無料EAには厳しい相場環境…
昨日はイギリスの物価関連の指標があり、その結果を受けポンドが急落しました。
その急落で無料EA「Break-1」がポジションを取ったのですが残念ながら急落からの戻り局面で損切りとなりました。
この時は裁量でもポジションを取ったのですが、ちょっと「Break-1」のポジション取りが遅いかな〜と思っていましたが、悪いことに予感が的中しました。
その指標結果です。
前回 | 予想中心値 | 今回結果 | |
消費者物価指数(CPI)_前年比 | +2.7% | +2.7% | +2.5% |
生産者物価指数(PPI)_前年比 | +2.6% | +2.3% | +2.4% |
小売物価指数(RPI)_前年比 | +3.6% | +3.5% | +3.3% |
まず消費者物価指数(CPI)が前年比で下がりまして、予想値からも0.2%下がりました。ついで生産者物価指数(PPI)も前年比で0.2%の下げとなりました。ただ市場予想がかなり低かったので市場予想よりはちょっとプラスでした。
CPIとPPIがマイナスなので、当然ですが小売物価指数(RPI)もマイナスになります。
この結果を見れば売られるのも仕方ないのですが、その時のチャートが以下です。
<GBPUSDのM15>
結果的に見れば底付近で「Break-1」が複数のポジションとりました。
ここ最近はポンドは上がり続けていたので、もう少し大きく下がる可能性もあると思っていたのですが、残念ながら意外と下がりませんでした。
発表から底値まではだいたい100pipsくらいですが、ポンドにしては可愛いもんじゃないかと思います。
裁量でポジションを取った人は、私も含めて発表から1〜5分くらいの間にショートしていると思うのでそれなりに取れたのではないでしょうか。
ただ、気になるのがこの日の東京が終わったあたりから、急にポンドは下がり始めていますよね….
こう言うのを見ると「指標が漏れてる…..」と言いたくもなります。
他のスキャルピングEAに関しては、行ったり来たりの相場の中で大人しく、じっと我慢しているといった感じです。
その他、今週の経済指標でも書きましたがカナダドルは暴落気味でしたね。最近は政策金利は据え置きで売られるパターンが多いみたいです。
あと今日の午前3時に、地区連銀経済報告(ベージュブック)がありましたが、見事なまでに完全スルーでした。警戒していましたが、あまりのスルーっぷりに日時を間違えたかと思いましたww
この辺りもドル円をメインでやっている人にとっては非常にやりにくいところだと思います。
無料EAにとって非常にやりにくい展開が続いていて微損の状態ですが、厳しい時はじっと我慢でいいと思います。
早く良い流れになってくれることに期待したいと思います。