今週の経済指標(20250421)


先週は、前週の米中報復関税によるリスクオフの流れを引きつぐ形でドルは全面安💦

米中報復関税合戦が一服したような感じとなり、金融市場も全体的にボラが下がり少し落ち着きが戻った週だったように思います🧐

全体的にはドル売りの傾向が続いており、逆にポンド、ユーロ、円、豪ドル等が相対的に買いが優勢となる展開が続いています🤔

今週も、なにか新しい材料やニュースがなければこの流れがしばらく続いても不思議ではないと思います…😇

とはいえ、トランプ関税含めどんなニュースが飛び出してくるかわからないのですが…💦

先週の振り返りから

前週からのドル売りの流れを受け、今週はややドル売り優勢で始まりました。

月曜日にFRBウォラー理事の講演にて「FRBは景気後退(リセッション)を回避するために利下げを実施する可能性がある…」との考えを示したことでドル売りで反応🧐

17日にはトランプ大統領がFRBパウエル議長の解任に言及…、「解任は一刻も早く実現すべきだ!」と自身のSNSに投稿したことでもドルが売られ…🔥

水曜日の「米・小売売上高」では非常に高い伸びと好調な結果を示しましたが、トランプ関税前の駆け込み需要の可能性が高く、次回以降は大幅悪化するのでは…との懸念からドル買いには繋がらなかったようです🧐

全体的には、大きな反発はなく更にドルは売りが進んだ週となりました。

円相場については、週明けは上下に振れたものの、中盤までは143円前後で推移していましたが、日米関税協議への警戒からなのか17日朝にかけて円は買われ、一時ドル円では141円台半ばまで円買いが進みました😱😱

しかし、日米関税協議終了後の記者会見で赤沢亮正経済再生担当相は、「為替については議論がでなかった…」との報道によりドル円は急反発で全モ…🔥

その後は、トランプ大統領のによるパウエル議長解任騒動で再び円高ドル安方向へ…📉

金曜日は「グッドフライデー」によりキリスト教圏が概ね休場だったこともあり小動き…ただそれでもドルはジリジリと売られて142円台前半で引けました🤔

先週の日米関税協議で為替については議論されなかったものの、今週21日(月曜日)〜26日(土曜日)までIMF春季会合が開かれており、24日に加藤財務大臣とベッセント米財務長官で日米財務相会談が予定されており、この場で為替についての議論があれば大きく反応する可能性もあり、関連するニュースには注意したほうがイイかもしれません😱

ある意味、今週火曜日公開の「IMF世界経済見通し」よりも注目度が高いカモ…💦

今週の円相場も、関税交渉に伴う米政権からの円安批判への警戒感から円買いが意識される展開が続くかもしれません🤔

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
4月14日(月曜日)
米・FRBウォラー理事 講演 ハト発言🕊️

ドル売り📉

  • 関税政策で米経済に悪影響
  • FRBはリセッション回避のため利下げする可能性がある💦
4月16日(水曜日)
日米間税協議への警戒 円買い圧力
  • 対日関税に加えて、円安の是正注文への懸念…😳
米・小売売上高 好結果❗️
  • 関税前の駆け込み需要🤔
  • 次回以降の悪化懸念
  • ほぼスルー💦
米・FRBパウエル議長 講演 タカ発言🤔
  • 前回FOMC時と同様に、利下げには慎重な姿勢…
4月17日(木曜日)
日・赤沢経済再生相 会見 円反発❗️
  • 為替の議論は無かった…
  • 売で反応→円買いへ回帰😅
米・トランプ大統領

パウエル議長解任に言及

ドル売り圧力📉
  • 自身のSNSにてパウエル氏を酷評👎
  • 解任は一刻も早く実現すべきだ!

今週の注目点

今週は、個人的には24日の「日米財務相会談」が最も注目ではないかと思います。

他にも「IMF世界経済見通し」や「米・PMI」他、PMI集中発表、「米・ベージュブック」など、注目度の高い経済指標やイベント散りばめられており、気の抜けない週です😅

金融イベントとして、IMFと世界銀行の春季会合、G20 財務相・中央銀行総裁会議が開かれることもあり、各国関係者からの発言やニュース報道は気にしておくようにしましょう✨

また、先週同様にトランプ関税関連、米政権発のニュースやSNS投稿に加えて、日米財務相会談関連のニュースにも要注意です…🧐

今週の無料EA運用スタンス

先週同様、慎重気味にロット控えめで行きましょう😅

スルー気味のことも多いのですが、個人的には「米・ベージュブック」についてはマイルールで事前にEAは一旦止めることにしています。

また、本日21日は独・英・豪などの市場が休場となりますのでご注意ください。

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
4月21日 独・英・豪・休場
火曜日
4月22日 米・IMF世界経済見通し
水曜日
4月23日 17:00 欧・製造業、サービス業 PMI EUR
17:30 英・製造業、サービス業 PMI GBP
22:45 米・製造業、サービス業、総合 PMI USD
27:00 米・ベージュブック USD
木曜日
4月24日 日・日米財務相会談 JPY
金曜日
4月25日 08:30 日・東京都区部消費者物価指数 CPI JPY
15:00 英・小売売上高 GBP

順に見ていくと…


4月22日(火曜日)

「IMF世界経済見通し」が公開されます。

公開データはこちらから確認できます。

トランプ関税の発表以降、各国のGDP成長率がどれくらい下方修正されるのか(2025年1月17日公開のデータとどの程度変わっているか)が注目されます。

下方修正の幅が予想外に大きかった場合は、よりリスクオフの流れが強まる可能性があり注意が必要かもしれません🔥


4月23日(水曜日)

17時から順に「製造業、サービス業 PMI」集中発表があります。

トランプ関税への警戒感から、事前予想では主要国全てにおいて悪化予想となっています😱

結果とそれに対してどの程度チャートが反応するのか、一応注目しています。

27時「米・ベージュブック」

今回のベージュブックではトランプ関税発動後のデータが少し含まれるので、内容の変化に多少注目されているように思います。


4月24日(木曜日)

「日・日米財務相会談」

為替分野についても協議をしていく以降を示していることから、非常に注目度は高いと思われます。

会談時間については前後する可能性があるので注意しましょう。

また、日銀の植田総裁もG20に参加しているので、万一ですが植田総裁とベッセント財務長官の会談……なんて事になれば、相当な円買いにつながるインパクトになる可能性もあるように思います🔥


4月25日(金曜日)

8時30分「日・東京都区部消費者物価指数 CPI」

事前予想では高い伸びとなっていますが、目下の円相場における最大関心事は、トランプ関税に伴う交渉と米国側(ベッセント財務長官)が円安是正の圧力をかけてくるのか…というところなので、重要指標ではありますが反応は限定的となるかもしれません…🤔

15時「英・小売売上高」

前回結果はクリスマス〜年末セールが含まれていたので、今回は前月比で若干のマイナス予想となっています。

ある程度以上のブレが無いと、反応は限定的になるような気がします…😇

今週は重要イベントが多数あり、ニュースや要人発言には十分注意して慎重に頑張っていきましょう👍








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