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今週の経済指標(20241125)


先週は、ウクライナ関連のニュースに振り回された一週間だったように思います🧐

19日にウクライナが米国から供与されたミサイルを使ってロシア国内を直接攻撃した…という報道が流れたところから始まりました🔥

明らかに火にガソリンを注ぐような事態で、当然ロシア側からの反発と報復が予想され緊張が更にエスカレーションすることから、市場はリスクオフムードが強くなりました。

プーチン大統領は直後に、核による報復を可能とする国家戦略指針の改定を承認しました。

結果、ドルは強く買われ円も買いが強くなり、逆にユーロとポンドは強く売られる形となりました😱

通常なら適当なところで沈静化すると思いますが、近代の核弾頭は小型のものもあり…また、ロシアの場合は絶対に撃たないとは言い切れないと思うので、今後も関連のニュースは非常に気になるところです🤔

先週の振り返りから

先週のドルは前週末からの調整の流れを引き継ぎ、売り優勢で始まりましたが…冒頭でも書いたようにウクライナ情勢の緊迫化によるリスクオフから週を通して強いドル買いの流れとなりました。

経済指標面では週中盤以降、失業保険申請件数が予想を下回ったことやPMIが好調な結果だったことも、ドル買いを後押しする結果になったように思います🧐

強い雇用と好調な経済の信憑性が高まれば、利下げの必要性が弱まります。

この記事を書いている時点では、次回FOMCでの「利下げ予想」と「据え置き予想」の割合が「52.7 : 47.3」となっていて、先週(61.9 : 38.1)から随分据え置きに傾き、半々に近づいてきている状況です🧐

出典:FedWatch

円相場の方は、注目されていた2度の植田総裁の発言は、これと行った目を引くものはなくあまり材料視されなかったようです。

ウクライナ関連では、リスクオフでのドル買い同様に円買いも入ったので、ドル円で見れば上下には振れたものの結果的には週初から40銭ほどの円安ドル高で終わりました。

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
11月20日(水曜日)
ウクライナ、米国製ミサイルでロシア攻撃

ロシア、核指針改定

ロシア、中距離弾道ミサイルブチ込む

緊張度エスカレーション🔥

リスクオフ

  • 状況が一気に緊迫化😱
  • リスクオフ→ドル買い+円買い
  • バイデン大統領、対人地雷提供を承認…😱😱
  • 現在進行中…まだ続きそう🔥
11月21日(木曜日)
米・失業保険申請件数 減少
  • 前回21.9万人、予想22.0万人、結果21.3万人
  • 次回雇用統計への期待感💦
  • ドル買い📈
11月22日(金曜日)
米・PMI 総合値 55.3

好調

  • 直近2年で最高値🧐
  • トランプ政権の経済対策に好感
  • ドル買い📈

今週の注目点

今週は「米・FOMC 議事要旨」と「米・PCEデフレーター」が注目です。

FOMC議事要旨では、現状の経済、雇用、インフレの状況について、FRBはどう考えているのか、今後の利下げペースや方針に関する事、12月FOMCでの利下げのヒント…などが書かれているのかが注目されます。

スルーのことも多いのですが、目立った変化や表現があった場合は大きく反応することがあるので注意しています。

個人的には事前に一旦EAは止めたほうが無難なような気がします🤔

また、FRBがインフレ指標として重視している「米・PCEデフレーター」も注目です。

事前予想では、コア、総合共に若干の加速予想となっていますが、下振れしない限りはドル買い要因になるのではないかと考えています。

ただし、翌11/28(木)は感謝祭で米国市場は休場となり、週末を絡めて連休となる人が多いのでポジション整理によるドル売りが入る可能性もあります。

特に、一本調子で買われてきた場合は大きめの調整になる場合もあるのでPCEデフレーターあたりでドル買い圧力がピークアウトする可能性も考慮しておいたほうがイイかもしれません🤔

経済指標ではありませんが、ウクライナ関連がだいぶキナ臭くなっていますので、出てくるニュースには注意しましょう。

今週の無料EA運用スタンス

今週は、FOMC議事要旨、PCEデフレータ、米感謝祭…と、微妙に悩ましいイベントが散らばっており、少しやりにくいように思います。

今年は十分にプラスになっている人が多いと思いますので、無理せずに行きましょう😅

稼働させる場合は、ロットを控えめにしておくと利益もスポイルされますが、精神的ストレス下がり、結構気楽に運用できるのでオススメだったりします💦

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
11月26日 14:00 日・日銀 基調的なインフレ率〜指標 JPY
28:00 米・FOMC 議事要旨 USD
水曜日
11月27日 09:30 豪・消費者物価指数CPI AUD
24:00 米・PCEデフレーター USD
木曜日
11月28日 米・休場 USD
22:00 独・消費者物価指数CPI EUR
金曜日
11月29日 08:30 日・東京都区部消費者物価指数CPI JPY
19:00 欧・消費者物価指数HICP EUR

順に見ていくと…


11月26日(火曜日)

14時ころ「日・日銀 基調的なインフレ率を捕捉するための指標

12月利上げの判断材料として、CPIほどではありませんが一応注目しています🧐

28時「米・FOMC 議事要旨」

概ね上で書いたとおりですが、FRBのイベントでは全て過去に爆死経験があるので💦個人的にはEAを止めることにしています😅


11月27日(水曜日)

9時30分「豪・消費者物価指数CPI」

豪CPIは順調に減速してきイイ感じだと思うのですが、RBA的にはまだ不十分と考えているようです。

ここから更に減速していくのか…注目ですが、今回の事前予想では2.5%と、前回の2.1%から反発予想となっていて、結果によっては反応しそうな気もします🤔

24時「米・PCEデフレーター」

FOMC 議事要旨と共に今週の注目イベントだと思います。

翌日から米国市場が感謝祭〜ブラックフライデーの休みに入るので、このタイミング周辺で調整が入ったり流れが変わったりする可能性があると思いますので十分注意が必要かもしれません😇


11月28日(木曜日)

22時「独・消費者物価指数CPI」

米国市場が休場の中、薄商いとなった場合は反応しやすくなることもあるので一応注目しています。


11月29日(金曜日)

8時30分「日・東京都区部消費者物価指数CPI」

12月利上げが本当にあるのか…を見るうえで注目している人は多そうです😱

19時「欧・消費者物価指数HICP」

前回は反発、今回も若干の加速予想となっていますが、現在のユーロ圏では僅かなインフレ率の変化よりも超絶悪い経済のほうが問題で、多少のインフレ加速があってもそれほど買い圧力は強くならないような気がします……が、薄商いだった場合は予想外に動くかも🤔

今週はこんな感じです😇

ウクライナ関連のニュースに気をつけながら慎重に行きましょう😅








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