*2018年5月追記
今回、良さそうな無料EAを3つ追加して6個になりましたが、1つのEAで複数通貨を稼働していたり、複数のパラメータで稼働していたりするので、セットするウインドウの数は、全ての無料EA、パラメータを稼働させた場合17ウインドウになります。
このように稼働するEAの数が増えることは、自動売買のポートフォリオとしては収益曲線の平坦化にプラスに働く可能性が高く正常な方向性だと思います。
しかし、EAが増えてくると、全部動かす場合は1つのMT4に全てセットするか、複数のMT4を起動させてEAを分散させるかという問題に当たります。
ご存知の方も多いと思いますが、MT4は同時に処理できる注文は1つです。つまり複数のEAから同時に注文が入った場合、1つ目の注文を処理してから2つ目の注文を処理します。
ネットで調べると、ここでタイムラグが生じて致命的……というような事を書いている記事も見受けられますがそれは必ずしも正しいとは言えません。
ミリ秒単位で0.1pips単位で取りに行くアルゴトレードなら死活問題でしょうが、われわれ一般人は取引所直結の専用回線もなければ、1秒間に何十回も売買を繰り返すようなEAは使っていないので、それほど神経質になる必要はないと思います。
オーダーが重なる頻度も稀ですし、重なった場合レイテンシーが発生しますが死活問題と言えるほどの問題にはなりません。場合によっては有利に働く場合すらあります。
では、全部1つのMT4に突っ込むか? というとそれも問題があります。以前1つのMT4で40個以上走らせたことがあるのですが、さすがに少し動作が重くなりました。
(*しかし問題なく動きます)
マシンにもよると思いますが、いろいろやってみたところ1つのMT4で12個くらいなら問題なく動き、実際にリアルで使っていても問題ありませんでした。
私個人では現在35個のEAウインドウを複数のMT4に分けて稼働中です。オーバーウイークさせる可能性のあるEAと、させないEAで分けています。
最初に戻りますが、運用の利便性なども考えて1つのMT4で稼働させるEA(ウインドウの数)は6個〜15個くらいにして、いくつかのMT4に分散させるのが良いのではないかと思います。
稼働と停止をグループ化して分ける場合は、そのグループでMT4を分けるというのも一つの手です。
<追記>
1つのMT4で30個以上のEAを走らせて見ましたが、全く問題はありませんでした。
マシンのスペックによっては、描画などが若干重くなることがあるかもしれませんが、内部処理は問題なく行われているようです。
やって見てわかりましたが、それほど心配しなくても良いように思います。
ちなみに、リアルテスト口座のうちの一つは、全無料EAを1つのMT4で稼働させています。
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