今週の経済指標(20180730)


先週は金曜日にやっと活気付いてエントリーしたスキャルピングEAのポジションを出かける都合で利益確定できなかったのが悔やまれますが、利用者の方はガッツリ取れたのではないでしょうか。

ここ数ヶ月はまぁまぁの調子でポートフォリオは推移していると思います。

EAの調子がいいとついついロットを強気に上げたくなりますが、良い時もあれば悪い時もありますので、その悪い時でも淡々とトレードできるロット設定で行きましょう。

先週はユーロドル以外はあまり動かなかった一週間でしたが、今週は指標とイベントが盛りだくさんです。

FOMC、BOE政策金利、米国雇用統計など重要なイベントが多くあり、無料EAの稼働では注意が必要で、MT4でポジションがある場合などは悩ましい判断を迫られる場合があります。

今週の重要なイベントをまとめてみましたので参考にしてみてください。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
 7月30日 21:00 独・消費者物価指数CPI 速報値 EUR
火曜日
 7月31日 08:50 日・鉱工業生産 速報値 JPY
10:00 中・製造業PMI CNH&AUD
未定 日・日銀金融政策決定会合 JPY
15:30 日・黒田日銀総裁 記者会見 JPY
16:55 独・失業者数、失業率 EUR
18:00 欧・失業率、GDP、消費者物価指数HICP 速報値 EUR
21:30 加・月次GDP CAD
21:30 米・個人消費支出PCE、コアPCE、PCE価格指数、個人所得 USD
23:00 米・CB消費者信頼感 USD
水曜日
 8月1日 07:45 NZ・新規雇用者数、失業率 NZD
10:45 中・Caixin製造業PMI CNH&AUD
16:55 独・製造業PMI 改定値 EUR
21:15 米・ADP民間雇用統計 USD
23:00 米・ISM製造業景況 USD
23:30 米・EIA石油在庫統計 USD&CAD
木曜日
 8月2日 03:00 米・FOMC政策金利 USD
10:30 豪・貿易収支 AUD
18:00 欧・生産者物価指数PPI EUR
20:00 英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録、BOEインフレ報告 GBP
21:30 米・新規失業保険申請件数 USD
金曜日
 8月3日 08:50 日・日銀政策会合議事録 JPY
10:30 豪・小売売上高 AUD
10:45 中・Caixinサービス業PMI CNH&AUD
16:15 スイス・消費者物価指数CPI CHF
17:30 英・サービス業PMI GBP
21:30 加・貿易収支 CAD
21:30 米・非農業部門雇用者数、失業率、平均賃金、貿易収支 USD
23:00 米・ISM非製造業景況 USD

順に見ていきますと……

7月31日火曜日、発表時間によって発表内容が予想できるという例の「日銀金融政策決定会合」があります。

12時25分くらいまでに発表された場合はスルーされる可能性が高く、発表時間が遅くなるとサプライズの傾向があるというやつですが、最近は発表される時間ばかり気にしているように思いますww(ハズレることもありますので…)

最近は12時以前に発表されることが多かったのですが、今回は12時を大きく回ってからの発表、場合によっては12時30分以降になるのではないかとの予想をする向きもあるみたいで、警戒している人はいつもより多いように思います。

また、この発表自体より午後3時30分からの黒田総裁の記者会見の方がインパクトがある可能性もあるように思いますので、今回の「日銀金融政策決定会合」〜「黒田総裁の会見」はいつもより注意した方が良いかもしれません。

自動売買的には、以前はよく言われた「黒田バズーガー」的なものは勘弁してほしいと思います。

同日18時にはユーロ圏の「失業率、GDP、消費者物価指数HICP 速報値」の発表があります。最近のユーロは指標に対してはスルー気味ですが、これだけまとまって発表されれば多少は動くのではないかと思ったりもします。

21時30分には「加・月次GDP」と「米・個人消費支出PCE、コアPCE、PCE価格指数、個人所得」が同時刻に発表されます。

正直カナダはよくわかりませんが、大きく反応することが多いように思いますので一応気にはしておいた方がいいかもしれません。

米国については、指標もありますがトランプ大統領の言動で大きく動くのでトランプ大統領のツイッターたニュースには多少気を配った方がいいかもしれません。

8月2日は「米・ADP民間雇用統計」、「米・ISM製造業景況」、「米・EIA石油在庫統計」がありますが、FOMC前ということもあり予想と大きく違った数値でないと動きにくいのではないかと思います。

日付が変わってすぐ、午前3時に「米・FOMC政策金利」があります。事前の予想では金利自体は据え置きの予想でして、次回以降の利上げがいつ行われるのかという点に市場の関心が集中しているように思います。

英語力のある方なら、発表された分譲を読み解いてその中のニュアンスを素早く読み解ければトレードチャンスにつながる可能性もあるかもしれません。

さらにビッグイベントが続きます。20時には「英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録、BOEインフレ報告」があります。

市場予想では、今回は利上げするだろう…というのが大方の見方ですが、なにせポンドなので、利上げは織り込まれていて発表された議事録の中にハト派的なコメントがあったりした場合は利上げして売られるなんてこともあるかもしれませんw

翌8月3日金曜日、21時30分に「米・非農業部門雇用者数、失業率、平均賃金、貿易収支」、23時には「米・ISM非製造業景況」が発表されます。

今回はFOMC直後の雇用統計ですが、今回のFOMCで利上げがなかった場合は次回以降の利上げを予想するのにこの2つの指標は非常に重要になるのではないかと思います。

時間的には自動売買でのMT4はすでに止めている方も多いと思いますので影響は少ないとは思います。

裁量で指標トレードを狙う場合、今週は「BOE」「FOMC」「米雇用統計」と3度チャンスがあります。

7月も終わり8月に突入ですが夏枯れ相場と言われる時期にも入ってきますので、そろそろ相場の流動性やスプレッドの変化も気にしていこうかと思います。

引き続き無料EAには頑張ってほしいと思います。

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一応この辺も要注意なのでは…………www

◯ トランプ大統領のツイッター

◯ トランプ大統領のツイッター(和訳)ww

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