先週は前半でトレンド方向に相場が動いて、無料EAにとっては良い結果でしたが中盤から後半にかけては週末の雇用統計待ちのムードのせいか方向感がイマイチでもう一段の利益を伸ばせませんでした。
今週のスタートは比較的静なスタートとなっており、若干戻り方向でのスタートとなっています。(まだアジア時間なのでなんとも言えませんが….)
今週はピックアップするものが少ないのですが、メインイベントは5月10日のイギリスの金融政策発表ではないでしょうか。
少ないながらも、今週の重要そうな指標をまとめてみましたので参考にしてみてください。
*日時はJST(日本時間)です。
今週の経済指標とイベント | ||||
日付 | 時間 | 経済指標(イベント) | 通貨ペア | 重要度 |
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火曜日 | ||||
5月8日 | 10:30 | 豪・ 小売売上高 (前月比) | AUD | 大 |
17:30 | 米・FRBパウエル議長の議会証言 | USD | 大 | |
水曜日 | ||||
5月9日 | 21:30 | 米・生産者物価指数(PPI) | USD | 大 |
16:55 | 米・EIA原油在庫 | USD | 中 | |
木曜日 | ||||
5月10日 | 06:00 | NZ・RBNZの政策金利 | NZD | 中 |
17:30 | 英・製造業生産 (前月比) | GBP | 大 | |
20:00 | 英・BOE政策金利・金融政策発表 | GBP | 大 | |
21:30 | 米・コア消費者物価指数(CPI) | USD | 大 | |
金曜日 | ||||
5月11日 | 21:30 | 加・雇用者数増減 | CAD | 大 |
22:15 | 欧・ECBドラギ総裁のスピーチ | EUR | 大 |
順番に見ていきますと、明日火曜日の17時30分に「FRBパウエル議長の議会証言」があります。正直言ってどんな発言がされるかまったく予想がつきませんが、できればノラリクラリと当たり障りのないスピーチでお願いしたいと思います。
翌日水曜日の21時30分には、アメリカの物価関連の「生産者物価指数(PPI)」が発表されます。木曜日にも「コア消費者物価指数(CPI)」が発表されますが、予想と大きくかけ離れた数字でなけらば影響は限定的なような気がします。
木曜日の早朝6時にはニュージーランドの政策金利が発表され、その後記者会見などがあります。無料EAのポートフォリオではNZDの通貨ペアはありませんが、NZDを触っている人は要注意だと主追います。
ちなみに国を漢字で表す略名でニュージーランドは「新」と表現します。(あまり使われないみたいです)
17時30分には「英・製造業生産 (前月比)」があります。この後のメインイベントのことを考えると影響はなんとも言えませんが、ポンドなので注意した方がよいかもしれません。
で、20時は今週の「英・BOE政策金利・金融政策発表」です。
金利、資産購入枠ともに据え置きのような気もしますが、そろそろ何か動きがあっても良さそうな気もしないでもないので要注意(お楽しみ)かもしれません。
金曜日は21時30分に「加・雇用者数増減」カナダ版雇用統計があります。無料EAではCADの通貨ペアはないのですが、カナダドルが大きく動けば米ドルはじめ他の資源国の通貨にも影響があるように思うので、カナダドルを触っていない人も一応は見ておいた方が良いと思います。
最後21時15分は「欧・ECBドラギ総裁のスピーチ」です。この時間だと自動売買の人は稼働を止めている人もいると思うので影響は少ないと思います。裁量の人などは注意が必要かもしれません。
指標以外では米朝首脳会談など不安要素もありますが、ここ最近のドル高傾向が続いてくれることを願い、無料EAには先週に引き続き頑張って欲しいと思います。