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今週の経済指標(20240122)


先週はベージュブック前に一旦EAを止めて以降、再稼働のするのが少し遅れたこともありエントリーは少なめでしたが、大きく引かされることもなく無難にプラス着地でした😇

地味に利益を重ね、スタンダード口座で+435pips、KIWAMI口座で+479pipsで終わることができました✨

週中で相場の流れが反転する難しい通貨ペアもありましたが、ベージュブックでEAを止めていたことで上手くスルーできた可能性も少しあるように思います…💦

今週以降もこの調子で頑張ってもらいたいと思います。

話は変わりますが、今週中にパラメーターの更新を1つ行いますので、配布できるようになりましたら詳細記事を公開します😇

先週は、前回記事にも書いたFRBウォラー理事の「手のひら返し」のサプライズ発言により、一気にドル買いの流れとなりました。

たしか昨年の11月末頃だったと思いますが、タカ派と言われたウォラー理事が「インフレ率の低下が明確になれば、経済状況に関係なく利下げを行うことは可能である…」という趣旨のウルトラ超ハト発言をしことからも、市場の利下げ期待を煽る誘導する形になっていたように思います…🤔

その結果、市場では2024年内に6〜7回の利下を織り込む…という状況になっていたわけですが……

そのウォラー氏は、今回「インフレ率の低下が明確に継続すると判断できるまでは、早急に利下げするべきではない…」といった、昨年11月時点とは真逆と取れる趣旨の発言をしたので…結構なサプライズとなったように思います。

円相場では、火曜日に強気の「日・経営労働政策特別委員会報告(春闘指針)」が発表されたもののドル売りの流れが強く、ドル円相場はドル買いの反動で一時148円代後半まで買われる場面もありました。

また、金曜日に発表された「日・全国CPI」では、総合、コア、コアコア共に前回値を若干下回っていることも、円を積極的に買いにくくしている要因の一つではないかと思います。

このような状況の中で今週は注目の日銀会合があります。

チョコチョコ金融政策変更の可能性をチラ見せして、市場を牽制してきた日銀(植田総裁)ですが、元旦の石川県能登の震災以降は1月の政策変更は無いと考えられています。

ただ、150円に迫るドル円の水準を考えると植田総裁の記者会見では、円相場を円高方向へ動かすようなインパクトのあるタカ発言などを行う可能性が十分あると思うので、注意が必要ではないかと考えています。

記者会見では、薄っぺらなタカ発言だったり、発言に市場が過剰反応してしまった場合は急騰急落全モなども考えられるので、安易な指標トレードでの飛び乗りには気をつけようと思います😅

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
1月16日(火曜日)
日・経営労働政策特別委員会報告

(春闘指針)

  • 「構造的な賃金引上げ」の実現に貢献することが経団連・企業の社会的な責務である。
  • 賃上げを推奨
  • 2月から結果が出てくる…🤔
米・FRBウォラー理事 発言 サプライズ❗️
  • 昨年11月時点とは真逆の超タカ発言
  • 急激なドル買いへ📈
1月17日(水曜日)
米・小売売上高 前月比 +0.6%
  • 予想以上に好調
  • ドル買い材料
  • ただし年末商戦の結果💦
1月18日(木曜日)
米・ベージュブック スルー気味
  • 景気見通しが若干改善
  • 目立った変化は特にナシ😅
1月19日(金曜日)
日・全国消費者物価指数CPI 鈍化
  • 前回より伸び率が鈍化
  • 円売り材料
米・ミシガン大消費者態度指数 大幅改善

69.7→78.8

  • 消費者心理が大幅改善
  • ドル買い材料
  • 先のインフレ見通しは低下

先週アイオワ州で行われた、大統領選共和党の候補指名争いではトランプ氏が圧勝となりましたが、アイオワは元々トランプ氏の支持率が高かったことから予想通りといった感じだったと思います。

しかし、23日に行われるニューハンプシャーの予備選では、無党派層が多いとされトランプ氏とヘイリー氏が拮抗していると言われていましたが最新調査では、ややトランプ氏が有利なようです。

ニューハンプシャーはトランプ氏にとっては厳しい州の一つと考えられており、ここをトランプ氏が取るようであれば、全米の多くの州でも有利と考えられるので、今回の注目度は高いと思います。

まだ直接的に市場に影響はありませんが、今後は少しずつ意識されてくる可能性もあるため注目しています。

今週の注目点

今週はなんといっても火曜日の「日・日銀会合、政策金利〜植田総裁記者会見」がメインイベントだと思います…🧐

金融政策等は据え置きと見られていますが、植田総裁の記者会見で今後の政策変更のヒントになるような発言があるのか……多くの人が注目していると思います。

また、ドル円が150円に近づくにつれ関係者の口先介入や、口先介入を警戒したポジション整理などが入る可能性もあり注意が必要かと思います。

木曜日には「欧・ECB欧州中央銀行 政策金利」が予定されていますが、こちらも据え置きと見られておりスルーの可能性すらあるのではないかと思いますが、こちらもラガルド総裁の記者会見のほうが影響が大きい可能性もあり注意しています。

その他、そこそこ注目されるような指標が多く神経を使う週となりそうです。

今週の無料EA運用スタンス

ドル円については日銀会合〜植田総裁の記者会見が終わるまでは様子見で…、終了後に値位置など見ながら稼働させるか考えようと思います🤔

水曜日の「加・BOCカナダ中銀 政策金利」は、対象通貨ペア(USDCAD)だけは一時的に止めようかと考えています。

他にも「欧・ECB欧州中央銀行 政策金利〜ラガルド総裁記者会見」、「日・東京都区部消費者物価指数CPI」と、注目度の高い指標がパラパラと散らばっているので、EAの運用面では非常に悩ましい週になるように思います。

様子を見ながら無理せず慎重に行こうと思います。

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
1月23日 お昼頃 日・日銀会合、政策金利、展望レポート JPY
15:30 日・植田日銀総裁 記者会見 JPY
水曜日
1月24日 18:00 欧・製造業、サービス業PMI 速報値 EUR
18:30 英・製造業、サービス業PMI 速報値 GBP
23:45 加・BOCカナダ中銀 政策金利 CAD
23:45 米・製造業、サービス業PMI 速報値 USD
木曜日
1月25日 22:15 欧・ECB欧州中央銀行 政策金利 EUR
22:30 米・四半期GDP USD
22:45 欧・ECBラガルド総裁 記者会見 EUR
金曜日
1月26日 豪・休場 AUD
08:30 日・東京都区部消費者物価指数CPI JPY
08:50 日・日銀会合 議事要旨 JPY
22:30 米・個人消費支出PCEデフレーター USD

順に見ていくと…


1月23日(火曜日)

お昼ごろ「日・日銀会合、政策金利、展望レポート」

15時30分「日・植田日銀総裁 記者会見」

とりあえずドル円のEAは止めます😅

政策金利の発表よりも植田総裁の記者会見のほうが動く可能性もあり注目しています。

ドル円のレートにもよりますが、今週は要人による口先介入も注意したほうがいいかもしれません。


1月24日(水曜日)

18時の欧州から順に「製造業、サービス業PMI 速報値」の集中発表があります。

欧・英・米については反応することがあるので、発表時間だけは一応注目しています。

23時45分「加・BOCカナダ中銀 政策金利」

据え置き予想で大きな影響は無いかもしれませんが過去にサプライズもあったので、一応注意しています。


1月25日(木曜日)

22時15分「欧・ECB欧州中央銀行 政策金利」

22時45分「欧・ECBラガルド総裁 記者会見」

こちらも据え置き予想となっていますが、ラガルド総裁のタカ発言が出てくるかもしれないので一応注意しています。

22時30分「米・四半期GDP」

特別大きな注目を集めているわけではないと思いますが、事前予想の(2.0%)からブレが大きいと反応する可能性もあるので一応注目しています。


1月26日(金曜日)

8時30分「日・東京都区部消費者物価指数CPI」

昨年の1月は4%を超える高い値だったこともあり、今回も前回(2.1%)から鈍化の(1.9%)の予想となっています。

仮に予想通りとしても円は売られやすいように思いますが、下ブレするようだと更に円売り圧力になるかもしれません。

8時50分「日・日銀会合 議事要旨」

火曜日の日銀イベントで動いた場合は、議事要旨も注目度が上がると思うので注意しています。

22時30分「米・個人消費支出PCEデフレーター」

総合、コア値共に鈍化が続いており、この傾向が続けばドル売り材料となり、反発すればドル買い材料となるかもしれませんが、事前予想では鈍化予想となっていてます。

今週はこんな感じで結構やりにくいように思いますので、無理せずに頑張りましょう😇








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