今週の経済指標(20240108)


今年は元旦から大地震や航空機事故で正月気分が一気に吹っ飛びました…😱

私のところでもユサッ…ユサッ…と揺れましたが、北陸の方ではこんなに大変なことになっているとは思いませんでした。

ツイッターなどで上がっている地震発生時の動画を見ると、3.11と同じくらい激しく揺れているものもあり、あらためて今回の地震の規模に驚きました。

被災地では亡くなられた方が既に100人を超えており、避難所生活を強いられているかたも大勢おられるようで…言葉がありません。

被災された方々の日常がなるべく早く戻ることを願います。

年明けのドル相場は、昨年12月27日のNHKによる植田総裁のインタビューから、早期マイナス金利解除の可能性は低いとの認識が広がったことで円売り基調となり、それに伴うドル買いで始まりました。

その後のFOMC議事要旨では思ったほど利下げ色が強くなかったことや、ADP雇用統計、失業保険申請件数、米国雇用統計などがいずれも堅調な結果を示しドルが強い週となりました。

ISM非製造業景況指数が鈍化したことにより少し売られはしたものの、週を通して見れば概ねドルは買いが優勢となる週でした。

円相場については、石川県の地震の被害の深刻さが報道されるにつれ「流石にこの状況下での利上げはしばらくは無いだろう…」との思惑から(邪推💦)、さらに円売りが加速したのではないかと考えたりもします…🤔

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
1月4日(木曜日)
米・FOMC議事要旨 それほどハト的ではない…
  • FOMC時の利下ムードは先走りすぎ…💦
  • 2024年末までには利下げが適当…🤔
  • ドル買いへ
米・失業保険申請件数 低下

強い労働需要

  • 新規、継続者共に低下
  • 利下げ期待が急落…😅
  • ドル買いへ
1月5日(金曜日)
米国雇用統計 +21.6万人
  • 事前予想の17万人を大きく上回る✨
  • 失業率も予想を下回り3.7%と、懸念される4%を下回る
  • ドル買い材料
米・ISM非製造業景況指数 50.6
  • 前回値52.7から急落💦
  • 50を割らなかったが、米経済の鈍化懸念…
  • ドル売り材料🤔

今週の注目点

大きな指標は少なめですが、今週は木曜日の「米・消費者物価指数CPI」の注目度は非常に高いように思います。

その他では、日銀の動向に関する注目度が高いように思うので、火曜日の「日・東京都区部消費者物価指数CPI」、水曜日の「日・勤労統計調査」などの指標についても少し注意したほうがいいかもしれません🤔

今週の無料EA運用スタンス

本日、8日月曜日は祝日となりますので、東京時間とロンドン時間の初めは少し注意が必要かもしれません。

ドル円の通貨ペアについてはリスクを抑え気味に、慎重に行きたいと思います。

11日木曜日の「米・CPI」については、事前に一旦EAを止めようかと考えています。

注目の経済指標とイベント

その他、重要そうな指標やイベント…….少なっ💦

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
1月8日 日・休場 JPY
火曜日
1月9日 08:30 日・東京都区部消費者物価指数CPI JPY
09:30 豪・11月 小売売上高 AUD
水曜日
1月10日 08:30 日・勤労統計調査 JPY
09:30 豪・消費者物価指数CPI AUD
木曜日
1月11日 22:30 米・消費者物価指数CPI USD
22:30 米・失業保険申請件数 USD
金曜日
1月12日 16:00 英・月次GDP GBP
22:30 米・卸売物価指数PPI USD

順に見ていくと…


1月9日(火曜日)

8時30分「日・東京都区部消費者物価指数CPI」

エネルギー価格が落ちいついてきたことや食品や日用品の値上げが一巡したこともあり、インフレ率の縮小傾向が続くように思われます。

前回値+2.3%、今回予想値+2.2%となっていますが、ブレが目立った場合は結構反応するかもしれないので一応注目しています。

9時30分「豪・11月 小売売上高」

前回値は-0.2%、今回の予想は+1.2%となっていますが、ブレがある程度合った場合は動く可能性もあると思うので、一応発表時間だけは注意するようにします。


1月10日(水曜日)

8時30分「日・勤労統計調査」

日銀はゼロ金利解除の条件として賃金の伸びを重視していますので、注目度は高いように思います🧐

ただ、今回の予想もイマイチで実質賃金はマイナスが続いていることもあり、順等で無難な結果が出た場合は、やや円売りを後押しするような気もします…🤔

9時30分「豪・消費者物価指数CPI」

豪CPIはピークアウトした感じが強く、今回も減速予想となっているので、よほどのことがないと買われにくいような気がします…🧐


1月11日(木曜日)

22時30分「米・消費者物価指数CPI」、「米・失業保険申請件数」

事前予想では総合コア共に前月比+0.2%となっており、インフレ減速傾向は続く見込みとなっていますが、よほどの下ブレが無い限りはFRBを利下げに駆り立てるほどのインパクトはないのではないかと思ったりもします…🤔

「米・失業保険申請件数」については、先週は強い結果だったものの、今週は増加予想となっています。

CPIと同時発表ですが、CPIの結果が材料にならなかった場合は「米・失業保険申請件数」が材料になる可能性もあるので、一応こちらも注目しています。


1月12日(金曜日)

16時「英・月次GDP」

米ドル次第の動きが最近は目立つような気がしますが、ポンドは突然大きく反応することのある通貨なので一応注意しています。

遅くとも、この指標までに無料EAの運用は止めたほうが無難なような気がします。

22時30分「米・卸売物価指数PPI」

前日のCPIほどの注目度は無いと思われますが、偶に反応することもあるので一応注目しています。

CPI同様に、資源価格の低下に伴いインフレ減速傾向が続くと考えられ、よほどのブレがないと大きくは動きにくいような気がします…🤔

今週はこんな感じです。

今年も昨年同様、無難にコツコツ利益を積み上げて言ってほしいと思います…😅








コメントの入力は終了しました。
トップへ戻る