先週は「米・消費者物価指数CPI」以降は多少動いたものの、稼働時間内でのボラティリティーが低めで、エントリーは「Scal-6」の3ポジションのみだったこともあり、結果的には+46pips程度の微益で終わりました。
ウクライナ問題に関しての噂から株が大きく売り込まれ、その煽りを受けて為替についても上下に振られる動きがありましたが、幸いにも無料EAのポジションがなかったことで影響はありませんでした。
今週以降もこの流れが続くのか……収束に向かうのかは非常に注目されます。
また、先月から行っている無料EAのパラメーターアップデートについては、「Scal-1」のゴールドとUSDCAD、「Scal-3」のGBPUSDについて、新しいパラメーターを公開しました。
いずれも、直近までのヒストリカルデータを使って最適化をやり直して、一定以上の結果が期待できるので、利用されている方はご確認ください。
今回の公開で、パラメーターの更新は一区切りとなります。
先週公開したパラメーターも含め、最近公開したものは以下です。
旧パラメーターを利用中の方は入れ替えをご検討ください。
実は上記以外にも最適化をしていた通貨ペアもあったのですが、イマイチ良い結果が出なかったので公開は見送っています。
今後も引き続き可能性を探っていき、良いパラメーターが見つかればお知らせいたします。
先週は、週末に向けてロシアのウクライナ侵攻の噂から相場が荒れ気味で終わりましたが、今の所大きな変化はなく、引き続きウクライナ問題と各国のインフレに対する急激な抑制対策(利上げ等)に注目が集まるものと思われます。
今週は、「FOMC議事録の公開」や「米・小売売上高」が注目されますが、他にもトリガーとなりそうな指標もあるので注意が必要かもしれません。
一応、FOMC議事録の前までに一旦EAは止めようと考えています。
現在のところ市場はデリケートな状態にあるようで、ニュースや噂で大きく反応することが考えられるので慎重に行こうと思います。
その他、重要そうな経済指標をまとめておきます。
*日時はJST(日本時間)です。
今週の経済指標とイベント | ||||
日付 | 時間 | 経済指標(イベント) | 通貨ペア | 重要度 |
---|---|---|---|---|
火曜日 | ||||
2月15日 | 08:50 | 日・GDP 速報値 | JPY | 大 |
16:00 | 英・失業率、平均所得、失業保険申請件数 | GBP | 大 | |
19:00 | 欧・EU圏GDP 改定値、ZEW景況感調査 | EUR | 大 | |
22:30 | 米・生産者物価指数PPI、NY連銀製造業景況 | USD | 中 | |
水曜日 | ||||
2月16日 | 10:30 | 中・消費者物価指数CPI、生産者物価指数 PPI | CNH&AUD | 大 |
16:00 | 英・消費者物価指数CPI | GBP | 大 | |
22:30 | 加・消費者物価指数CPI | CAD | 大 | |
22:30 | 米・小売売上高 | USD | 大 | |
木曜日 | ||||
2月17日 | 04:00 | 米・FOMC議事録 | USD | 大 |
09:30 | 豪・雇用者数変化、失業率 | AUD | 大 | |
金曜日 | ||||
2月18日 | 16:00 | 英・小売売上高 | GBP | 中 |
22:30 | 加・小売売上高 | CAD | 中 |
順に見ていくと…
2月15日火曜日
8時50分に「日・GDP 速報値」が発表されます。
昨年第4四半期のGDPでして、あまり反応しない日本の指標とはいえ、数字によっては国内株式市場が大きく動く可能性もあり、仮にそうなれば円相場にも影響が出ると考えられるので、一応注目しています。
16時には「英・失業率、平均所得、失業保険申請件数」など、雇用関連指標が発表されますが、ポンドの指標なので、結果に関わらず反応する可能性もあるので注意しています。
19時には「欧・EU圏GDP 改定値」の発表があります。
改定値なので、よほど速報値との差がないと動かないような気がします。
22時30分には「米・生産者物価指数PPI、NY連銀製造業景況」が発表されます。
先週はCPIの発表がありましたが、物価関連の指標は注目度が高いと思います。
2月16日水曜日
10時30分に「中・消費者物価指数CPI、生産者物価指数 PPI」が発表されます。
万一ですが、上海や香港市場が大きく反応した場合は他市場にも伝播し、為替市場にも影響が出る可能性も少しはあると思います。
16時にはイギリス、22時30分にはカナダの「消費者物価指数CPI」が発表されます。
ポンドもカナダドルも指標によく反応する通貨なので、一応注目しています。
22時30分には「米・小売売上高」があります。
前回-1.9%、事前予想では+1.8%と、注目度が高い指標の割には数字がブレそうな雰囲気があり、注意したほうがいいかもしれません。
個人的には、FOMC議事録の発表前に一旦EAを止めようと思っているのですが、この「米・小売売上高」の前に止めたほうが無難かもしれません。
2月17日木曜日
午前4時に1月25日の「米・FOMC議事録」が公開されます。
覚えている人も多いと思いますが、声明文の発表ではあまり反応せず、パウエル議長の記者会見で利上について言及がありバイーンと動いたときの議事録なので、注目度は結構高いのではないかと思います。
9時30分には「豪・雇用者数変化、失業率」があります。
直接無料EAには関係はありませんが、豪ドルを触っている人は要注意かもしれません。
逆に言えば、指標トレードを狙える可能性もあるのではないかと思います。
2月18日金曜日
16時にはイギリス、22時30分にはカナダの「小売売上高」が発表されます。
指標トレードを狙うには弱いかもしれませんが、どちらも可能性はあると思うので少しだけ期待しています。
こんな感じで今週も終わりです。
指標だけでなくいろいろ難しい問題もありますが、今週からは全て新しいパラメーターでの運用になるので期待したいと思います。