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今週の経済指標(20230417)


先週は「米・消費者物価指数CPI」、「米・FOMC議事要旨」など、注目度の高い指標があったこともあり、まとまった稼働時間が取れずエントリーは少なめとなりました。

そんな中で、ドル円とビットコインでいくつかエントリーがありましたが、それら全てで利益確定できたのは良かったと思います✨

結果論になりますが先週を振り返ると、チャートの浮き沈みはあったものの、金曜午前中までは方向感があったので、もう少し積極的に稼働させても良かったような気もします😅

先週月曜日の、植田新総裁の就任記者会見では「現行の緩和政策は継続する…」との発言から、週を通して円は売られ気味の展開となりました。

しかし、ドル相場も売り基調だったこともあり、ドル円に関しては方向感が定まらない感じの動き動きだったように思います。

記者会見で植田総裁は、「物価の判断を的確に行う…」と言っていたことから今後のCPIの重要性は少し上がったような気もします。

また、YCCは将来的に正常化が必要…と言った趣旨の発言からは、10年債売りを後押しする感じもあるので、不安定化に繋がる恐れもあるのでは…と、考えたりします🤔

その他、先週の出来事の要点を振り返ってみます。

経済指標(イベント) 結果 一言
4月10日(月曜日)
日銀 植田新総裁 就任記者会見
  • 現行の緩和政策は継続する→円売り圧力
  • 物価の基調判断を的確に行う
  • YCCについては、適切な時期での正常化が必要
4月12日(水曜日)
米・消費者物価指数CPI 5.0%
  • 予想を下回り前年同月比で5.0%
  • コア指数も低下、特に住関連の低下が大きく、インフレ懸念が低下
  • ドル売り圧力
4月13日(水曜日)
米・FOMC議事要旨 14.5万人
  • 金融不安問題を考慮して金融政策を決定する…😱
  • 金融不安が政策に影響すると明言❗️
米・生産者物価指数PPI 総合 2.7%
  • 総合、コア指数ともに大幅低下
  • 特にサービス部門低下のインパクトがあったかも…🧐
4月14日(金曜日)
米・ミシガン大学消費者態度指数・速報値 63.5

今週の注目点

今週は、そこそこ注目度の高い指標が多く、自動売買的には少しやり難い週かもしれません。

特に、木曜午前3時の「ベージュブック」以降、注目の指標が多数あります😱

あと、先日からオージードル(AUDUSD)のEAをポートフォリオに加えたので、一応オージー関連の重要指標も加えるようにしました。

今週の無料EA運用スタンス

個人的にFRBのイベントではEAを止めることにしているので、今週のベージュブック前には一旦ポートフォリオごと止める予定をしています。

その後も、注目度の高い指標が続くことから再稼働のタイミングは悩ましいところです…🤔

後半は、様子を見ながら慎重に行こうかと💦

今週は前半勝負かな…と思いきや、中ボス級の指標がパラパラとあり前半も楽観できないような感じです😅

注目の経済指標とイベント

その他、重要そうな指標やイベントをまとめました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
4月17日 24:00 欧・ECBラガルド総裁 発言 EUR
火曜日
4月18日 10:30 豪・豪中央銀行RBA 議事要旨 AUD
15:00 英・雇用関連指標 GBP
21:30 米・住宅着工件数 USD
水曜日
4月19日 15:00 英・消費者物価指数CPI GBP
18:00 欧・消費者物価指数HICP(改定値) EUR
木曜日
4月20日 03:00 米・FRBベージュブック USD
20:30 欧・ECB欧州中央銀行 議事要旨 EUR
23:00 米・中古住宅販売件数 USD
金曜日
4月21日 08:30 日・全国消費者物価指数CPI JPY
15:00 英・小売売上高 GBP
17:00 欧・製造業、サービス業PMI(速報値) EUR
17:30 英・製造業、サービス業PMI(速報値) GBP
22:45 米・製造業、サービス業PMI(速報値) USD

順に見ていくと…

4月17日(月曜日)

24時に「欧・ECBラガルド総裁 発言」があります。

ECB全体の方向性としてはタカ派方針に変わりないと思いますが、今後の指針になるような内容があれば反応するかもしれません。

4月18日(火曜日)

10時30分に「豪・豪中央銀行RBA 議事要旨」があります。

該当通貨ペアのEAについては注意が必要かもしれません。

15時に「英・雇用関連指標」があります。

発表される各数字に大きなブレがなければ動きにくいように思いますが、ポンドなので一応注意しています😅

21時30分には「米・住宅着工件数」があります。

住関連指標は悪化が予想されており、どちらかといえば売られる材料になる可能性があるかもしれません。

4月19日(水曜日)

15時には「英・消費者物価指数CPI」があります。

前回は予想外の高いインフレ率(10.4%)となりましたが、これが更に上がるのか下がるのかで大きく変わってくるのではないかと思います。

ベイリー総裁は「金融不安の影響は無い」と、断言していることからCPIの重要性は更に高くなるのではないかと思います。

18時に「欧・消費者物価指数HICP(改定値)」があります。

注目度の高い消費者物価指数ですが、改定値ということもあり速報値とのブレが大きくなければ動きにくいようにも思います。

4月20日(木曜日)

午前3時に「米・FRBベージュブック」があります。

ベージュブックは次回FOMC会合での議論のたたき台となるものですが、前回のFOMC議事要旨では「金融不安問題を考慮して金融政策を決めていく…」趣旨の文言があったことから、今回の金融不安に始まる金融機関の信用収縮について、どう考えているのかが非常に注目されます。

個人的に、ベージュブックで過去に爆死経験があることから💦事前にEAは止めることにしています😅

20時30分に「欧・ECB欧州中央銀行 議事要旨」が公開されます。

前回の会合がハト派的結果となった具体的な経緯が判明して、意外性があったりすると大きく反応する可能性もあるので注意しています。

23時には「米・中古住宅販売件数」があります。

火曜日の「米・住宅着工件数」同様、住関連指標は悪化が予想されており、予想通りとなった場合はドルの上値を重くする原因になるかもしれません。

4月21日(金曜日)

8時30分に「日・全国消費者物価指数」があります。

植田新総裁の記者会見内容からもCPIの注目度は高くなっていると考えられ、結果に反応しやすくなっているような気がします。

クロス円のポジションがある場合は注意が必要かもしれません。

15時に「英・小売売上高」があります。

前回は堅調な数字を示しましたが、今回もその傾向が続くのかが注目です。

…事前予想では前月比でマイナスとなっています🤔

17時以降、製造業、サービス業PMI(速報値)の集中発表があります。

一応、欧・英・米の発表時間は反応することもあるので、注目しています。

先週に続きやり難い週ですが、無料EAにはなんとか頑張ってもらいたいところです。








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