今週の経済指標(20251110)


先週は、米国の利下げ見通しの行方と日本側の国内事情が主な材料となったように思います。

ドルは週明けから、全週後半のドル買いの流れとFRBの12月利下げ不確実性もあり、ドル買い優勢でスタート🧐

円も前週後半にお大きく円安に振れてから154円台で推移していたところ、日本政府・関係当局から急激な変動(円安)を牽制する発言があり、その後は介入警戒感からか円は対ドルで一時153円付近まで値を戻す形に…🤔

ただ、効果は長くは続かず、翌日には口先介入前の水準に💦

政府機関の一部閉鎖の影響が続く米国では、5日発表の民間経済指標(ADP雇用統計・ISM製造業)の好結果を材料に米ドルが買われました。

しかし、週末に向けては長引く政府機関閉鎖への懸念や悪い指標結果などから大きく値を崩し、結果的には若干のドル安、円については円高となりました🤔

先週の振り返りから

先週のドル相場は、前週のFOMCでのパウエル議長の記者会見で「12月利下げは確定ではない…」「データ次第…、政府機関一部閉鎖でデータ不足なら慎重にならざるを得ない…」といった趣旨の発言があったことから、先週前半のドル買いを支える材料となったようです…🧐

しかし、週を通してみれば上げて⤴️…下げる(全モ)⤵️…といった感じで、若干売られ気味💦

細かく見ると、政府機関一部閉鎖の影響で重要指標の発表がなく材料不足感の中、ISM製造業は悪化💦、ADP雇用統計は好調✨、ISMサービス業は好調✨、ミシガン大消費者信頼感指数は悪化💦…と、民間発表の信憑性が微妙な指標も含め結果はマチマチ…🧐

パウエル議長はデータ次第…と言うが、明らかにデータ不足な状態…

現状、些細な材料や思惑、市場心理などで相場が動きやすいように思います。

ただ、超党派の下院議員による、共和・民主それぞれの妥協案で「原則声明」を公表するなど、政府閉鎖終了に向けた動きも見られ、進展が非常に気になります🤔

今週についても、重要指標の発表が見送られノーイベントの可能性があるのですが、米CPIだけは発表されるカモしれません(カモですが…)🤔

すべての指標の公開が見送られる中、前回はCPIだけが特別に発表された唯一の重要指標だったので、ひょっとすると今回も…

まぁ、危険な指標が多数あれば、それはそれで難しいのですが、現状のような重要指標の発表がない状態というのも、これはこれでやり難いものです💦

円相場については、週明けは日本市場が休日の間にドル買いが先行し、ドル円は153〜154円台で推移。

4日には片山財務相が閣議後会見で「高い緊張感を持って見極めている」と改めて警戒感を示したことで(口先介入)、相場に短期的な円買いが入りました🔥

翌5日には、三村財務官が「為替の動きは日米の金利差から想定される水準からやや乖離している…」と公に指摘したことが前日の片山財務相の牽制を後押しする形に🤔

また、勤労統計調査(9月速報)では実質賃金が9か月連続でマイナスとなるなど(9月分、前年同月比約▲1.4%)、家計の購買力が伸び悩む現実が伝わり、日銀の利上げ期待を鈍らせる材料になりました。

これが中長期的には円売り圧力になり得る一方、新政権ということもあり短期的には当局コメントでの反応が強く出る“政治リスク相場”もあったように思います。

週後半は、米長期金利や米経済指標(ISM・雇用関連など)の影響もあり、ドル要因に左右される相場となりましたが、週を通してみれば円高ドル安方向へ動いた週となりました🧐

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
11月4日(火曜日)
日・片山財務相 口先介入 円買い🔥
  • 「高い緊張感を持って見極めている」
  • 強めの円買いで反応😱
11月5日(水曜日)
日・日銀会合 議事要旨 概ね無難💦
  • 高田、田村委員が利上げを提案→反対多数で否決🧐
  • 複数の委員がもう少し中立金利に近づけたほうが…🤔
  • 今後、変化があれば利上げ期待へ❗️
米・ADP雇用統計

ISMサービス業

好調❗️
  • 政府機関閉鎖で材料が少ない中のドル買い材料
  • ドル買い📈
11月6日(木曜日)
英・BOE会合 政策金利 据え置き
  • 予想通りの据え置きだが、内容が5:4で近差🧐
  • 反応は「噂で買って事実で売る…」的に買いで反応🧐
10月7日(金曜日)
米・ミシガン大消費者信頼感指数 悪化💦
  • 前回53.6、予想53.0、結果50.3🤔

今週の注目点

今週は、発表されれば米CPIがメインイベントとなりますが…現状なんとも言えません💦

また、指標が発表されないのを補うかのごとく、FRB関係者の発言機会が多数予定されており、材料が少なければ当然注目度は上がる可能性があります🧐

特に水曜日の夜に多いので、発表時間だけは一応意識しておきましょう。

マーケット情報が乏しければ政治要因など、他の情報が材料視される可能性が上がりますので、幅広くヘッドラインだけは注意しておきましょう。

今週の無料EA運用スタンス

米政府機関の一部閉鎖の影響で、経済指標は非常に少なめとなっています。

閉鎖解除への道筋が見えてくるのかは分かりませんが、無理なロット勝負を避けて慎重気味に行きましょう✨

一応、米CPIについては閉鎖解除にかかわらず発表される可能性がありますので注意しておきましょう。

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨 重要度
月曜日
11月10日 10:30 日・日銀 中川審議委員の講演 JPY
火曜日
11月11日 米・休場 USD
16:00 英・雇用関連指標 GBP
水曜日
11月12日 23:20 米・ウィリアムズ NY連銀総裁 発言 USD
24:20 米・FRBウォラー理事 発言 USD
26:15 米・ボスティック アトランタ連銀総裁 発言 USD
木曜日
11月13日 16:00 英・国内総生産GDP GBP
22:30 米・消費者物価指数CPI USD
22:30 米・失業保険申請件数 USD
金曜日
11月14日 19:00 欧・国内総生産GDP EUR
22:30 米・小売売上高 USD
22:30 米・生産者物価指数PPI USD

*政府機関一部閉鎖が解除されれば発表される可能性あり

順に見ていくと…


11月10日(月曜日)

10時30分「日・日銀 中川審議委員の講演」

利上げに対しての考え方やヒントがあれば反応する可能性はあると思います。

講演は午前中ですが、午後から記者会見も予定されているようです🧐


11月11日(火曜日)

16時「英・雇用関連指標」

前回は失業率が4.8%へ悪化しましたが、今回も悪化が続くのかが注目されます。

事前予想では4.9%となっていて厳しそうです…

また、平均賃金含め雇用環境の変化に反応する可能性もあるので一応注目です🤔


11月12日(水曜日)

23時20分〜「FRB関係者の講演(発言)」

ウィリアムズ NY連銀総裁、FRBウォラー理事、ボスティック アトランタ連銀総裁と、要人発言が続きます。

材料が少なければ注目度は上がると思われます😅


11月13日(木曜日)

16時「英・国内総生産GDP」

それほど悪い数字は出ないよな気がしますが…どうでしょう🤔

22時30分「米・消費者物価指数CPI」「米・失業保険申請件数」

発表されるか分かりませんが、政府機関の一部閉鎖が解除されなくても、前回CPIだけ発表されたので、一応注意したほうがイイかもしれません🧐


11月14日(金曜日)

19時「欧・国内総生産GDP」

米政府機関の閉鎖が続いていれば、これで今週はおしまいです💦

22時30分「米・小売売上高」「米・生産者物価指数PPI」

発表されるかどうかは分かりませんが、発表があれば多少は反応するような気がします。

また、政府閉鎖が解除となれば、延期になっている他の指標についても発表予定がわかるかもしれません🧐

なんだかイマイチ締りませんが、今週も慎重に頑張っていきましょう😅








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