先週は久しぶりに「Scal-1-GOLD」が下落の波を捉え利確できましたが、他のエントリーが少なかったこともあり全体では微益でした😅
ただ、USDJPYの無料EAを新しいパラメーター(スプレッドフィルター甘め)で稼働させていた人は大きく稼げたと思います。
イエレン財務長官から為替介入に対しての度重なる牽制で、現状での実弾介入はよほどのことがない限り難しいと思うので、ドル円のフィルターを緩めても良かったように思います。
今週は月末の週でもあり、週後半にかけて気になる指標が目立ちますが、この調子で頑張ってもらいたいと思います😇
先週のドル相場は、若干のドル買いでスタートしましたが、FOMC議事要旨において当時の声明やパウエル議長の会見内容と少しムードが違って、ややタカ的内容だったことを受け、珍しく買いで反応しました📈
その後は一旦値を戻したものの、米PMIの上振れやイエレン財務長官からの介入牽制もあり再びドルは大きく買われる展開となりドル円で言えば157円台に燃せる展開となりました🧐
週初から値を伸ばしてきたドル相場ですが、週末に向けての調整に加え、先週のブログでも書いた「ミシガン大学消費者態度指数・確報値」での1年先予想インフレ率が3.5%から3.3%へ下方修正されたこともあり、金曜日のドル相場は大きく売られる形となりました📉
ただ、全体で見ればドル買い優勢の週となりました。
円相場については、一時長期金利が1%台をつけた…とのニュースもありましたが、日銀の基本姿勢は緩和政策維持でありファンダメンタルズ的に大きな変化はないので大きな円買いには繋がらなかったようです🤔
また、24日金曜日発表の「全国消費者物価指数CPI」では、前回値からの減速となっており利上げムードには水を差す結果となりました。
更に、またもやイエレン財務長官から為替介入について、「日常的に使われる手段ではない……介入は極めて稀であるべき…」といった牽制発言があり、よほどのことがない限りはアメリカ様に逆らって日銀は実弾介入をできないのではないか…と思ったりします😅
私見ですが、この「よほどのこと…」とは、ファンダメンタルに反した投機的な動きと考えられます。
具体的に言うと、なんでもない(材料がない)ときに急に円が2円くらい(それ以上)売られたり、指標やイベントなどで円買い材料が発表されたにも関わらず大幅に円が売られる場面など…といった感じではないかと考えています。
仮に、日本政府がイエレン財務長官の言いつけを守るなら、これらの稀な状態に気をつければ、ある程度は実弾介入を予見できるかもしれません…🧐
話がそれましたが、円相場についてはこれといった買い材料が無いこともありズルズルと円売りが進んだ週となりました。
先週の主だった出来事
経済指標(イベント) | 結果 | 一言 |
5月22日(水曜日) | ||
米・FOMC議事要旨 | タカ的
小サプライズ🔥 |
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5月23日(木曜日) | ||
米・製造、サービス業PMI | 大幅改善 |
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米・イエレン財務長官
日銀為替介入への牽制 |
介入を牽制❗️ |
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5月24日(金曜日) | ||
日・全国消費者物価指数CPI | 順当に鈍化 |
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米・ミシガン大指数・確報値
1年先予想インフレ率 |
下方修正
3.5%→3.3% |
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今週の注目点
今週は水曜日深夜の「米・FRBベージュブック」、金曜日の「日・為替介入実績データ」、「米・個人消費支出PCEデフレーター」など、注目度の高い指標やイベントが多めです。
下記の指標カレンダーには載せませんでしたが、本日月曜9時5分から日銀植田総裁の発言、29日水曜日10時30分から日銀安達審議委員の発言が予定されています。
イエレン財務長官から釘を刺された状態なので、介入をチラつかせることは考えにくくインパクトのある口先介入は難しいかもしれませんが、レートによっては一応注意したほうがいいかもしれません🧐
詳細:日銀公開予定(日銀HPへのリンク)
今週の無料EA運用スタンス
今週は本日月曜日は英米市場が休場となること、金曜日に大きめの指標やイベントが重なっていることから……スタートは火曜の東京時間以降、ストップは木曜NY時間後半〜金曜東京時間あたりまで…が無難ではないかと思います。
また、個人的に「米・FRBベージュブック」で一旦EAは止めようと思うので、今週はなかなかに気を使う週だと思います💦
まぁ、無理せずに行こうと思います😇
注目の経済指標とイベント
*日時はJST(日本時間)です。
今週の経済指標とイベント | ||||
日付 | 時間 | 経済指標(イベント) | 通貨ペア | 重要度 |
---|---|---|---|---|
月曜日 | ||||
5月27日 | – | 英・休場 | GBP | – |
– | 米・休場 | USD | – | |
火曜日 | ||||
5月28日 | 23:00 | 米・消費者信頼感指数 | USD | 中 |
水曜日 | ||||
5月29日 | 10:30 | 豪・消費者物価指数CPI | AUD | 中 |
21:00 | 独・消費者物価指数CPI | EUR | 大 | |
27:00 | 米・FRBベージュブック | USD | 大 | |
木曜日 | ||||
5月30日 | 21:30 | 米・四半期GDP(改定値) | USD | 中 |
金曜日 | ||||
5月31日 | 08:30 | 日・東京都区部消費者物価指数CPI | JPY | 大 |
18:00 | 欧・消費者物価指数HICP | EUR | 中 | |
19:00 | 日・為替介入実績データ | JPY | 大 | |
21:30 | 米・個人消費支出PCEデフレーター | USD | 大 |
順に見ていくと…
5月27日(月曜日)
英米が休場となります。
ロンドン時間、NY時間においては流動性の低下、スプレッドの拡大等の可能性がありますのでご注意ください🤔
5月28日(火曜日)
23時「米・消費者信頼感指数」
前回値97.0、今回予想96.6となっていますが、ブレがある程度大きいと上下どちらにも動きそうな感じなので一応注目しています。
5月29日(水曜日)
10時30分「豪・消費者物価指数CPI」
無料EA「Scal-3AUDUSD」を稼働させている人は、一応注意しましょう😇
21時「独・消費者物価指数CPI」
金曜日の「欧・消費者物価指数HICP」の前ですが、主要国ドイツのCPIで事前予想値とのブレが大きければ反応するかもしれません。
前月比で、前回値0.5%、予想値0.2%
前年比で、前回値2.2%、予想値2.4%
27時「米・FRBベージュブック」
前回のベージュブックでは、強い経済を示す内容となっていました。
今回は経済状況に変化がないかと、物価についてインフレ鈍化を強く示す結果が各連銀から出てきていないか、逆にインフレ加速を示すデータが出てきていないかが注目されるように思います。
スルー気味なことが多いベージュブックですが、結果によっては大きめの反応をすることもあると思いますので注目しています。
何年も前になりますが爆死経験があるので💦個人的にベージュブック前には一旦EAを止める予定です😅
5月30日(木曜日)
21時30分「米・四半期GDP(改定値)」
改定値ですが速報値と今回予想値が0.3ポイントの差があるので、結果によっては多少動くかもしれません。
また、同時刻に「失業保険申請件数」の発表もありますので、一応注目しています。
5月31日(金曜日)
8時30分「日・東京都区部消費者物価指数CPI」
前回、前々回と順調に減速してきましたが、今回については再エネ賦課金の関係か反発予想となっています。(前回値1.6%、今回予想1.9%)
これについては特別大きな円買い要因にはならないような気がしますが、月末ということで実需の円買いで動く可能性もあるので一応注意しています。
18時「欧・消費者物価指数HICP」
概ね鈍化傾向にあるもののサービス価格の高止まりが懸念材料となっています。
仮に今回もサービス部門について高い値が続くようであれば、ユーロの方向性に影響があるかもしれないのでトータル結果だけでなく細部データについても注目です。
19時「日・為替介入実績データ」
5月はじめの為替介入のような動きに対して、日銀や財務省は明確な回答を避けていましたが、今回の介入実績データにより明らかになると思われます。
今回は月次データのため、詳しくはわかりませんが大体の見当はつくと思います。(日時データは四半期に一度の発表で次回は8月の予定です。)
おそらくは、相当額の実弾介入があったのではないかと思います……が、万一ですが……本当は介入が無かったとしたら…😱
これはこれでサプライズとなり、円売り圧力となるのではないかと考えたりもします(完全に妄想ですが…😅)
21時30分「米・個人消費支出PCEデフレーター」
前回結果では、減速傾向だった総合値がやや反発したことでインフレ再燃が懸念されました。
今回の予想値は、前回値と同程度を予想しているアナリストが多いようですが、個人的には5月15日のCPIが若干鈍化したこともあるので多少は減速するのではないかと見ています。
また、大きめに下振れした場合は大きくドルが売られる可能性もあるので一応注目しています。
また、市場での注目度が非常に大きいのであれば、少し前から下振れ警戒感からドルの上値が重くなる可能性もあるので要注意です…🧐
とりあえずは、指標トレードを狙えるかもしれないので、EAを止めて全裸待機です😅
今週はこんな感じです。
ちょっと稼働時間が少なくなるかもしれませんが、頑張っていきましょう…😇