無料EAをアップデート

【無料EA】「Scal-3」USDJPYのパラメーターを更新


今回は「Scal-3」USDJPYのパラメーターをアップデートしました。

今まではイマイチ安定感を欠くような感じでしたが、直近のデータを含めて最適化をやり直しまして大幅に改善することが出来ました。

バックテスト結果では、純利益と最大ドローダウンで大幅な改善が見られ、収益グラフの浮き沈みも非常に小さくなり、かなり扱いやすくなったように思います。

ロットに対してのドローダウンも小さめなので初心者の方でも取り組みやすく、またロットを掛けた勝負のやりやすくなったのではないかと思います。

売買ロットは別として、とりあえずはポートフォリオに入れておきたい無料EAの一つではないでしょうか。

利用中の人は是非チェックしてみてください。

新しいパラメーアーファイルは既にダウンロード可能になっていますので、興味のある人はテストしてみてください。

今回アップデートしたダウンロードリンク内の新しいファイル名は…

  • 「Scal-3-USDJPY-M5-Long-202202.set」 
  • 「Scal-3-USDJPY-M5-Short-202202.set」 

の2点です。

  • 安全のため、売買ロットの初期設定は固定ロットで「0.01ロット」に設定してありますので、利用する場合は運用資金に応じて変更してください。
  • マジックナンバーについても他のEAとの重複がないか必ず確認ください。
  • また、可変ロット(MM)を利用する場合は、バックテストで口座資金とロットの関係をご確認ください。
EA本体やパラメーターのダウンロードリンクを紛失した方は、お問い合わせから無料EAを申請したときのMT4口座IDを添えてお気軽にお問い合わせください。

新旧パラメーターによるバックテストの比較

新旧のパラメーターによるバックテストの結果を比較してみました。

バックテストは新旧どちらもFXDDのヒストリカルデータを使い、期間は2013年1月〜2021年12月までの約9年間、いつも通り100万円スタートの0.1固定ロット、スプレッドは少し厳しめで、USDJPY 2.1pips で最適化しました。

*バックテストデーターはクリックで拡大できます。

Scal-3_USDJPY_Long

新パラメータ

S3-UJ-L-NEW

旧パラメータ

S3-UJ-L-OLD

<Scal-3_USDJPY_Long>

Longのみ 新パラメータ 旧パラメータ
純利益 778,540 円 331,751 円
プロフィットファクター 2.09 1.43
最大ドローダウン 86,606 円 142,619 円
最大ドローダウン(%) 6.26 % 10.35 %
勝率 91.45 % 91.84 %
取引回数 1345 回 1128 回

Scal-3_USDJPY_Short

新パラメータ

S3-UJ-S-NEW

旧パラメータ

S3-UJ-S-OLD

<Scal-3_USDJPY_Short>

Shortのみ 新パラメータ 旧パラメータ
純利益 439,848 円 95,800 円
プロフィットファクター 2.03 1.15
最大ドローダウン 55,780 円 133,887 円
最大ドローダウン(%) 3.76 % 11.60 %
勝率 87.10 % 88.33 %
取引回数 1000 回 900 回

新旧比較、ロング+ショートの合成データ

ReportManagerを使ってロングとショートのバックテストデータを合成したものです。

*詳細はReportManagerについてをご確認ください。

Scal-3_USDJPY_Long+Short

新パラメータL+S

S3-UJ-LS-NEW

旧パラメータL+S

S3-UJ-LS-OLD

<Scal-3_USDJPY_Long+Short>

Long+Short 新パラメータ 旧パラメータ
純利益 1,218,388 円 427,551 円
プロフィットファクター 2.06 1.30
最大ドローダウン 79,081 円 204,497 円
最大ドローダウン(%) 5.46 % 13.59 %
勝率 89.59 % 90.28 %
取引回数 2345 回 2028 回

まとめ

今回のアップデートでは、純利益と最大ドローダウンが大幅に改善されていて、特に今まで足を引っ張っていたショート側の収益グラフが滑らかになりました。

トータルでのバックテスト結果を見ると素晴らしく、ついつい大きなロットで勝負したくなりますが、バックテストはあくまでバックテストです。

一定の期待は出来ますが、将来もこのパフォーマンスが続くとは限りません。

運用資金に応じた無理のないロット配分で運用しましょう。

参考までに、バックテスト結果から想定される 0.1ロット で稼働させた場合の最大ドローダウンは 79,081円0.01ロットの場合は7,900円ほどになります

売買ロットの参考にしてみてください。

<注意> パラメーターを変更する場合は、売買ロットの設定とマジックナンバーの重複には十分に気をつけてください。

>>自動売買リアル戦記トップページへ戻る








トップへ戻る