無料EA-BTCUSD

今週の経済指標(20230220)+「Scal-3-BTCUSD」を追加


先週は火曜日の米CPI以降、週初から売られていた米ドルが上昇へ転じた形となり多くのドルストレート通貨ペアが影響を受けました。

ポートフォリオではGBPUSDの通貨ペアが悪い影響を受け、CPI後の急落でとったショートポジションが大きめの戻りで損切りとなりました💦

逆に、USDJPYでは深い押しが無かったこともありほぼ利確することができて、ポンドでのマイナスをリカバーしました👍

やりにくい点もありましたが、トータルではプラス着地できて良かったと思います。

また、以前から検討していたビットコインEA、「Scal-3-BTCUSD」をテスト口座に加えてみました。

昨年の5月以降、XMでの仮想通貨の取引環境がかなり良くなったので非常に気になってはいました。

具体的には、最大250倍のレバレッジ✨、スワップフリー👍(マイナススワップも付かなくなった)、24時間+土日もトレード可能😅など…

しかし、良さそうなヒストリカルデータが見つからずパラメータの最適化が微妙なのですが、手探りで何となく最適化してみました💦

一応、「Scal-3-BTCUSD」のパラメーターファイルは既にダウンロードできるようにしてありますので、興味のある方はテストしてみてください😇

先週の米CPIでは前月比で+0.5%の上昇となり、インフレ抑制のためにFRBの利上げが長引くのでは…との見方が広がったようです。

ただ従来からの、早い段階で(今年の7月頃…?)FRBは利上げを止める(ターミナルレートに達する)との市場のムードは、個人的には眉唾ではないかと疑っています…🧐

市場の予想(見方)と現実の乖離が明らかになるときこそが「サプライズ」となるので、今後も波乱含みの相場が続くかもしれません🤔

その他、先週の出来事で目立ったものをさっと振り返ってみます。

経済指標(イベント) 結果 一言
2月14日(火曜日)
米・消費者物価指数CPI 前月比

+0.5%

予想していたようなインフレの低下は確認できない
2月15日(水曜日)
米・小売売上高 +3.0% 強い数字
2月16日(木曜日)
米・生産者物価指数PPI 前月比

+0.7%

市場予想を上回り、CPIと同様の傾向

今週の注目点

今週は木曜日の「米・FOMC議事要旨」、金曜日の「日・全国消費者物価指数CPI」、「米・個人消費支出PCE」あたりが注目されます。

次期日銀総裁の植田氏は、黒田元総裁以上にハト派とは考えにくくタカ派寄りの可能性もあるので、CPIが上ブレした場合は円高方向に反応するかもしれません🧐

FRBはインフレ指標としてはCPI以上にPCEを見ているとも言われているので注目度は高いと思います。ただ、既にCPIで動いているので、CPIと近い解釈の結果となった場合は反応は限定的かもしれません。

また、火曜日はMarkit社の製造業・サービス業PMI(速報値)が発表されますので、主要国の発表時間だけは注目しています。

今週の無料EA運用スタンス

月曜日は北米市場(米・加)が休場となりますので、EAのスタート時間にはご注意ください。

また、個人的にはFRBのイベントでは全て爆死経験がある関係上「FOMC議事要旨」の発表前には一旦EAを止めようかと考えています。

その他は様子を見ながらになりますが、慎重に行こうと思います。

注目の経済指標とイベント

その他、重要そうな指標やイベントをまとめました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
2月20日 米・休場 USD
加・休場 CAD
火曜日
2月21日 18:00 欧・製造業、サービス業PMI 速報値 EUR
18:30 英・製造業、サービス業PMI 速報値 GBP
22:30 加・消費者物価指数CPI、小売売上高 CAD
22:45 米・製造業、サービス業PMI 速報値 USD
24:00 米・中古住宅販売件数 USD
木曜日
2月23日 04:00 米・FOMC議事要旨 USD
日・休場(🎌天皇誕生日) JPY
19:00 欧・消費者物価指数HICP 改定値 EUR
22:30 米・四半期GDP 改定値 USD
金曜日
2月24日 08:30 日・全国消費者物価指数CPI(1月) JPY
22:30 米・個人消費支出PCE USD

順に見ていくと…

2月20日(月曜日)

北米市場が休場となります。

ニューヨーク時間の参加者が減少することから、普段とは相場付きが変わることが多いのでご注意ください。

普段、月曜日のロンドン以降くらいからEAを稼働させている人は、少し注意が必要かもしれません。

2月21日(火曜日)

Markit社の「製造業、サービス業PMI 速報値」の集中発表があります.

欧・英・米など主要国の発表時間だけは反応することもあるので一応注目しています。

22時30分には「加・消費者物価指数CPI、小売売上高」があります。

カナダドル好きにとっては、指標狙いで一発ドカンと動いてほしいところです😅

24時には「米・中古住宅販売件数」があります。

事前予想では、年率換算件数で410万件、前月比で+2.0%となっています。

よほどブレが大きくないと動きにくいように思いますが、なにかニュースや要人発言などでドル相場がデリケートになった場合は多少反応するかもしれません🤔

2月22日(水曜日)

これといった重要指標等は予定されていません🙂

2月23日(木曜日)

午前4時に「米・FOMC議事要旨」が公開されます。

前回と比較してどのような変化があるのかが注目ですが、目を引くような表現や意見があった場合、大きく反応する可能性もあると思うので注意しています。

東京市場は天皇誕生日の祝日によりにより休場となります。

19時には「欧・消費者物価指数HICP 改定値」があります。

ユーロ圏も激しいインフレに苦しんでおり、前年同月比で+8.6%との予想ですが改定値ということもあり、よほどブレがないと動きにくいように思います。

22時30分には「米・四半期GDP 改定値」があります。

こちらも重要指標ではありますが改定値ということもあり、前期比年率で+2.9%からブレがなければスルーなような気もします。

2月24日(金曜日)

8時30分には「日・全国消費者物価指数CPI(1月)」があります。

アベノミクスを支えてきた黒田総裁と比較すれば、次期総裁の植田氏はタカ派よりになる可能性が高いと見る人が多いように思うので、日銀による利上げがより現実味を帯びるように思います。

事前予想では国内のCPIはインフレ圧力が強まる方向に出ているので、更に上ブレがあった場合などは円が買われ易くなる気もします…🧐

クロス円の取引、EAは注意したほうがイイかもしれません。

22時30分には「米・個人消費支出PCE」があります。

FRBはCPIよりもPCEを見ているとも言われますが、CPIで既に動いているので同じ傾向の結果では反応しにくいかもしれません。

こんな感じで今週も終わりです。

ビットコインEAを含め、今週もEAたちには頑張ってもらいたいものです。








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