無料EA

今週の経済指標(20240115)


先週は、米CPI前でEAを止めたこともありエントリーが少なく微益で終わりました…😅

ドル相場がヨコヨコ、他主要通貨ペアについても方向感の無い展開となったことでトレンドフォロー中心の無料EAには手の出しにくい相場となりました。

まぁ、レンジの折り返し地点で高値掴みや安値売エントリーを上手く回避したのは良かったと思います✨

先週のドル相場は、やや売られ気味で始まったものの方向感はなく、CPIの上ブレで強く買われましたが全モとなり、再浮上するも金曜日のPPIの鈍化でまた売られる…といった感じで方向感のない動きとなりました。

今回の米CPIで伸びが目立った住宅、中古車、サービスについては、次回以降も伸びるとは考えにくいということが全モの一因になったような気がします🧐

金曜日のPPIでは、前回分が0%→-0.1%へ下方修正され、今回も-0.1%となり、今後はCPIについてもインフレ減速へ向かう可能性がより高まったように感じます。

これらにより市場では、FRBによる3月の利下げ見通し期待が高まっており、現状ドルの上値を抑える形になっているように思います。

今週FRB関連では「ベージュブック」を控えています。

前回は経済悪化を示す内容でドル売りを誘いましたが、今回もそれほど大きくは変わっていないのではないか…と思います…🤔

目立った改善が見られない….となれば、やはりドルの上値を抑える方向に圧力がかかりやすくなるような気もします…(他にもドルを動かす要因はあるので分かりませんが😅)

また、来週からはFRBは俗に言われるブラックアウト期間に入りますので、今週予定されているFRBメンバーの発言には、ちょっと注意が必要かもしれません。

特に、16日火曜日にはウォラーFRB理事による「経済見通しおよび金融政策について…」の講演があり、質疑応答もあるそうなので出てくるニュースには少し注目かもしれません。

他にも水曜にウィリアムズNY連銀総裁、木曜日にボスティック・アトランタ連銀総裁の講演が予定されています。

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
1月9日(火曜日)
日・東京都区部

消費者物価指数CPI

2.1%
  • コア指数が、前回値2.3%から2.1%へ更に鈍化…🤔
  • 円売り圧力
1月10日(水曜日)
日・勤労統計調査 0.2%
  • 賃金上昇率が1.5%→0.2%
  • 名目・実質共に大きく低下💧
  • 円売り圧力
1月11日(木曜日)
米・消費者物価指数CPI 総合0.3%

コア0.3%

  • 鈍化傾向の予想に対し上ブレ
  • 内容的には一過性の可能性
  • 大きく買われるも全モ💦
1月12日(金曜日)
米・卸売物価指数PPI -0.1%
  • 前月分も下方修正で+0.1%
  • 連続で下落が続いている事により、インフレは収束へ向かう可能性が大きくなる…🤔

経済関連ではありませんが、15日月曜日に米共和党の党員集会、米大統領選挙の予備選挙がアイオワからスタートし、18日木曜日には米大統領選共和党候補者討論会がニューハンプシャーで予定されています。

今のところ、トランプ氏、デサンテス氏、ヘイリー氏の3人が有力候補と見られており、中でもトランプ前大統領が最有力候補と見られています。

トランプ前大統領はウクライナ支援を止める等、バイデン政権とは異なる政策を取る点が多いと考えられ、注目度は高いと思われます。

今すぐどうこうといった問題ではありませんが、トランプ氏が優勢になれば徐々に影響は大きくなるかもしれません🧐

今週の注目点

特別大きな指標はありませんが、ベージュブック他気になる指標がパラパラとあります。

FRB(米)より先に利下げに動きそうな雰囲気のあるBOE(英)の雇用関連指標、CPI、小売売上は少し注意したほうがいいかもしれません。

特に、ポジションがある場合は気持ち悪いかもしれません🤔

また、来週の日銀金融政策決定会合が近づいてくると、リーク記事や関係者のコメントなどが出てくることもあり、大きく円相場が動くことがあるので注意しています。

今週の無料EA運用スタンス

本日、15日は米国市場が休場となりますのでNY時間の取引には少し注意したほうがいいかもしれません。

今週の無料EAの稼働開始は、火曜日の東京時間あたりからが無難なような気がします。

個人的にFRBのイベントでは一旦EAを止めることにしていますので、ベージュブックの前には一旦EAを止めようかと考えています。

再稼働については様子を見ながらになりますが、慎重に行こうと思います。

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
1月15日 米・休場 USD
火曜日
1月16日 日・経営労働政策特別委員会報告 JPY
16:00 英・雇用関連指標 GBP
水曜日
1月17日 16:00 英・消費者物価指数CPI GBP
22:30 米・小売売上高 USD
木曜日
1月18日 04:00 米・ベージュブック USD
21:30 欧・ECB議事要旨 EUR
金曜日
1月19日 08:30 日・全国消費者物価指数CPI JPY
16:00 英・小売売上高 GBP
24:00 米・ミシガン大消費者態度指数・速報値 USD

順に見ていくと…


1月16日(火曜日)

「日・経営労働政策特別委員会報告」

俗に言う「春闘指針」の公開があります。

賃上げ期待を煽る内容になっていると思われますが、先週のCPIの鈍化やお粗末な勤労統計調査の結果もあるので、どう反応するかはちょっと分かりません…が、注目されているのは間違いないようです🧐

16時「英・雇用関連指標」

前回に続き、今回も失業率など雇用環境の悪化が予想されています。

仮に予想通りとなればBOEの利下げ判断を後押しする要因となり、売り圧力になる可能性があると思います。


1月17日(水曜日)

16時「英・消費者物価指数CPI」

十分速いペースでインフレ率は低下してきていますが、ここから更にインフレ鈍化が進んでいるようなら、市場では早期利下げが意識されポンドが強く売られる可能性もあると思うので注目しています。

22時30分「米・小売売上高」

今回の12月分は年末商戦が含まれているので良い数字が出ると思われますが、思ったほど良くない……となった場合は売り材料となる可能性もあるので注目しています。


1月18日(木曜日)

午前4時「米・ベージュブック」

今回も前回と同じような冴えない経済見通しとなれば、より利下げが意識されやすくなりドルの上値を重くする可能性があるのでは……と、考えています。

スルーのことも多いベージュブックですが、過去には痛い目にあったことがあるので💦、個人的に発表前にはEAを止めることにしています…😅

21時30分「欧・ECB議事要旨」

前回ECB会合では「利下げの議論すら無かった…」的なタカ発言を連発していたラガルド総裁でしたが、議事要旨の内容が同様なのかズレがあるのか…注目している人もいると思います。

ただ、状況的には買い材料にはなりにくいような気がします…🤔


1月19日(金曜日)

8時30分「日・全国消費者物価指数CPI」

先週の「東京都区部消費者物価指数CPI」と同様にインフレ鈍化予想となっており、事前予想と近い結果となれば、一定の円売り圧力にはなるように思います。

16時「英・小売売上高」

小売売上は年末商戦の期間を含んでいることもあり強い結果が出る可能性があり、雇用関連指標、CPIと違って買い方向への圧力となる可能性もあると思います。

反応するかは分かりませんが、一応注目しています。

24時「米・ミシガン大消費者態度指数・速報値」

消費者心理とインフレ期待(1年先、5年先)については、大きく動いた場合はそれなりに相場に影響があるので、一応確認するようにしています。

今週はこんな感じでおしまいです😇








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