今週の経済指標(20240930)


先週は自民党総裁選で、まさかの石破新総裁誕生となったことに反応して、日経225(先物)では2000円を超える大暴落🔥、ドル円においても400pipsオーバーの暴落となりまして、まさに「石破ショック」といえる週だったように思います😅

総裁選の結果は東京市場がクローズした後に決まったこともあり、今週のオープンから週前半までの国内株式市場と円相場には少し注意が必要かもしれません🧐

先週の振り返り

先週のドルは、やや方向感のないスタートでしたが、序盤から消費者信頼感指数の悪化などで売りが優勢となりましたが、その後は値を戻し新築住宅販売件数の」結果が良かったこともあり、一時は全モとなりました🤔

しかし、上値は伸びずジリ下がりとなり、PCEデフレータで予想値を下回ったこともあり、週を通してみれば、上値の重いやや売り優勢の週となりました🧐

現状、市場での次回FOMCでの利下げ幅の予想は、0.5%と0.25%がザックリ半々といったところで、今後もFRBの利下げ判断に影響がありそうな指標ではデリケートな展開が続きそうな感じです🤔

出典:CME Fedwatch

そういう意味では、前回のFOMCでは、FRBの懸案事項がインフレ加速から雇用環境の悪化へシフトしつつあるとも取れる内容が目立ったことから、今週の雇用関連の指標(特に米国雇用統計)は非常に注目が集まるのではないかと思います🔥

円相場では、何と言っても自民党総裁選💦

市場で高市氏優勢…との予想が広がるに連れドル安方向に振れていき、決選投票の結果で石橋勝利が判明した瞬間に、一気に株安と円高…😱😱

先週のブログでも書いた予想通りではありますが、これほど分かりやすく急激に反応するとは…ちょっと意外でした😅

普通はご祝儀相場で、最低でも2〜3週間くらいは新政権への期待で株価は維持されてもいいように思ったのですが…📉

また、この記事を書いている時点で財務大臣に加藤勝信氏が起用される…と伝えられており、総裁選中にアベノミクス推進を訴えていたのでハト派なのか、財務省出身の緊縮財政+増税色のタカ派なのか…市場がどう取るのか気になるところです。

その他の組閣を含め、今週はどう市場が反応するのか注目しています🧐

まぁ、……思うところは色々ありますが、ゲル閣下には頑張ってもらいたいと思います✨

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
9月23日(月曜日)
欧・製造業、サービス業PMI 総合値50割れ💦

ユーロ急落🔥

  • 製造 、サービス共に予想値を下回る❗️
  • 主要国ドイツ製造業が深刻😱
9月24日(火曜日)
米・消費者信頼感指数 悪化❗️
  •  前回105.6、予想値104.0→結果98.7💦
  • ドル売りへ📉
9月27日(金曜日)
日・自民党総裁選 石破ショック🔥
  •  高市氏有利報道→まさかの石破氏が総裁へ❗️
  • 株暴落+円急騰…😱
  • 週明けが注目…😱😱😱
米・個人消費支出

PCEデフレーター

鈍化気味📉

ドル売り

  • コア前年同月比→横ばい
  • それ以外は全て鈍化🧐
  • 次回利下げ予想が割れておりデリケートな状態…🧐

今週の注目点

今週は金曜日の米国雇用統計が注目度ナンバーワンです🧐

前回FOMCでのパウエル議長の発言から、雇用関連指標には注目が集まっていると見られ、本丸である雇用統計では小さなブレで大きく反応する可能性もあると思います。

普通はスルーされ気味なJOLTSやADP雇用統計、失業保険申請件数など他の雇用関連指標においても、普段以上に過敏になっているかもしれません。

また、10月1日(火曜日)に予定されている臨時国会も注目ではないかと思います🧐

誰が(どういうスタンスの人)がどのポストに就くかによって、反応するかもしれません。特に財務大臣や経産大臣あたりは注目されているように思います。

今後は、市場の混乱や周囲からの批判をかわすためにも、しばらくはハト姿勢を見せながら運営しつつ、ほとぼりが冷めた頃合いを見て「緊縮+増税」路線に移行していくのではないか…と考えています😱😱

今週の無料EA運用スタンス

金曜日の米国雇用統計の関係で、少し早めに切り上げたほうが良いかもしれません。

ただ、雇用統計以外でも米国の雇用関連指標やISM製造業・サービス業、他にも臨時国会などもあり、見た目以上に気を使う週となり像です。

無理なロット勝負は避け、慎重に行きましょう👍

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
9月30日 21:00 独・消費者物価指数CPI EUR
火曜日
10月1日 日・臨時国会 JPY
08:50 日・日銀短観 JPY
18:00 欧・消費者物価指数HICP(速報値) EUR
23:00 米・ISM製造業景況指数 USD
23:00 米・雇用動態調査JOLTS USD
水曜日
10月2日 21:15 米・ADP雇用統計 USD
木曜日
10月3日 21:30 米・失業保険申請件数 USD
23:00 米・ISMサービス業景況指数 USD
金曜日
10月4日 21:30 米・雇用統計 USD

順に見ていくと…


9月30日(月曜日)

21時「独・消費者物価指数CPI」

EU県の中心国なだけに、翌日に欧HICPを控えているの、目立ったブレがあれば反応する可能性があるように思います。


10月1日(火曜日)

8時50分「日・日銀短観」

市場への影響は少ないと思われますが、物価見通しなどの内容は見るようにしています🧐

18時「欧・消費者物価指数HICP(速報値)」

現状HICPはやや下げ渋っている感じですが、市場では次回ECB会合での利下げ予想が一定数はあると思われます。

結果が明確に減速を示してくれば利下げ期待が大きくなりますが、下げ渋りや反発があれば利下げ期待の縮小からユーロ買いが入る可能性もあると思います。

23時「米・ISM製造業景況指数」、「米・雇用動態調査JOLTS」

ISM製造業については、ここ最近は50以下が続く厳しい結果が続いており、今回も事前予想では47.7とパッとしないことから、ドルの上値は重くなるかもしれません🤔

JOLTSについては、金曜に雇用統計を控えていることから、感度が上がっている可能性もあるので、一応注目しています。


10月2日(水曜日)

21時15分「米・ADP雇用統計」

JOLTS同様、雇用関連指標は一応注目しています。


10月3日(木曜日)

21時30分「米・失業保険申請件数」

雇用統計直前で、目立ったブレがあれば反応するかもしれないので注目しています。

実際、稀にですが結構動いたこともありますので…😅

23時「米・ISMサービス業景況指数」

こちらは製造業と違って50のラインより上で推移しており、今回も事前予想では51.6となっています。


10月4日(金曜日)

21時30分「米国雇用統計」

前回FOMCの記者会見で雇用環境についての言及が目立ったことから、最近のFRBはインフレよりも雇用悪化を懸念していると見ることができるので必然的に注目度は爆上がりしているのではないかと考えています🤔

事前予想では14.0万人増となっていますが、前回の雇用者数は14.2万人増で0.5%の利下げが行われたことから、今回も同程度以上の雇用者像となった場合は0.5%利下げ期待が膨らむ可能性があるのではないか……と見ています🧐

今後のドル相場の方向性を占う可能性もあり、ガツンと動く可能性もあると思うので多くに人が注目しているはずです。

時間があれば指標トレードを狙いたいところです😅

いかにもヤバそうな指標やイベントが多いわけではありませんが、何かと気を使いそうな感じの週です。

ニュースに気を配りながら、今週も頑張って入りましょう👍








トップへ戻る