無料EA_自作_ベージュブック

今週の経済指標(20231127)


先週は、週初からポジション整理の色合いが強いスタートとなりましたが、火曜深夜(水曜)のFOMC議事要旨では市場予想との温度差が見られ、一時ドルは買い戻される場面もありましたが、全体ではポジション整理の流れがメインの週となりました。

感謝祭前ということもあり、無料EAの運用時間を限定していたこともあり、自動売買の方はノーポジとなりました😅

今年も実質的に残り1ヶ月となり、万一ここから大きく利益を減らす事があると何かと不都合もあるので💦 先週からは裁量トレードの方もロットを下げました。

まぁロットを下げた途端に絶好調になるのはアルアルですけど…💦

先週は、前週の流れを引き継ぐ形でドル売りで始まりました。

同時に円買いも進んだことでドル円は強い下落で始まり、火曜日のロンドン時間までに2円60銭ほど円高に振れました。

そこからFOMC議事要旨では、「インフレが2%目標への道筋を明確にたどっていると確信するためには、さらなる証拠が必要になるとも強調した…」と…🧐

2024年に4回の利下げもありうる…とする市場予想とは少し温度差のある内容だったこともあり、ドルは買い戻されました。

その後も「米・失業保険申請件数」、「米・ミシガン大学消費者態度指数・確報値」もドル買いを誘う結果となり、ドル円はこの流れに乗って149円台半ばに値を戻しました。

ドル円はこの水準が居心地良さそうな感じもしますが、今後の方向性が注目されます。

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
11月22日(水曜日)
米・FOMC議事要旨 ややタカ的
  • インフレは今も容認できないほど高く、目標の2%を大きく上回っている🤔
  • インフレが2%目標へ順調に下落していると確信するには、さらに証拠が必要と強調
  • ドル外へ📈
米・ミシガン大消費者態度指数

確報値

61.3
11月24日(金曜日)
米・製造業、サービス部門 PMI 製造 49.4

サー 50.8

総合 50.7

  • 総合値でなんとか50を超えているが、詳細で雇用の縮小が怪訝されドル売りへ🤔

今週の注目点

今週は、「欧・消費者物価指数HICP 速報値」、「米・個人消費支出 PCEデフレーター」、「米・ISM製造業景況指数」、「米・FRB パウエル議長 発言」あたりが注目されているように思います。

個人的には「米・ベージュブック」も稀にですがガツンと動くので注目しています。

また、仮にドルが売り込まれ…FRBが2024年の利下げの過度な織り込みを嫌うなら、先週のようにFRBメンバーからのタカ発言がでてくる可能性もあると思います。

状況によりますが、週末のパウエル議長の発言でもタカ発言が飛び出す可能性もあり、ドル相場はそれなりに反応すると思われるので一応注意したほうがイイかもしれません。

今週の無料EA運用スタンス

一応、ベージュブックまでで一旦EAを止めようと考えています。

スルーのことが多いのですが、過去に爆死経験があるので一応止めます…😅

再稼働は月末でもあるので、様子を見ながら慎重気味に行こうと思います。

注目の経済指標とイベント

その他、重要そうな指標やイベントをまとめました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
11月27日 24:00 米・新築住宅販売件数 USD
火曜日
11月28日 24:00 米・消費者信頼感指数 USD
水曜日
11月29日 09:30 豪・消費者物価指数CPI AUD
22:00 独・消費者物価指数CPI EUR
24:05 英・BOE ベイリー総裁 発言 GBP
木曜日
11月30日 04:00 米・ベージュブック USD
19:00 欧・消費者物価指数HICP 速報値 EUR
22:30 米・個人消費支出 PCEデフレーター USD
金曜日
12月1日 22:30 加・雇用関連指標 CAD
24:00 米・ISM製造業景況指数 USD
25:00 米・FRB パウエル議長 発言 USD

順に見ていくと…


11月27日(月曜日)

24時「米・新築住宅販売件数」

米国の住関連指標は全般に失速傾向にあることから事前予想でも鈍化予想となっており、米ドルの足を引っ張る可能性があると思います🧐


11月28(火曜日)

24時「米・消費者信頼感指数」

米国の物価高騰は凄まじく、特に食品やガソリン価格の上昇は家庭を直撃し、消費・購買意欲は悪化傾向が続いています。

予測はできませんが、FRBメンバーのタカ発言も一応注意したほうがイイかもしれません。


11月29日(水曜日)

9時30分「豪・消費者物価指数CPI」

前回は大幅反発しましたが、今回はその反動なのか減速予想になっています。

米ドルの方向と指標のブレ方向が一致した場合は、動くかもしれないので一応注目しています。

22時「独・消費者物価指数CPI」

メインは30日の「欧・消費者物価指数HICP 速報値」ですが、前哨戦とも考えられるので、ブレがあればそれなりに反応するかもしれません。

24時05分「英・BOE ベイリー総裁 発言」

ややタカ寄りの姿勢に変わりはないと思いますが、万一予想外の発言があるとポンドの場合はガツンと動くことがあるので一応注意しています。


11月30日(木曜日)

午前4時「米・ベージュブック」

スルーのことが多いですが、過去に痛い目にあっているので一応EAは一旦止めることにしています。

19時「欧・消費者物価指数HICP 速報値」

前回は総合値、コア値共に減速により追加利上げは考えにくくなり、大きくユーロが売られました。

今回も減速予想となっており、ユーロは買われにくい状況が続くかもしれません。

22時30分「米・個人消費支出 PCEデフレーター」

堅調な個人消費はしばらくは続くように思いますが、貯蓄率はジリジリと下落していることから、どこかの時点で大幅に崩れる可能性もあり、注目度は高いように思います。


12月1日(金曜日)

22時30分「加・雇用関連指標」

最近は派手に動くことが少なくなってきましたが、動けば指標トレードを狙いたいと思います。

24時「米・ISM製造業景況指数」

低迷が続いてきたISM製造業ですが、分岐点である50に迫った来たところで前回は失速しました。

自動車産業のストライキの影響とされていますが、本当にそうだったのかが今回の結果でわかるのではないかと思います。

ちなみに事前予想では50を超えないレベルで47.7となっています。

25時「米・FRB パウエル議長 発言」

なんとも言えませんが、各指標が予想に近い結果となり、一段と利下げ期待が膨らむような場合はタカ発言を浴びせてくる可能性もあるのではないかと思います。

今週はこんな感じです。

自動売買、裁量共にロットを抑えて無理せずに行こうと思います…😅








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