今週の経済指標(20240902)


最近は何かと私用でバタバタしていて、なかなか無料EAを稼働させる機会がなかったのですが、先週は久々に時間が取れたので稼働させました。

ただ、なかなか良い相場には恵まれず、勝ったり負けたり…となりまして結果的には微損で終わりました…😅

何かと忙しいことに変わりはないのですが、今後に期待したいと思います💦

先週のドル相場は、消費者信頼感の好結果、GDPの上方修正、失業封建申請件数が予想値を下回ったこと、ミシガン大指数の改善…などがドル買い材料となり、前週の下落相場から一変して反発する形となりました。

注目だったPCEデフレータでは、概ね前月同様の低いインフレ率を示していましたが、ドル売り材料とはなりませんでした。

テクニカル的には、今後の利下げが織り込まれていく中で一方的に下落し続けてきましたが、日足で見ると自律反発的に戻りを付けるような形となり、20MA付近まで値が戻ってきました🧐

今週は、MAに押さえられる形になるのか上抜けてくるのか…注目ではないでしょうか。

円相場については、週明けはやや買われ気味で始まりましたが、株が好調だったことやドル買いの反動もあり円売り優勢の週となりました。

7月の日銀会合での突然の利上げ以降、今後の利上げペースに注目が集まっていましたが、日銀としては株価への悪影響を極力抑えた緩やかなペースでの利上げを考えているようであり、市場が期待したほどのペースではないことから、これまでの円買いの流れは逆流する形となりました🤔

日銀要因での急騰急落は、今後は多少は少なくなるのではないかと思いますが、ドルに振り回される可能性はまだまだあるので要注意です。

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
8月29日(木曜日)
独・消費者物価指数CPI

(速報値)

下振れ

前月比 -0.1

  •  減速の予想値から、さらに下振れ💦
  • ユーロ売りへ📉
米・四半期GDP(改定値) 上方修正
  • 上方修正、強い経済…🤔
  • ドル買い材料📈
米・失業保険申請件数 減少
  • 予想値を下回る🤔
  • 堅調な雇用環境→ドル買い材料
8月30日(金曜日)
米・PCEデフレーター ヨコヨコ🤔
  • 前回値同様に低い値を維持
米・ミシガン大指数 改善

67.9

  • 予想値からは若干下回ったものの、前回値からは改善
  • ドル買い材料🧐

今週の注目点

今週は金曜日の米国雇用統計はじめ、重要指標やイベントが多く自動売買的にはやりにくい週かもしれません。

雇用統計の注目度に伴い、JOLTSやADP雇用統計など雇用関連指標についても普段以上に注目されると思います。

FRB関連ではベージュブックもあり気の抜けない週です😅

今週の無料EA運用スタンス

今週は本日月曜日が米国(北米)市場が休場となりますので、EAの運用開始は少し遅らせ気味にしたほうが無難です。

注目される指標が多く、トリッキーな相場になる可能性もあるので、リスクを抑え気味で慎重に行ったほうが無難ではないかと思います🤔

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
9月2日 米・休場 USD
加・休場 CAD
火曜日
9月3日 23:00 米・ISM製造業景況指数 USD
水曜日
9月4日  10:30 豪・四半期GDP  AUD
22:45 加・BOCカナダ銀行 政策金利 CAD
23:00 米・雇用動態調査(JOLTS) USD
27:00 米・FRBベージュブック USD
木曜日
9月5日 08:30 日・勤労統計調査 JPY
21:15 米・ADP雇用統計 USD
21:30 米・失業保険申請件数 USD
23:00 米・ISMサービス業景況指数 USD
金曜日
9月6日 21:30 米・雇用統計 USD
21:45 米・ウィリアムズNY連銀総裁の発言 USD
24:00 米・FRBウォラー理事の発言 USD

順に見ていくと…


9月3日(火曜日)

23時「米・ISM製造業景況指数」

ここ最近は下落基調が続いていますが、急反発すればドル買い要因になると思いますが、ちょっと考えにくいように思います🧐

事前予想では47.5となっていますが、50を上回るような反発は考えにくいのでスルー気味かもしれません(結果によりますが…🤔)


9月4日(水曜日)

10時30分「豪・四半期GDP」

先週は方向感のない動きの豪ドルでしたが、そろそろ何かキッカケが欲しいところです。

22時45分「加・BOCカナダ銀行 政策金利」

0.25bpの利下げ予想となっています。一昔前は結構動いたのですが…💦

23時「米・雇用動態調査(JOLTS)」

金曜日の雇用統計の注目度が高ければ高いほど、雇用関連の指標の注目度も上がりますので、注意したほうがイイかもしれません。

27時「米・FRBベージュブック」

27時(午前3時)にベージュブックがあります。

前回と、内容が…どういう点でどれくらい変わっているかが注目されます。

まれにぶっ飛ぶことがあり過去には爆死経験もあるので💦 事前にEAは一旦止めることにしています😅


9月5日(木曜日)

8時30分「日・勤労統計調査

前回はボーナスが入ったデータだったので実質賃金は強めの数字でしたが今回はどうでしょう…🤔

相場への影響は小さいと思いますが、気になるデータです。

21時15分「米・ADP雇用統計」

21時30分「米・失業保険申請件数」

あまり当てにならないADP雇用統計ですが、金曜日の雇用統計が注目されているので、場合によっては大きく反応する可能性もあり注意したほうがいいかもしれません。

23時「米・ISMサービス業景況指数」

製造業の方は冴えない状態が続いていますが、サービス業の方は前回値からは若干のマイナス予想ですが、50のラインを超える51.0と予想されています。


9月6日(金曜日)

21時30分「米・雇用統計」

最近は数字のブレや修正が多く、前回も大きく動きました…今回も指標トレードのチャンスがあるかもしれないので一応注目しています😅

ただ、直後に要人発言がありますので…

21時45分「米・ウィリアムズNY連銀総裁の発言」

24時「米・FRBウォラー理事の発言」

雇用統計後の深夜の時間帯に要人(要注意人物)発言があります。

FRBのブラックアウト前なので注目度は高いかもしれません…🧐

ちょっとやりにくいかもしれませんが、無理せず頑張っていきましょう😇








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