今週の経済指標(20240513)


久しぶりになります😅

GW中は相場から離れていましたが、複数回の為替介入などもあり、幸か不幸か非常に大きな動きのあった週となったようです。

ドル円に関しては度重なる介入による急落から、現在ちょうど半値戻しくらいの位置で方向感を探るような感じになってます🧐

GWはブログをお休みしてプライベートでバタバタしていました😇

ただ…連日の人混みでグッタリで、終盤からは風邪をもらいまして高熱で寝込んでおりました…🙇

あらためて引きこもりの体力と免疫力のなさを痛感した次第です💦

ここ2週間の相場を簡単に振り返ると…

4月29日からの週の米ドルに関しては、日銀の「円買いドル売り介入」、FOMCでのハト化、雇用統計ほか景気関連指標の悪化などを受け、全体的には売られる展開となりました。

翌5月6日の週では、イエレン財務長官の為替介入を牽制するコメントが出たことを受け、日銀の介入警戒感が薄れたことや、FRBメンバーからタカ発言があったことなどによりジリジリと買い戻しが進みました。

後半、「米・失業保険申請件数」の悪化を受け少し売られましたが、終わってみれば概ねドル買い優勢の週でした。

円相場(ドル円)の4月29日からの週については、週明けドル円急騰で一瞬160円を超えましたが、程なくして実弾介入が入り、一時154円台まで急落…😱

しかし、反発も強く水曜日には158円付近までジリジリと値を戻しました。

水曜日深夜のFOMCでは、パウエル議長が「次の金利の動きが引き上げとなる可能性は低い」と、利上げの可能性を否定したことなどによりドルが売られたのですが、このタイミングでさらなる実弾介入がありました。

複数回の為替介入によりこの週は152円台で引けましたが、160円台から151円台まで、8円を超える値動きとなりました…📉

翌5月6日の週では、4日(土曜)にイエレン財務長官から為替介入をけん制する発言により日銀による為替介入リスクが後退しジリジリと買い戻しが進む形になり、あっという間に156円付近まで値を戻し、引け値は155円代後半…📈

前週の暴落から半値戻しの位置という、なんとも悩ましい引け値となりました…🤔

ここ2週間の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
4月29日(月曜日)
日銀・為替介入 約5円の急落
  • 一時160円台を付けるも介入後一時154円台まで急落…😱
5月1日(水曜日)
米・ISM製造業景況指数 悪化📉

結果49.2

  • 前回50.3、予想50.0
  • 50割れ→ドル売り圧力
5月2日(木曜日)
FOMC・パウエル議長会見 ハト化
  • 「次の金利の動きが引き上げとなる可能性は低い」→利上げ否定→ドル売り圧力📉
  • ただ、インフレ判断については若干インフレ側に…🧐
日銀・為替介入 一時4.5円の急落
  • 157円台から一時153円…😱
5月3日(金曜日)
米・雇用統計 悪化🔥

17.5万人

  • 前回30.3万人、予想17.5万人
  • 失業率3.8→3.9へ
  • 景気悪化懸念→ドル売り圧力
米・ ISM非製造業景況指数 悪化📉

結果49.4

  • 前回51.4、予想52.0
  • 製造サービス共50を下回る
5月6日(月曜日)
米・イエレン財務長官

介入牽制発言

介入警戒感低下
5月9日(木曜日)
米・失業保険申請件数 新規数で悪化📈

23.1万人

  • 前回20.9万人、予想21.5万人
  • 景気悪化懸念→ドル売り圧力

足元のインフレ再燃が懸念される状況下で、米国の景気悪化が懸念される指標が目立つ結果となっています。

米大統領選挙を前にして、景気悪化を回避すべくFRB(米政府)としては利下げ方向に舵を切りたいところでしょうが、インフレ沈静化は思うように進んでいない現状なので、方向感としては悩ましいところではないかと思います…😅

今週の注目点

今週は中ボス以上の指標は少なめです。

ただ、上でも書いたように今週の「米・消費者物価指数CPI」「米・小売売上高」はドル相場の方向性を考える上で非常に重要なので注目度は高いと思います😱

また、木曜日の「日・四半期GDP」はマイナス予想となっていますが、これもトリガー的な指標になる可能性も否定できないので注目しています🤔

今週の無料EA運用スタンス

水曜日の「米・消費者物価指数CPI」の前には、一旦EAを止める予定です。

その他は、事前にEAを止めるような指標やイベントは予定されていませんが、要人発言やサプライズ的なニュース、場合によっては口先・実弾介入…など、状況を見ながら慎重に行こうかと思います…😇

また、最近は特にクロス円のスプレッドが若干開き気味なことが目立ちますが、現状スプレッドフィルター搭載のEAに関しては少し厳し目に設定してあるので、フィルターに掛かってエントリーが見送られるケースもあると思います。

スプレッドフィルター搭載の無料EAについては、利用者様の方でパラメーターを調整できるようにしてありますので、興味のある方は調整テストしてみてください。

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
5月14日 15:00 英・雇用関連指標 GBP
21:30 米・生産者物価指数PPI USD
23:00 米・FRBパウエル議長 講演 USD
水曜日
5月15日 21:30 米・消費者物価指数CPI USD
21:30 米・小売売上高 USD
木曜日
5月16日 08:50 日・四半期GDP JPY
10:30 豪・雇用関連指標 AUD
21:30 米・失業保険申請件数 USD
金曜日
5月17日 18:00 欧・消費者物価指数HICP(改定値) EUR

順に見ていくと…


5月14日(火曜日)

15時「英・雇用関連指標」

事前予想から大きくブレる要素は少ないように思いますが、忘れた頃にガツンと動くことのあるポンドだけに一応は注意しています。

21時30分「米・生産者物価指数PPI」

インフレ動向は、現在最も注目度が高い指標のひとつなので、目立った結果が出ればPPIといえども反応する可能性はあると思います。

23時「米・FRBパウエル議長 講演」

パウエル議長はアムステルダムで開催される外銀系団体のイベントで講演します。

滅多なことは無い……と思いますが、万一があった場合は大惨事になる可能性もあるので一応注目しています。

また他にもFRBメンバーから、アトランタ連銀のボスティック総裁とクリーブランド連銀のメスター総裁の講演もあるようです。


5月15日(水曜日)

21時30分「米・消費者物価指数CPI」「米・小売売上高」

今週のメインイベントです😱

コア値では0.4%と高い値が続いていますが、今回も同様の数値が出た場合は、利上げは無いとしても利下げ後退は十分考えられるので、結果によってはドル買い再燃の可能性も否定できません🧐

逆に、CPIが下振れして小売売上高も下振れした場合は、ブレ幅にもよりますが米ドル買いの根拠が崩れる可能性もあり強いドル売り圧力が掛かる可能性もあると思います…🤔

今後のドル相場の方向感へも影響がありそうなので、目先の動き以上に重要だと思います。

無料EAは一旦止めて指標トレードで挑みたいと思います💦


5月16日(木曜日)

8時50分「日・四半期GDP」

自動車業界の認証不正問題や能登半島大地震などの影響で今回は大幅なマイナスが予想されています。

GDPのマイナスは一時的と考えられますが、相場のムード次第では円売りの背中を押す可能性もあるのではないかと思います。

10時30分「豪・雇用関連指標」

事前に、無料EA「Scal-3-AUDUSD」のポジションがある場合は一応注意してください。

21時30分「米・失業保険申請件数」

先週は大幅悪化となりましたが、今回は多少は持ち直す予想となっています。

結果次第では動くこともあるので一応注目しています。


5月17日(金曜日)

18時「欧・消費者物価指数HICP(改定値)」

消費者物価指数ですが改定値なので、よほどのことがなければ大きく反応する可能性は低いように思います。

今週はこんな感じでおしまいです✨

慎重に頑張っていきましょう😇








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