FOMC-パウエル議長

今週の経済指標(20230918)


先週は週初からユーロとポンドについてはボラが小さめのレンジ相場となりまして…💦、木曜日の重要指標あたりからは動いたのですが、指標後のリバウンドを嫌って無料EAの再稼働は見送りました😅

ドル円については、前週末の読売新聞での植田総裁のインタビュー記事を受け、大きく窓を開けて始まりましたが、「マイナス金利解除…」という言葉に過剰反応した感じも否めず、ジリジリと値を戻し週末には年初来高値をつけて引けました。

自動売買的には、稼働時間がやや少なかったこととドル円の一部EAを止めていたこともありノーポジで終わりました。

先週注目された米CPIでは、発表直後は多少上下に振れたものの、意外にも大きな動きにはなりませんでした🤔

ただ、翌日のECBのイベントでは予想は割れていたものの金利据え置きの予想が多かったのですが、結果は0.25%の利上げを決定しました。

通常であればユーロ買いとなりそうなものですが、今回は強烈にユーロが売られました…😱

「そんなアホな…😩」と言いたくなるような動きですが、ユーロ圏のダメっぷりを象徴しているのかもしれません💦

今週は…FOMC政策金利〜パウエル議長記者会見、BOE政策金利、日銀政策金利〜植田総裁記者会見と、危険な香りが漂うイベントが水曜日の夜から続きます。

自動売買については前半勝負となりそうですが、重要イベント待ち…となって動きにくくなることもあるので無理せず気楽に行こうと思います。

また、週末の日銀イベントに向けていろんなリーク記事や憶測記事が出て右往左往するか猛省もあるので、自動売買・裁量ともに円相場には注意が必要かもしれません。

水準的にも為替介入が意識されやすくもなってくるので、要人コメントや口先介入の文言などにも注意しています。

先週の出来事を簡単にまとめてみました。

経済指標(イベント) 結果 一言
9月13日(水曜日)
米・消費者物価指数CPI コア 0.3%
  • 前月比で、総合0.6%(予想値通り)、コア0.3%(予想値+0.1%)で大きな動きにはならなかった🤔
9月14日(木曜日)
欧・ECB欧州中銀 政策金利

ラガルド総裁 記者会見

4.50%

(+0.25%)

  • 利上げだったがユーロは強く売られた…😱
  • 利上げの打ち止めを示唆→ユーロ売りに拍車
米・小売売上高 前月比 +0.6%
  • 事前予想を上ブレ
  • ドル買い圧力
9月15日(金曜日)
植田総裁発言

ブルームバーグ

  • 植田総裁発言とギャップ🧐
  • 9日のマイナス金利解除についての言及…自らの口先介入を否定するような内容💦
  • 円売り再燃💹

今週の注目点

今週の注目度No1は、何と言ってもFOMCでしょう。

しかも今回は、金利見通しと経済見通しも発表される回となりますので、一段と注目されていると思います。

政策金利自体は(98:2)据え置き予想となっており、おそらくその通りになると考えられますが、注目は「年内にもう1回利上げがあるのか…🤔」という点になると思われます。

6月公開分のドットチャートでは2023年末の金利は5.50%(5.50~5.75)が最多となっていましたが、今回発表分でどうなるのかが非常に注目されていると思います。

ブルームバーグでは経済成長率見通しが大幅に引き上げられる…とも報じられており、ドルが買われやすい状態になるのか、注目されていると思います。

また、ドル円のレートが150円に迫るにつれ口先介入など、いろんな動きがあることから明らかに日銀はこれ以上の円安を嫌がっているようにも見えます。

金曜日の日銀イベントにも注意が必要かもしれません。

今週の無料EA運用スタンス

今週は重要な指標やイベントが多く、EAの運用は非常にやりにくいと思います。

前半勝負になるかと思われますがイベント待ちで動きにくかったり、逆にヘッドラインに踊らされやすくなったりと…🤔

今週は無理せずに行こうと思います。

難しそうならEAを休ませるのもアリかなと考えています。

注目の経済指標とイベント

その他、重要そうな指標やイベントをまとめました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
9月18日 日・休場
火曜日
9月19日 10:30 豪・RBA豪中銀 議事要旨 AUD
18:00 欧・消費者物価指数HICP(改定値) EUR
水曜日
9月20日 15:00 英・消費者物価指数CPI GBP
木曜日
9月21日 03:00 米・FOMC 政策金利 USD
03:30 米・FRBパウエル議長 記者会見 USD
20:00 英・BOE英中銀 政策金利、MPC議事要旨 GBP
23:00 米・中古住宅販売件数 USD
金曜日
9月22日 08:50 日・全国消費者物価指数CPI JPY
お昼頃 日・日銀金融政策決定会合 政策金利 JPY
15:00 英・小売売上高 GBP
15:30 日・日銀植田総裁 記者会見 JPY
16:30 独・サービス、製造業PMI(速報値) EUR
17:00 欧・サービス、製造業PMI(速報値) EUR
17:30 英・サービス、製造業PMI(速報値) GBP
22:45 米・サービス、製造業、総合PMI(速報値) USD

順に見ていくと…

9月19日(火曜日)

10時30分「豪・RBA豪中銀 議事要旨」

一応動くこともあるので、該当通貨ペアのEAは止めておくほうが安全だと思います。

18時「欧・消費者物価指数HICP(改定値)」

改定値となるので、速報値からブレがなければ動きにくいと思います。


9月20日(水曜日)

15時「英・消費者物価指数CPI」

こちらもBOEのイベント前で目立ったブレがない限りは大きく反応しにくいかもしれませんが、ポンドなので一応注意しています。


9月21日(木曜日)

午前3時「米・FOMC 政策金利」、3時30分「FRBパウエル議長 記者会見」

3,6,9,12月のFOMCは金利見通しなども公開される回なので、今回は発表と同時にブッ飛ぶ可能性が普段より高くなると思われますので要注意です。

また、パウエル議長の記者会見が終わるまでは何が起きるかわからないので一応注意しています。

20時「英・BOE英中銀 政策金利、MPC議事要旨」

ここは指標トレード狙いです。ちなみに事前予想では+0.25の利上げとなっています。

23時「米・中古住宅販売件数」

21時30分に失業保険申請件数もありますが、FOMCを過ぎたあとなので、どちらもブレがあれば素直に反応するかもしれないので注目しています。


9月22日(金曜日)

8時50分「日・全国消費者物価指数CPI」

よほどのブレがないと相場への反応は限定的と思われます。

お昼ごろ「日・日銀金融政策決定会合 政策金利」、15時30分「植田総裁 記者会見」

何があるかわかりませんが、昨今の発言からも植田総裁の記者会見は注目されているように思います。

場合によっては円相場が大きく反応するかもしれないので注目しています…🤔

16時30分から主要国「サービス、製造業PMI(速報値)」の集中発表があります。

目立ったブレがあれば動くこともあるので、発表時間だけは注意しましょう。

今週はこんな感じです。

焦らず無理せず、今週も頑張りましょう👍








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