今週の経済指標(20230522)


先週は、取引自体はやや少なめでしたが手堅く利益を伸ばすことが出来ました✨

ドル円では、前週後半の反発の流れを引き継いで先週も大きく上昇となり、その流れに上手く乗ることが出来ました。

その他、ここ最近の荒っぽい値動きで鳴りを潜めていたゴールドですが、久々に参戦し無事利益確定できたのでホッとしました😅

また、「EAの稼働と停止について…」ページの「注意すべき金曜日の値動き」にも書きましたが、先週のドル円は金曜日早朝まで一貫して上昇しており、週末に向けて大きめの調整が入る可能性が高いと判断したので、先週は少し早めにEAの運用を切り上げました。

金曜日に用事があったこともありますが…💦

結果的に主要通貨ペアの多くは、金曜日は調整方向に動いたので良い判断だったのかもしれません😇

先週の大まかな流れとしてドル相場に関しては、週頭から火曜日の「米・小売売上高」までは売られ気味で推移しました。

それ以降は、米国債務上限問題に進展が見られたことからリスクオン気味となりドルが大きく買われる流れとなりました。

ただ、週末には債務上限問題の交渉が上手く言っていない…との報道や、イエレン財務長官の金融不安に言及する発言、パウエル議長のハト発言によりドルは大きく売られました。

これらの動きに、ドルストレートの主要通貨ペアも振り回される週になったように思います🤔

懸念していた週末のG7サミットでは、特別なサプライズはなかったように思います。

しかし、ゼレンスキー大統領がG7首脳相手に超絶物乞い…(失礼😅)来日し、岸田首相が自衛隊車両他いろいろな支援を約束したわけですが、どうなんですかね〜😩

結局、戦争を続けることで得をしているのは米英の軍事産業だけなような気がします…

たまに見かけるDS(ディープステート)が…なんちゃら〜、というような陰謀論的な話も、まんざら嘘ではないのかもしれません。

私自身は陰謀論やオカルトなどには興味が無い方ですが、トレードや投資における環境分析に影響しそうなことに関しては、一考に値するのではないかと考えます。

先週の自動売買は、負けトレード無しで好調だったのですが、インフレや金融不安、債務上限問題など、市場を取り巻く環境はほとんど変わっていません。

いつリスクオン〜オフで揺れるような、難しい環境に変わっても不思議ではないので、安易にロットを上げたりせずに引き続き慎重に行こうと思います。

先週の出来事の要点をさっと振り返ってみます。

経済指標(イベント) 結果 一言
5月16日(火曜日)
米・小売売上高 0.4%
  • 予想値を下回ったことで、直後は売られた。
  • 前回値が上方修正されたのを好感してか、その後はドル買いへ
5月17日(水曜日)
欧・消費者物価指数HICP(改定値) 速報値と同じ
  • 上方修正の期待が高かったのか、速報値と同様だったにも関わらずユーロは売られた🤔
債務上限問題 リスクオンへ
  • 5/15のマッカーシー下院議長との会談は順調に進んでいる…と、バイデン大統領→ドル買い
5月18日(木曜日)
イエレン財務長官の発言 リスクオフへ
  • さらなる銀行合併が必要になるかもしれない…→今後も破綻しそうな銀行が出てくることを匂わす🧐
5月19日(金曜日)
債務上限問題 リスクオフへ
  • バイデン、マッカーシー会談は、難航していると発覚→ドル売り
米・FRBパウエル議長 発言
  • すぐに利上げ停止の可能性も…
  • 金融不安に伴う与信厳格化で、金利は上げなくても良いかもしれない…
  • 利上げ停止を示唆→ドル売り

今週の注目点

今週は、いかにもヤバそうな大きな指標やイベントは予定されていませんが、先週のように米国市場でリスクオン〜リスクオフで揺れるような状態になった場合は難しい展開になるかもしれません…😱

例えば、財務上限問題で「話し合いが進展」→リスクオン✨、いやいや「会談は物別れに…」リスクオフ😩→「なんとかまとまりそう…」→またまたリスクオン✨……w

特に関連するニュースには注意したほうがイイかもしれません。

他には、水曜日の「英・消費者物価指数CPI」は注目しています。前回のCPIで非常に高いインフレ率を示したことで、一定のポンド買いに繋がっているように思いますが万一下ブレが大きかった場合はガツンと売られるかもしれません。

また、主要通貨ペアでは多少の違いはありますが、ここ最近は概ねドル相場次第と言った感じになっているように見えるので、米国経済の動向には注目したいと思います。

今週の無料EA運用スタンス

事前に予定された危険な指標などはありませんが、FRB絡みのイベントでは幾度となく痛い目にあっているので、木曜日の「FOMC議事録」では、事前に一旦EAを止めようかと考えています。

大きく反応しなければ早めに再稼働、大きく反応した場合は少し時間をおいて再稼働……と言った感じで挑もうかと考えています。

注目の経済指標とイベント

その他、重要そうな指標やイベントをまとめました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
5月23日 17:00 欧・製造業、サービス業PMI(速報値) EUR
17:30 英・製造業、サービス業PMI(速報値) GBP
22:45 米・製造業、サービス業PMI(速報値) USD
23:00 米・新築住宅販売件数 USD
水曜日
5月24日 15:00 英・消費者物価指数CPI GBP
22:00 英・BOEベイリー総裁 発言 GBP
木曜日
5月25日

03:00 米・FOMC議事録 USD
21:30 米・四半期GDP(改定値) USD
金曜日
5月26日 08:30 日・東京都区部消費者物価指数CPI JPY
15:00 英・小売売上高 GBP
21:30 米・個人消費支出PCEデフレーター USD
23:00 米・ミシガン大学消費者態度指数 USD

順に見ていくと…

5月23日(火曜日)

製造業、サービス業PMIの集中発表があります。

欧、英、米に関しては反応することもあるので、各発表時間だけは一応注目しています。

23時に「米・新築住宅販売件数」があります。

景気動向を見る上で重要とされる住関連指標ですが、今は「金融不安」と「財務上限問題」に注目が集まり大きくブレがないと反応しにくいかもしれません。

ちなみに事前予想では 66.3万件で、前月比 -2.9% となっています。

5月24日(水曜日)

15時に「英・消費者物価指数CPI」があります。

さきほどチラッと書きましたが、前回のCPIでは +10.1% と高インフレを示したことにより一定のポンド買いになっていると思いますが、今回は事前予想では +8.2% と、減速予想となっています。

これが更に下ブレするようだと、ユーロのように売りが強くなるかもしれません…😱

22時に「英・BOEベイリー総裁 発言」があります。

仮に、CPIでBOEの意図しない方向にポンドが大きく動いた場合は、その動きを牽制する発言で流れが止まったり反転したりする可能性もあるかもしれません。

一応、CPIでポンドが動いたときは、特に注意したほうがイイかもしれません。

5月25日(木曜日)

午前3時には「米・FOMC議事録」が公開されます。

普通は大きく反応することは少ないイベントですが、過去に爆死経験があるので、一応EAは一旦止めることにしています。

21時30分に「米・四半期GDP(改定値)」があります。

本来は重要指標の一つですが改定値ということと、今は他に注目されていることが事案があるので反応しにくいかもしれません。

5月26日(金曜日)

8時30分に「日・東京都区部消費者物価指数CPI」があります。

現状ではCPIの多少のブレで円相場はあまり影響を受けないように思いますが、長期的には日銀の動向にも影響する可能性があるので、全国CPI同様に一応注目しています。

15時には「英・小売売上高」があります。

前回は悪化した小売売上高でしたが、その悪化が一過性のものか実態が本当に悪化しているのか、今回は多少注目されているかもしれません。

ちなみに、前月比で前回が-0.9%、今回の予想が+0.3%と微妙なラインです🧐

21時30分に「米・個人消費支出PCEデフレーター」があります。

FRBはCPIよりPCEを見ているとも言われ、インフレを計る上で重要な指標の一つです。

注目のコアPCEデフレータで結果にブレがあると反応するかもしれません。

特に上ブレ方向に反応しやすいように思います。

23時に「米・ミシガン大学消費者態度指数」があります。

最近注目されている「5年先期待インフレ」で+3.2%と高い値を示していますが、今回は確定値になります。

PCEとミシガン大指数でインフレ率が上向けば、6月の利上げ停止に疑念が生まれドル買い圧力につながるかもしれません。

相場環境的にはあまり楽観できないように思いますが、なんとか無料EAには頑張ってもらいたいと思います。








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