myfxbookの登録方法


MT4でEAのポートフォリオを運用する場合、必須と言えるのが「myfxbook」です。

私自身も使っていて、当サイトの無料EAのリアルテスト口座のものも公開しています。

正直言って、これがないとポートフォリオの運用に支障がでるのではないかと思うくらい重要なので、MT4での自動売買をやっている人は是非導入してみてください。

具体的には、EAごとのトレードの分析ができるのでポートフォリオの状況と調子の良いEA、悪いEA、また過去からの状況などが簡単に調べることができます。

また何と言っても非常に多彩な分析と集計ができるので自動売買だけでなく、裁量トレーダーにとっても有益だと思います。

これを元に、EAのロットをどうするかとか、ポートフォリオから外すかとか、パラメーターの見直しをやった方が良いか…….などの判断の根拠にするわけです。

以前は日本国内にも「トレサポ」とか似たようなサービスがあったのですが、残念ながら現在はなくなりました。

*トレサポは懐かし〜です。鯖重かったけど使いやすかったような気がします。

では、順番に説明していきます。

*2018年3月18日追記

myfxbookのサイトへ行で新規会員登録する(無料)

まずは、myfxbookのサイトへ行って、新規会員登録(無料)します。

>myfxbook公式サイト

myfxbook公式サイトへ行き、①のところに必要事項を入力して会員登録します。

*ここで入力したメールアドレスとパスワードは後ほど使いますので、記録しておいてください。

言語環境が日本語でない場合は②のところでところに国旗がたくさん出ていると思いますので、「日の丸」をクリックすると日本語環境になります。(微妙な日本語ですが…)

「登録をお願いします!」をクリックするとすぐに、登録したメールアドレスにアクティベーション用のリンクが記載されたメールが届きますので、そのリンクをクリックすると登録は完了します。

データ送信用myfxbookのEAをインストールする

次に、集計するアカウントを作りデータ送信用のmyfxbookのEAをインストールします。

まず、メニュの「ポートフォリオ」から「アカウントを作成」を選択します。

切り替わった画面で「アカウント作成」をクリックします。

プルダウンから「Meta Trader4(EA)」を選択するとインストーラーがダウンロードされます。

MT4を終了させて、「EaInstaller」を実行します。

開いたウインドウで、myfxbookのEAをインストールするMT4を選択して「Install」ボタンをクリックして、下のウインドウになったら「Finish」ボタンをクリックします。

インストールしたいMT4が表示されていない場合は、「Add …」から、MT4のフォルダを指定します。

これで、データ送信用のmyfxbookのEAがインストールされました。

MT4にmyfxbookのEAをセットする

myfxbookのEAをインストールしたMT4を立ち上げて、EAをセットするためにチャートウインドウを1つ新しく開きます。(通貨ペアはなんでもOK)

MT4のナビゲーターウインドウのエキスパートアドバイザーの中から「myfxbook」EAを探して、そのウインドウにドラッグ&ドロップします。

するとEAのパラメーター設定パネルが開きますので、myfxbookに登録した時の「メールアドレス」と「パスワード」を入力します。

入力した情報は、「保存」ボタンをクリックして、通常のEAのパラメーターと同じように名前をつけて保存しておくことができます。

そうしていおくと、セットし直す時などはパラメーターファイルを読み込めば済みますので便利です。

「全般」のタブを選択して、チェックボックスを以下のように設定します。

*特に「DLLの使用を許可する」のチェックが外れていると動きませんので注意してください。

設定が終わりましたら「OK」ボタンをクリックします。

次にターミナルウインドウで「口座履歴」を選択します。

表示された口座履歴の上にポインタを持って行って右クリックして、開いたメニューの一番上の「全履歴(H)」を選択します。

myfxbookへの登録が完了するまでは、全履歴のままにしておきましょう。

EAをセットしたチャートウインドウが以下のようになればOKです。

myfxbookへのデータ送信は、デフォルト設定の場合5分間隔なので、上記のようになるまで5分ほどかかる場合があります。

しばらく待っても「Last Publish」のところが「Never」になっている場合は、一旦MT4を閉じて、もう一度立ち上げてみてください。

これで、MT4側の設定は完了です。

myfxbookのウエブページでの設定と認証

もう一度myfxbookへ行きログインします。

右上のユーザー名のところをクリックして、開いたパネルから「設定」を選択します。

今回は次々と作業を進めてきたので、まだデータの受信が完全にできていないようですが、とりあえず編集をクリックして次に進みます。

以下の部分を入力して行きます。

①のところは、MT4のブローカーを探して選択します。

②のところは、わかりやすい名前を自由につけられます。

③のところは口座の状況に合わせて選択してください。

入力したら、一番下までスクロールさせて「保存」をクリックします。

売買履歴のデータが受信されないと、これ以上先へ進めないので、しばらくコーヒーでも飲んで休憩しましょう。

早ければ5分くらい、遅くとも15分くらいでデータを受信できると思います。

データが受信されると先程の画面が以下のようになります。

再び「編集」から設定画面に入ります。

まずサーバーを選択して、次に投資家のパスワードで「UpdatePassword」ボタンをクリックして開いいたウインドウでMT4のログインするときのパスワードを入力して保存をクリックします。

入力ができたら「Connect」ボタンをクリックします。

入力内容が正しければ、少し待つと「口座に接続しました」と表示されます。

サーバーはMT4のログインするときのウインドウに出ています。

「サーバー」はMT4のナビゲーターウインド、もしくはMT4のログインウインドウにも記載されています。

サーバーは書いてありますが、パスワードは伏字になっていて見ることができませんので、ブローカーから送られたログイン情報を記載したメール等を参照してください。

パスワードの承認

次に、パスワードの認証を行います。
この行程は土日などのマーケットが閉まっている時(オーダーが通らない時)はできませんので、平日の値段が配信されていてチャートが動いている時に行ってください。

「Authorization Password」のところに記載された文字列をコピーしてMT4のオーダーコメント欄に貼り付けて注文を出します。

注文は実際に約定しないような注文で出します。

ちょっとややこしいのでステップバイステップで説明します。

任意のチャートウインドウの上で右クリックします。(今回はわかりやすくUSDJPYで)

その中から「注文発注」>>「新規注文」を選択します。

開いた注文パネルで順に入力していきます。

まず、「数量」のところに最低ロットを入力します。一般的には「0.01」です。

次にコメント欄に先程コピーした「Authorization Password」を貼り付けます。

注文種別は「指値または逆指値注文(新規注文)」を選択します。

注文種別は「Buy Stop」か「Sell Stop」、今回は「Buy Stop」を選択します。

価格欄には「Buy Stop」の場合、現状価格よりかなり高い価格を指定して注文が履行されないようにします。

この時のドル円が106.6円くらいだったので、120円と入力しておきました。

内容を確認して「発注」ボタンをクリックします。

MT4の取引画面に注文が表示されます。

コメント欄に「Authorization Password」が入力されていることを確認します。

myfxbookのEAが情報を送信するまでしばらく待ちます。(5分〜10分くらい)

データが送信されmyfxbookのサーバー側で処理がされたら、myfxbookへログインして右上のユーザー名から設定をクリックすると以下の様な表示に変わっていると思います。

「アカウントが正常に許可!」と表示されていれば処理が終わっています。

myfxbookのデータを他の人が見れる様にしたい場合は「アクセス許可」の項目で公開したい項目をパブリックに変えます。

パブリックの項目はログインしていなくても見れる情報です。

設定を確定する場合は一番下までスクロースして「保存」をクリックします。

マジックナンバー表示をEA名などに変える

最後に、EAを複数稼働させている場合は一番下の「マジックナンバー」の項目を入力します。

EAの名前+通貨ペアなどにしておくとわかりやすいと思います。

また、表示非表示の設定や、折れ線グラの色も指定しましょう。

今までの全オーダーのマジックナンバーが表示されています。

統計を見たい(加えたい)ものにのみチェックを入れます。

統計に必要がない不要なマジックナンバーはチェックを外すとmyfxbookのページの「カスタム分析」の「マジック」の項目に表示されなくなります。

白い四角のところをクリックすると表示させたときの折れ線グラフの色を指定できます。

空欄にEA名などを表示しておくとわかりやすいと思います。

マジックナンバーのところで設定したEA名がmyfxbookにこんな感じで反映されます。

以上でmyfxbookの登録は終了です。

最後に…

手順通りに普通に登録されると「検証済みの実績」と「検証済みトレーディング権限」にグリーンのチェックが入るはずです。

何年か前に何度も認証させても「X 実績を検証することができません」と表示されることがありました。

MT4のバージョンがどんどん上がり、myfxbookのEAが対応できなくなった場合にそうなる場合があるようでして、そういう場合はもう一度EAをダウンロードしてインストールすると改善する場合があります。

また、どうしても改善しない場合は一番下のフッターの中の「バグを報告する」から以下の一文を貼り付けて送信して見てください。

An account will not be attested.

ここから連絡すると、意外と早く中の人が対応してくれます。

MT4でEAを使う人にとっては、myfxbookは必須だと思いますので、まだ使っていない人は是非、使うようにしてください。

合わせて myfxbookの使い方 もご確認ください。

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