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今週の経済指標(20250106)


あけましておめでとうございます。

今年始めての配信となります。

年末年始でお疲れの中、今日から通常モード…という方も多いと思います😇

今年は米国のトランプ政権への移行、欧州経済の先行き、中国経済、中東ウクライナ…それにお粗末な国内状況…など、一波乱も二波乱もありそうな感じではありますが、安全優先で頑張って行きたいと思いますので、よろしくお願いします😇

無料EAの運用については、明日(1月7日火曜日)あたりから、状況を見ながら稼働させていくのが無難だと思います。

最近の振り返りから

12月のFOMCでの0.25%の利下げが実施されましたが、この点については事前予想通りでしたが、問題は声明文と記者会見内容の方で、利下げに対して慎重な姿勢と現状の金利は中立水準にかなり近い…との発言があったことで強いドル買いが入りました🔥

また更新されたドットチャートでは、今年2回(0.5%)程度の利下げとなりFRBの明らかなタカ化が見て取れる内容となりました。

(出典 : FedWatch

<参考:前回ドットチャート>

ある意味、FRBの利下げの底が見え始めてきたのに加えて、米経済指標が概ね好調な結果を示しており、今後は多少の高金利下でも強い米経済が続くのかが注目されると思います。

その観点からも、今週のISMサービス業景況と雇用統計は注目されるように思います🤔

対象的に、欧州や英国の経済悪化に伴う利下げプレッシャーや日銀の利上げ見送りもドル買いを後押しする形となり、中期的にはドル買い材料が目立つように思います🤔

ドルと対象的なのが円相場でして、12月19日の日銀会合では利上げは見送られましたが、問題はその後の記者会見💦

「利上げ判断にはもう1ノッチほしい…」、「今後の賃金上昇に関する情報が不足…」と、1月利上げを否定するかのような発言…🔥

当然ながら、これを受け円は急激に売られたわけですが…植田総裁は何を考えているのか…🤔

ただ、暮に発表された東京CPIでは電気代の補助金縮小に伴い上昇となっており、利上げの材料も無いわけではないので、市場のコンセンサスの変化には気を付けて行きたいと思います🧐

今週の注目点

今週はなんといっても米国雇用統計が目立ちますが、金曜日の夜なのでEAの運用にはあまり関係ないかもしれません。

他にも、火曜日の「米・ISM製造業景況指数」、水曜日深夜の「米・FOMC議事要旨」、木曜日の「日・勤労統計調査」なんかも個人的に重要な気がします🧐

今週の無料EA運用スタンス

米国雇用統計以外は、いかにもデンジャラスなものは無いと思いますが、年始ということもあり慎重に行ったほうが無難だと思います😅

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
1月6日 22:00 独・消費者物価指数CPI 速報値 EUR
火曜日
1月7日 19:00 欧・消費者物価指数HICP 速報値 EUR
24:00 米・ISM製造業景況指数 USD
24:00 米・雇用動態調査JOLTS USD
水曜日
1月8日 09:30 豪・消費者物価指数CPI AUD
22:15 米・ADP雇用統計 USD
28:00 米・FOMC議事要旨 USD
木曜日
1月9日 08:30 日・勤労統計調査 JPY
22:30 米・失業保険申請件数 USD
金曜日
1月10日 22:30 加・雇用関連指標 CAD
22:30 米・雇用統計 USD

順に見ていくと…


1月6日(月曜日)

22時「独・消費者物価指数CPI 速報値」

メインは翌日の「欧・消費者物価指数HICP 速報値」ですが、EUの中心国であるドイツのCPIにブレが大きいとHICPへの影響を考えて反応する可能性もあるので一応注目しています🤔


1月7日(火曜日)

19時「欧・消費者物価指数HICP 速報値」

前日の独CPI同様に、再加速の予想となっており結果が注目されます🧐

24時「米・ISM製造業景況指数」「米・雇用動態調査JOLTS」

FRBのタカ化に伴い、高金利下で好調な経済が維持できるのか…という点からも、ISMは重要ではないかと思います。

事前予想では前回からさらにプラス予想となっていますが、トランプ関税のこともあるのでブレるかもしれません…😅


1月8日(水曜日)

9時30分「豪・消費者物価指数CPI」

RBAのハト化により2月利下げのムードが市場にあるのでCPIは再加速予想ですが、買いが入っても一時的な反発となるのではないかと見ています🧐

22時15分「米・ADP雇用統計」

週末に雇用統計があるので注目度が上がり、稀に大きく反応することもあるので一応注目しています。

28時「米・FOMC議事要旨」

12月のFOMCでは非常にタカ的な内容でしたが、現状の市場の認識と議事要旨に書かれている内容にズレがないか、目新しい内容はないか…などに注目しています。

市場への影響は別として、個人的には一番注目しています😇


1月9日(木曜日)

8時30分「日・勤労統計調査」

好転してきている実質賃金の上昇が続くかが注目されます。

日銀会合での植田総裁の記者会見からも、実質賃金の上昇は利上げのための重要な要素なのは明白なので注目している人は多いと思います。

厚生労働省のHPでデータは公開されるので、気になる人は確認しておきましょう🤔

22時30分「米・失業保険申請件数」

雇用統計前ということでブレがあれば反応する可能性もあるので一応注目しています。


1月10日(金曜日)

22時30分「米・雇用統計」「加・雇用関連指標」

今週のメインイベントです。

チャンスが有れば指標トレードを狙いたいところです😅

今週から本格スタートの方が多く徐々に通常の相場に戻ってくると思いますので、慎重気味で行きましょう👍








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