今週の経済指標(20240826)


久しぶりの記事更新になります😅

8月に入ってからプライベートな都合で日中用事ができまして、相場に向き合う時間が取りにくくなり少し休みましたが、今後はなるべく今まで通り記事を書いていければ…と思います😇

大して当てにならない個人的な呟きみたいなブログですが、毎週読んでいただいている人もいるようで、心配してご連絡くださった方々には感謝です🙇

先週のドル相場は、前週末の流れを引き継いで売り優勢で始まりました。

21日に公開されたFOMC議事要旨では、前回のパウエル議長の声明での「9月のFOMCでは利下げが選択肢になる…」といった内容は、パウエル議長が口を滑らしたわけではなく、FRBメンバーの多くが利下げを支持していることや労働環境の悪化を懸念していることなどが読み取れ、ドル売りが加速する形となりました💦

その後PMIで若干戻したものの、決定的だったのはジャクソンホールでのパウエル議長の講演で「策金利を引き下げる時が来た…」との発言🔥

ここだけを見ると爆弾発言のようにも見えますが、前回のFOMCから9月利下げを意識させるような言動があったこともあり、市場では織り込みが進んでいて与えるショックは発言内容の割には小さかったように思います。(ある意味FRBの狙い通りか…🤔)

今後はFRBの利下げ幅と利下げペースに市場の注目が移ると考えられます。

ジャクソンホールでは他にも…「労働市場環境の一段の冷え込みは望みは歓迎しない」、「労働市場の減速は明白だ」とも語っており、「インフレ率が目標の2%への持続的な道筋をたどっているという確信を深めた…」と発言していることからも、FRBの注目はインフレそのものから雇用の悪化に移っているのではないかと思います。

…雇用関連指標には少し注意が必要かもしれません🧐

円相場では、18日(日曜)に日経から「日銀は利上げしないとは言っていない…」との報道が流れ、強い円買いで始まりました🧐

その後、植田総裁から(もう利上げしない…と言った)内田副総裁を擁護する発言により円売りとなりました。

円単独で見ればヨコヨコ気味だったと思いますが、ドルが売られていたこともあり🧐ドル円で見ると売り優勢でした。

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
8月21日(水曜日)
米・FOMC議事要旨 🕊️ハト内容

声明を裏付け

  • 声明では「9月FOMCは利下げが選択肢になる」
  • 多数のFRBメンバーが利下げを支持している🤔
  • 労働環境の悪化を懸念🧐
8月2日(金曜日)
ジャクソンホール

パウエル議長の発言

*講演要旨

9月利下げ…

確定か🧐

  • 政策調整の時が来た🔥
  • われわれは労働市場のさらなる冷え込みを求めることも歓迎することもない🤔
  • 利下げのタイミングとペースは、データや今後の見通し、リスクのバランス次第🤔
  • インフレ上振れリスクは後退し、雇用の下振れリスクが高まった🧐
  • 今後の雇用関連指標に注目か❗️

今週の注目点

今週はインパクトのある経済指標やイベントは今のところ予定されていませんが、金曜日の米・PCE関連が注目度が高いように思います。

また、相場への影響は分かりませんが、東京CPI、欧HICP、豪CPIなども多少注目されるのではないかと思います。

今週の無料EA運用スタンス

今週は重要指標が金曜日に固まっており、無料EAの推奨稼働時間帯では特別大きな指標やイベントはありません。

ただ、要人発言やニュースなどはいつ飛び出してくるかわからないので、ヘッドラインに注意しながら慎重に行こうと思います😇

注目の経済指標とイベント

今週は少なめなので、少しレベルを下げて見ていきます😅

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
8月26日 英・休場 GBP
火曜日
8月27日 23:00 米・消費者信頼感指数 USD
水曜日
8月28日  10:30 豪・消費者物価指数CPI  AUD
木曜日
8月29日 21:00 独・消費者物価指数CPI(速報値) EUR
21:30 米・失業保険申請件数 USD
金曜日
8月30日 08:30 日・東京都区部消費者物価指数CPI JPY
18:00 欧・消費者物価指数HICP EUR
21:30 米・個人消費支出PCEデフレーター USD
23:00 米・ミシガン大学消費者態度指数 USD

順に見ていくと…


8月27日(火曜日)

23時「米・消費者信頼感指数」

前回値100.3、今回予想値100.0と、若干のマイナス予想になっています。

万一ですが、大きくブレるようなことがあれば反応するかもしれないので一応注目しています🤔


8月28日(水曜日)

10時30分「豪・消費者物価指数CPI」

今回も若干の弱気予想になっていますが、よそ通りであれば豪ドルは少し買いにくくなるような気がします🧐

結構ありそうな話ですが、さらに下振れするようだと…、利上げどころか、利下げ期待にも繋がる可能性も否定できないので、結果次第では大きく反応するかもしれません。

事前に対象通貨ペアの無料EAのみ止めておくのも無難かもしれません。


8月29日(木曜日)

21時「独・消費者物価指数CPI(速報値)」

翌日に「欧・消費者物価指数HICP」を控えているので、独CPIのブレが大きければHICPへの影響も考えられ、反応するかもしれません。

21時30分「米・失業保険申請件数」

ジャクソンホールでのパウエル議長の発言からも、FRBは雇用の悪化を懸念していると考えられるので、雇用関連指標にはデリケートになる可能性があると思います。

ここは、ちょっと注意したほうがイイかもしれません…🤔


8月30日(金曜日)

8時30分「日・東京都区部消費者物価指数CPI」

よほど上振れしないと追加利上げの材料にはなりにくいように思うので、結果的にはスルー気味なような気がします🧐

18時「欧・消費者物価指数HICP」

ちょっと下げ渋っている感じのHICPですが、ここからさらに減速が鮮明になればECBの利下げ期待が高まりそうなので注目しています🤔

21時30分「米・個人消費支出PCEデフレーター」

FRBはPCEを見ていると言われているので数値の変化には注目です🧐

インフレ率そのものだけでなく、雇用環境や個人消費の悪化が表れてくれば、必ず利下げ加速の期待につながると思われるので注目です。

23時「米・ミシガン大学消費者態度指数

で、最後にミシガンなんちゃら…で今週もおしまいです😅

8月最終週ですが、無理せず頑張っていきましょう😇








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