も多いので、無理せずに慎重に行こうと思います。

今週は「FOMC〜パウエル議長記者会見」、「英中銀(BOE}政策金利」、「欧州中央銀行(ECB)政策金利〜ラガルドECB総裁記者会見」他、重要な指標やイベントが多く自動売買にとってはやりにくい週だと思います。

特に木曜日は大変ですw

その他、注目されそうな経済指標をまとめました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
12月14日 16:00 英・失業率、平均所得、失業保険申請件数 GBP
22:30 米・生産者物価指数PPI USD
水曜日
12月15日 16:00 英・消費者物価指数CPI GBP
22:30 米・小売売上高、NY連銀製造業景況 USD
22:30 加・消費者物価指数CPI CAD
木曜日
12月16日 04:00 米・FOMC政策金利 USD
04:30 米・パウエルFRB議長 記者会見 USD
17:30 独・製造業&サービス業PMI 速報値 EUR
18:00 欧・製造業&サービス業PMI 速報値 EUR
18:30 英・製造業&サービス業PMI 速報値 GBP
21:00 英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録、インフレ報告 GBP
21:45 欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利 EUR
22:30 欧・ラガルドECB総裁 記者会見 EUR
金曜日
12月17日 未定 日・日銀金融政策決定会合 JPY
15:30 日・黒田日銀総裁 記者会見 JPY
16:00 英・小売売上高 GBP
19:00 欧・消費者物価指数HICP 改定値 EUR

順に見ていくと…

12月14日火曜日

16時にイギリスの雇用関連指標の発表があります。

失業率は前回4.3%、事前予想4.2%ですが、失業率だけでなく結果に乖離があった場合は大きく反応することもあるポンドなので一応注目しています。

22時30分にはアメリカの生産者物価指数(PPI)の発表があります。

先週のCPI同様に高い水準で推移していますがFOMC前ということもあり、事前予想とのブレがある程度以上無いと反応しにくいのではないかと思います。

12月15日水曜日

16時に「英・消費者物価指数CPI」があります。

アメリカより多少はマシですが、それでも前年比4%台の高レベルのCPIで推移しています。

事前予想では4.8%となっていますが上振れが大きかった場合は、大きくポンドが動く可能性もあり注意しています。

22時30分には「米・小売売上高」と「加・消費者物価指数CPI」があります。

米・小売売上高についてはFOMC前ということで反応しにくいかもしれませんが、11月のブラックフライデーを含んだデータとなるので注目しています。

12月16日木曜日

午前4時には「米・FOMC政策金利」、4時30分には「米・パウエルFRB議長 記者会見」があります。

今回はテーパリングや利上げに関しての新しいスケジュールへの言及があるかもしれないので注目度は高いように思います。

Markit Economicss社の「製造業&サービス業PMI 速報値」が17時30分から30分刻みで、独→欧→英と続きます。

今回は中銀イベントのほうが注目されてるように思うので動きにくいかもしれません。

21時には「英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録、インフレ報告」

21時45分には「欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利」

22時30分には「欧・ラガルドECB総裁 記者会見」と、注目度の高いイベントが続きます。

指標トレードには良いかもしれませんが、自動売買にとってはやりにくいかもしれません。

今週はFOMC前でEAを止めるのもアリではないかと思います。

稼働させる場合はロットを下げ気味にする予定です。

12月17日金曜日

反応するかは分かりませんが……w「日・日銀金融政策決定会合」、15時30分からは「日・黒田日銀総裁 記者会見」があります。

16時には「英・小売売上高」、19時に「欧・消費者物価指数HICP 改定値」と続きますが、欧州時間以降はポジション整理に伴う動きに注意したほうがいいかもしれません。

特に、来週がクリスマスということもあり、大きな動きになる可能性もあるので注意しています。

今週はこんな感じで終わりです。

クリスマス〜年末も近づいているので、無理せずに行きましょう。








コメントの入力は終了しました。
トップへ戻る