今週の経済指標(20241104)


早いもので、11月に入り今年も残すところ2ヶ月を切りました。

10月は家族の都合で相場に向き合う時間が少なく、自動売買・裁量共に通常時の4分の1以下の非常に少ない取引量となり勝率は悪くないものの微益となりました…😅

もう少しチャートを見れる時間を取れたら…と、思いますが、しばらくはこのような状況が続きそうです😩

今週は、本日月曜日は東京市場が休場、明日火曜日が米国大統領選挙、木曜日にBOE会合+FOMC…といった感じで、何かと気を使う週になりそうです。

先週の振り返りから

先週のドル相場は、前半概ね指標結果が良かった関係もあり、若干ドル買い優勢のレンジで推移しました。

週末金曜日には注目だった米国雇用統計において、雇用者数が大幅マイナス(予想値11.3万人→1.2万人)に加え前回値も下方修正されたことで一時は強烈なドル売りが入りました🔥

しかし、すぐにV字回復の全モ💦

根底には大統領選挙でのトランプ共和党勝利への期待からか、レンジ相場での底堅さを感じる週となりました。

円相場については、前週同様に政局不安から円は売られ気味で始まりました。

注目だった日銀会合での政策金利は、予想通りの据え置きでしたが植田総裁の記者会見では米国経済の改善からリスクが低減していることに触れ、従来までの「(利上げまでに)時間的余裕をもって見ていく…との表現は不要」との見方を示したことにより、12月利上げが意識されることで円は買い戻され、円売り地合いに対する牽制となりました🧐

ドル円についてはドル相場の動向もあり、週を通してみればやや振れ幅の大きいレンジ内の動きとなりました。

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
10月29日(火曜日)
米・消費者信頼感指数 上振れ
  • 予想99.5→108.7
  • 前回値も上方修正🧐
  • ドル買い材料📈
10月30日(水曜日)
米・ADP雇用統計 大幅増
  • 予想値11.4万人→23.3万人
  • 信頼性は低のドル買い材料💦
10月31日(木曜日)
日・日銀会合

植田総裁 記者会見

金利据え置き

タカ発言❗️

  • 「従来までの(利上げまでに)時間的余裕をもって見ていく…との表現は不要」との見方
  • 12月利上げが意識される🔥
  • 円買い圧力📈
欧・消費者物価指数HICP 再加速📈
  • 予想を上回る上振れ→利下げする理由が薄くなる🤔
  • 前日のドイツCPIの上振れ、ECBメンバーのタカ発言もあり、強めのユーロ買い圧力📈🔥
11月1日(金曜日)
米・雇用統計 大幅マイナス❗️

まさかの9割減

  • 雇用者予想11.3万人→1.2万人
  • 急激なドル売りへ😱😱📉
  • ハリケーンで一時的+トランプ期待で全モ💦V字回復🔥📈

今週の注目点

今週最大の注目は米大統領選挙です。

簡単に言えば、トランプ+共和党の勝利→ドル買い、逆にハリス+民主党の勝利→ドル売り…に作用すると思われます。

マーケットでは現時点で既にトランプ勝利が一定以上に織り込まれていると考えられます。

結果が判明するにしたがって相場は反応しそうですが、トランプ勝利+上下院どちらか勝利…くらいがマーケット予想の中央値に近いのではないかと思います😅

トランプ+共和党の完全勝利となれば、まだドルの上値はあると思いますが、トランプ氏が負けた場合や、上下院ともに民主党が取った場合はドル売りに傾く可能性もあると思います。

ただ、これらの考えは市場での予想ベースですが、世論調査では拮抗しており市場予想ほどトランプ氏がリードしているという結果ではないようです。

世論調査を信じるなら、トランプ氏が負ける可能性も考えられるので十分注意が必要かもしれません🤔

何より「バイデンジャンプ」ならぬ「ハリスジャンプ」が見れるかもしれないので…🔥

超ビッグイベントの大統領選に目が行きがちですが、他にも重要な経済イベントとして「英・BOE会合」、「米・FOMC」も注意が必要なイベントです😇

今週の無料EA運用スタンス

今週は大統領選はじめ重要イベントが複数あることから、無料EAの運用面では非常にやりにくい週となります。

大統領選の結果がすぐに出ない場合もあると思うので、週を通してニュースに振り回される可能性もあり、慎重に行ったほうが無難かもしれません…🧐

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
11月4日 日・休場 JPY
火曜日
11月5日 米・大統領選挙 USD
12:30 豪・RBA会合 政策金利 AUD
24:00 米・ISM非製造業景況指数 USD
木曜日
11月7日 08:30 日・勤労統計調査 JPY
21:00 英・BOE会合 政策金利、MPC議事要旨 GBP
21:30 英・BOEベイリー総裁 記者会見 GBP
金曜日
11月8日 04:00 米・FOMC USD
04:30 米・FRBパウエル議長 記者会見 USD

順に見ていくと…


11月5日(火曜日)

米・大統領選挙

投開票の進行状況、結果によって大きく反応する可能性もあるので要注意です🚨

盛り上がりが激しいようなら、EAを止めて選挙結果を見ながら一杯やるほうがイイかも…😅

12時30分「豪・RBA会合 政策金利」

事前予想では金利据え置きと見られますが、AUDUSDの場合は米ドルの動きにも影響されますので注意が必要です。

24時「米・ISM非製造業景況指数」

普通ならある程度は注目される指標ですが、おそらく大統領選の影に隠れてしまって、よほど結果がブレない限りはスルー気味かもしれません…🧐


11月7日(木曜日)

8時30分「日・勤労統計調査

ボーナス後の8月分はマイナスとなった実質賃金ですが、9月分からは光熱費の補助金再開によるCPI押し下げ効果で(実質賃金は)多少は上昇する可能性が高く…そうなると、12月の日銀の追加利上げが意識され円買につながる可能性も考慮しておいたほうがイイかもしれません。

21時「英・BOE会合 政策金利、MPC議事要旨」〜「英・BOEベイリー総裁 記者会見」

今回は0.25%の利下げが予想されていますが、最近の指標結果ではインフレ鈍化はしているものの賃金は高どまりしている感が強く、据え置きもありえるのでは…分かりませんが🤔

予想通り、据え置きだった場合はベイリー総裁の記者会見で、今後の利下げペースについて何かヒントになることがないのかに注目が集まると思われます。

ただ、わかりやすいヒントは出てこないような気がしますが、万一があった場合は大きく反応する可能性もあるので一応注目しています🧐


11月8日(金曜日)

4時「米・FOMC」〜「米・FRBパウエル議長 記者会見」

今回は0.25%の利下げが予想されています。

実際に予想通りに利下げが行われた場合は、発表時こそ反応すると思いますが、基本的に大部分は織り込まれていると考えられるので、この結果だけを持って大きな流れが生まれることはないように思います。

パウエル議長の記者会見では、今後の利下げペースについてヒントとなる発言があるのか…が、最大の注目点です。

パウエル議長の方も慎重に言葉を選んで発言すると思われますが、万一不用意な発言があった場合は反応すると思われますので、一応会見が終わるまでは注意(チャンス✨)です😅

今週はこんな感じです💦

選挙関連のニュースに気をつけながら慎重に頑張って行きましょう😅








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