今週の経済指標(20180305)


先週の無料EAは、その前の週と違ってスキャルピングEA中心に積極的にポジションを取って大活躍してくれましてポートフォリオのパフォーマンスをグッと押し上げてくれました。

ユーロドルを中心に火曜日からの下げでガッツリ取れたのも良かったのですが、何よりも木曜日のニューヨーク時間からの反転上昇で殆ど騙しに合わず無キズでスルーできたのが大きかったです。

今週は重要指標がてんこ盛りのような感じですが、一番の注目は「米地区連銀経済報告(通称ベージュブック)の公開」かなと思います。

無料EAの稼働については非常に悩ましい判断を迫られるかもしれません。

今週の経済指標をまとめて見ましたので参考にどうぞ。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
 3月5日 未明 伊・総選挙結果発表 EUR
10:45 中・Caixinサービス業PMI CNH&AUD
18:30 英・サービス造業PMI GBP
24:00 米・ISM非製造業景況 USD
火曜日
 3月6日 09:30 豪・小売売上高、経常収支 AUD
12:30 豪・豪準備銀行(RBA) 政策金利 AUD
17:15 スイス・消費者物価指数CPI CHF
18:30 南ア・四半期GDP ZAR
24:00 米・製造業受注 USD
水曜日
 3月7日 09:30 豪・四半期GDP AUD
19:00 欧・EU四半期GDP 確定値 EUR
22:15 米・ADP民間雇用統計 USD
22:30 米・貿易収支加・貿易収支 USD
24:00 加・カナダ中銀(BOC) 政策金利 CAD
24:30 米・EIA石油在庫統計 USD&CAD
木曜日
 3月8日 04:00 米・ベージュブック USD
08:50 日・GDP 改定値、貿易収支、経常収支 JPY
09:30 豪・貿易収支 AUD
未定 中・貿易収支(ドル&人民元) USD&AUD
15:45 スイス・失業率 CHF
21:45 欧・欧州中銀(ECB) 政策金利 EUR
22:30 欧・ドラギECB総裁 記者会見 EUR
22:30 米・新規失業保険申請件数 USD
金曜日
 3月9日 10:30 中・消費者物価視指数CPI、生産者物価指数PPI CNH&AUD
未定 日・日銀金融政策決定会合 JPY
15:30 日・黒田日銀総裁 記者会見 JPY
16:00 独・鉱工業生産、貿易収支、経常収支 EUR
18:30 英・鉱工業生産、製造業生産、貿易収支 GBP
22:30 加・雇用者数変化、失業率 CAD
22:30 米・非農業部門雇用者数、失業率、平均賃金 USD

では、順に重要そうなものを拾っていきます。

「伊・総選挙結果発表」などがありましたが、今週のスタートは警戒されていたように荒れることはなく、落ち着いたスタートのようです。

今日3月5日24時に「米・ISM非製造業景況」がありますが、先週の製造業の方が良かったので、良い数字が出るとひょっとしてドルが買われるかもしれません。

3月6日火曜日12時30分、「豪・豪準備銀行(RBA) 政策金利」ですが、たぶん金利自体は据え置きと見られていますが、発表後の声明の方が動く可能性があるように思います。

翌日の早朝にも豪州中銀総裁の講演があるようなので、豪ドルについてはちょっと頭の隅においておいた方が良いと思います。

3月7日水曜日22時30分、「米・貿易収支加・貿易収支」があります。今アメリカの関税に関して世界中が混乱している最中なので、予想とのとっとした差で市場が過剰反応する可能性もあるように思います。

24時には「加・カナダ中銀(BOC) 政策金利」ですが、カナダドルを触っている人は一応頭の隅に置いておいてください。

そして3月8日早朝4個、今週のメインイベント「米地区連銀経済報告、通称ベージュブック」です。

FRBがパウエル議長の新体制になって、このベージュブックは次回のFOMCのたたき台となるので、市場での注目度は非常に高いと思います。

無料EAにとって今週一番のデンジャラスゾーンかもしれません。

同日、普段はあまり気にしないのですが「中国の貿易収支」が発表される予定です。

しかし今は、関税絡みで世界中で炎上気味なので7日のアメリカの貿易収支と同様、今回は中国の貿易収支で米ドルが反応する可能性があると思うので注意した方が良いかもしれません。

しかし、調べても時間がわからないのでなんとも….(多分、時間は発表されていないと思います)

そして同日夜、21時45分「欧・欧州中銀(ECB) 政策金利」続いて22:30「欧・ドラギECB総裁 記者会見」、「ドラギナイト」です。

経済成長が鈍化してきている中で、今まで強気だったECBが今回どういうスタンスの発言をするのか非常に注目されていると思います。

3月9日、例の「日・日銀金融政策決定会合」です。

12時30分(12時25分とも言われている)くらいまでに発表されればスルーされる可能性が高いというやつですが、今回は12時25分を過ぎた場合はそれだけで大きく円が動く可能性があると思います。

最近チラチラと出口戦略をほのめかす黒田総裁ですが、今回はなにかやらかすのではないかと見ている人も多いように思います。

その後、3時30分の「日・黒田日銀総裁 記者会見」が終わるまでは気が抜けない状態ではないでしょうか。

最後は22時30分恒例の「米・非農業部門雇用者数、失業率、平均賃金」

言わずと知れた「雇用統計ナイト」です。

今週はこんな感じで結構やりにくいかもしれません。

慎重に頑張りましょう。

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