今週の経済指標(20250127)


先週からトランプ政権がスタートしました🧐

大統領就任式でのスピーチでは、国境管理の厳格化はじめ懸案の問題に対してどういう考えで何をやるのかが多く語られました。

いろいろ言われているトランプ大統領ではありますが、一国のリーダーとしては頼もしく実行力があり、アメリカ人にとっては「America first」というだけあって非常に良い大統領ではないかと思います😗

それに比べて石破首相……いや、やめておきます…🥲

全体的に先週はトランプ大統領関連で一喜一憂する週だったように思います。

先週の振り返りから

先週は、トランプ大統領が「就任初日の輸入関税発動を見送る…」との報道が出たことでドルが売られ、就任演説でも関税に関してはサラッと触れた感じだったため更に売られる形となり、ドル円では一時155円を割り込むところまでドルが売られました😱

しかし、翌日21日にはメキシコとカナダからの輸入品に最大25%の関税を2月1日までに課すと発表され反発…、22日には中国製品と欧州連合に10%の追加関税をかけるとの発言などもあり、週中盤のドルはやや買い戻し優勢といった感じで推移しました🤔

週後半は、ダボス会議にリモート参加したトランプ大統領の発言「原油価格が下落している今、金利の即時引き下げを要求する…」との発言で、FRBへの利下げ期待を煽る形となり再びドル売りへ傾きました。

加えて、「米・失業保険申請件数」「米・サービス、製造業、総合PMI」、「米・ミシガン大学消費者態度指数」などの指標がいずれも芳しく無く、「高金利に負けない強い米経済…」に疑問符が付き始める結果となり、ドル売りを後押しする形となりました🧐

円相場については、24日の日銀会合で0.25%の利上げが行われました。

発表直後は円買いに振れたものの、これまでの要人発言やリーク報道から利上げ自体は織り込まれており、全モとなりました💦

ただ、アナリストによっては展望レポ ートの物価先行きの見方がややタカ的と見る向きもあるのが若干気になるところです🤔

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
1月20日(月曜日)
米・トランプ大統領就任式 比較的穏便💦

ドル売りへ📉

  • 注目の関税について過激な発言はなく、比較的穏やか🌈
1月21日(火曜日)
米・トランプ大統領

カナダとメキシコに25%関税

ドル買い📈

乱高下🔥

  • ドル売りムード吹き飛ぶ😱
  • カナダドルは大きく反応🔥
1月22日(水曜日)
米・トランプ大統領

中国製品に追加関税

ドル買い📈
  • ドル買い圧力
1月23日(木曜日)
米・トランプ大統領

FRBへ利下げ要請

ドル売り🔥
  • FRBの利下げ期待🤔
  • 再びドル売りへ📉
1月24日(金曜日)
米・PMI

ミシガン大消費者態度指数

悪化💦
  • 「高金利でも強い米経済」に疑問符か🧐
  • ドル売りを後押しする材料

今週の注目点

今週も基本的には先週同様に、トランプ大統領の発言やニュースに振り回される可能性が高いように思います😅

それに加えて、FOMC、ECB会合などの中銀絡みのイベント、週末の「米・個人消費支出PCEデフレーター」など、注目度の高い経済指標やイベントが多数控えています。

指標ではありませんが、1月30日の「日・日銀 氷見野副総裁 講演」については、ちょっと注意したほうがいいかもしれません。

特に、円安が進んでいる状況だった場合は、市場を牽制するタカ発言が飛び出す可能性も十分あると思うので…状況によってですが要注意です🤔

今週の無料EA運用スタンス

個人的には、FOMCでは一旦EAを全停止したほうが無難なような気がします。

重要指標やイベントが複数あるので注意しながら慎重に行きましょう😇

トランプ関連のニュースがいつ飛び出すかわからない…ということもあるので、ロットは少し抑え気味が無難かもしれません😅

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
1月27日 豪・休場 AUD
水曜日
1月29日 09:30 豪・消費者物価指数CPI AUD
23:45 加・BOCカナダ銀行 政策金利 CAD
28:00 米・FOMC 政策金利 USD
28:30 米・FRBパウエル議長 記者会見 USD
木曜日
1月30日 15:10 日・日銀 氷見野副総裁 講演 JPY
16:00 独・四半期GDP EUR
22:15 欧・ECB会合 政策金利 EUR
22:45 欧・ECBラガルド総裁 記者会見 EUR
金曜日
1月31日 08:30 日・東京都区部消費者物価指数 CPI JPY
22:30 米・個人消費支出PCEデフレーター USD

順に見ていくと…


1月29日(水曜日)

9時30分「豪・消費者物価指数CPI」

今後のRBAの方向感を見るうえである程度の重要性はあり、ブレが大きかった場合は反応する可能性もあると思います🧐

23時45分「加・BOCカナダ銀行 政策金利」

事前予想では0.25%の利下げが行われると見られています。

一昔前ほど荒ぶることは少なくなりましたが💦一応注意はしています。

28時「米・FOMC 政策金利」〜「FRBパウエル議長 記者会見」

トランプ大統領からの即時利下げ要請でいきなり利下げを行うとは考えづらく、市場でも織り込まれていません。

金利据え置きのノーサプライズではないかと見ています…🤔

<1月FOMC>

しかし、3月FOMCとなると…やや割れており、利下げ派も出てきている状況です。

<3月FOMC>

(出典 : FedWatch

今回はパウエル議長の記者会見のほうが注目度は高く、3月利下げがどれくらい現実味があるか…というところについてヒントがあるかに関心が集まるものと考えています🤔


1月30日(木曜日)

15時10分頃「日・日銀 氷見野副総裁 講演」

一橋大学政策フォーラムにて講演の予定です。

上でも書きましたが、この時点で円安が進行している状況であれば、市場を牽制するタカ発言に注意ではないかと思います。

円高に振れていれば、スルーかもしれません💦

16時「独・四半期GDP」

事前予想では結構な悪化予想となっており、場合によってはユーロの足を引っ張る可能性もあると思うので一応注目しています。

21時15分「欧・ECB会合 政策金利」〜「ラガルド総裁 記者会見」

今回は0.25%の利下げが行われると見られており、どちらかといえばラガルド総裁の記者会見のほうが材料視されるのではないかと思います。

今後の利下げスケジュールやターミナルレートについてのヒントがないか……というところが関心事ですが、ラガルド総裁はなかなか口を滑らさないような気もします💦


1月31日(金曜日)

8時30分「日・東京都区部消費者物価指数 CPI」

事前予想では加速予想となっており、予想通りであれば日銀の利上げ路線を肯定する感じとなり、円買い方向への圧力となるかもしれません。

22時30分「米・個人消費支出PCEデフレーター」

FRBが重視するインフレ指標だけに注目ですが、ある程度のブレがない限り今回は動きにくいかもしれません🧐

どちらかといえば、今週はトランプ大統領絡みの発言や、FOMC開けのFRBメンバーの発言のほうが要注意かもしれません😅

今週はこんな感じでおしまいです💦

無理せず慎重気味に頑張っていきましょう😇








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